大岡川にはいろいろな楽しみがある。その一つに船の行きかう風景である。屋形船、釣り船、ボート、サップなどである。大岡川の両岸はセメントで築かれていることから波の衝撃が大きい。ボートや釣り船が行きかう時の波は両岸にぶつかり、また航跡も面白い。
「世の中を何にたとへむ朝ぼらけ漕ぎ行く船の白波」(拾遺集題知らず1327) また万葉集巻第三の351では「世の中を何に譬えむ朝びらき漕ぎ去にし船の跡なきがごと」と詠われている。
解説:この世の中を何にたとえようか。夜明け方に漕ぎ出して行く船の跡に立つ白波のように、立ってはすぐに消えゆくはかないものだ(良きにしろ、悪しきにしろ、嬉しいこと苦しいことも思い出になり、そしていつかは消えてなくなる)。
「世の中を何にたとへむ朝ぼらけ漕ぎ行く船の白波」(拾遺集題知らず1327) また万葉集巻第三の351では「世の中を何に譬えむ朝びらき漕ぎ去にし船の跡なきがごと」と詠われている。
解説:この世の中を何にたとえようか。夜明け方に漕ぎ出して行く船の跡に立つ白波のように、立ってはすぐに消えゆくはかないものだ(良きにしろ、悪しきにしろ、嬉しいこと苦しいことも思い出になり、そしていつかは消えてなくなる)。