いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

鎌倉五所神社・天王謡

2018年09月25日 10時29分43秒 | 狛犬&鳥居との巡り合い
 鎌倉の五所神社を訪ねてみた。ここは村にあった神社を統合して五所神社となった。ここに約800年ごろに歌い伝えられている歌がある。

 五所神社天王謡

 伊勢の鳥羽から朝山まいて アーラ ヨイ
 晩にや下田か ヤレコラ わかの浦 オモシロヤ
 潮にもまれて あと一流し アーラ ヨイ
 筏のせたや ヤレコレ 和賀のの茶屋 オモシロヤ
 飯島港かかろじゃないか アーラ ヨイ
 おたせ見たさの ヤレコラ 潮がかり オモシロヤ
 おたせばかりにや とらせておかぬ アーラ ヨイ
 わしもでてとる ヤレコラ とも綱を オモシロヤ
 沖のせのせの またせのあわび アーラ ヨイ
 潮にもまれて ヤレコラ みを廻す オモシロヤ
 沖のとなかに 茶屋町たてて アーラ ヨイ
 登り下りの ヤレコラ 舟をまちる オモシロヤ

 飯島てるてる 小坪はくもる アーラ ヨイ
 あざの材木座 ヤレコラ 金がふる

 はっきりと何時のころからとはわからないが、歌い伝えられている歌詞から判断すると鎌倉時代、いまの材木座が和賀(和賀江島)といわれた頃(約800年前)の昔から土地の人々によって愛誦されてきたといわれます。これは夏祭りつまり天王祭りの神輿渡御に歌う天王謡として取り入れられるようになり、永い間すたれることなくいまなお愛誦されている。
   

コメント
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