言葉に！決断と実行だ！

　3月11日午後2時46分に突然襲った、空前の地震と津波！そして放射能漏れ！今この事態に全国民がそれぞの思いを抱きながら行動されている。なのに！

　東京都の石原慎太郎知事が21日、首相官邸を訪ね、菅直人首相にに対し、東京電力福島第１原子力発電所への東京消防庁の放水作業を巡り、政府側から消防隊員に恫喝まがいの発言があったと強く抗議した。との報道があった。放水準備作業中の隊員に対して放水を続けなければ「言う通りやらないと処分する」と。
　その人物は、海江田万里経済産業相（東電との統合連絡本部入り）で今朝23日の新聞報道では処分発言に対し謝罪したが「直接話しはしていないと」歯切れが悪い。

　また、岡田克也民主党幹事長は、「各党・政府震災対策合同会議」で、物資輸送で「ヘリからのつりおろしをやっていることは誰も知らない。NHKにでも撮らせてテレビで流せばいい」と発言したと。まるで菅総理のお遍路行脚時の写真撮影のパフオーマンスと全く変わらない姿勢である。加えて、集団避難している「さいたまアリーナ」視察後国会内の幹事長室で周囲に「アリーナには人もモノもあり～な」と冗談を飛ばしていたと。同じく23日朝刊では「私はそういった発言は一切していない」と抗議したとか。いずれにしてもそのような煙が立つこと自体が問題である。

　東京消防庁ハイパーレスキュー隊員活動報告会で「あの強気の知事が涙を流して礼を言ってくれた。上からものを言うだけの官邸と違ってわれわれのことを理解してくれている」と活動した隊員は語った。

　民主党の中枢幹部がこのような体たらくで許されるのか。日本人は言葉に神秘的な力「言霊」があると信じている。言霊の働きによって幸せや不幸がもたらされる。言霊が幸いをもたらす国と、語り継ぎ、言い継がれてきたこの日本！言葉を大切に発して欲しい！