いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

ソロバンの名手?

2007年02月23日 18時51分16秒 | 兎に角書きたいの!
 税理士会が行っている申告無料相談会場に出かけた。待っている人は会場から溢れ自分の番までに相当の時間がかかったがようやく相談担当者の前に座った。会場は長机が並べられ、一つの長机に担当者が二人で相談を受ける人は四人座る。一人の先生が二人の人を指導している。なかなか大変なことである。自分で申告書を作成するシステムになっている。従って、計算に必要な「電卓」は、一つの長机に四個用意されている。指導を受けながら自分で計算するのである。
 そこで目に留まったのである。七十代の税理士先生が「ソロバン」を使用して計算しているのである。久しく「ソロバン」にお目にかかっていないので、その指の動き、玉を動かす音に見とれてしまった。ソロバンをこの様な場所でお目にかかるとは思いにもよらなかった。こうして計算されて税金は納められていくのである。
 国会議員の方々、庶民が以下に真面目に計算して己の税金を納めているかを十分に理解して、その税金に恥じない国会活動をしてもらいたい。資料を添付するのが煩雑だなんてこの申告にどれだけ細かい提出資料を求められているか。国会議員は国民の模範となる行動をとってもらいたいものである。この「ソロバン」を見て如何に庶民は苦労しているか。それでも、文句も言わずに税金を納めているのです。
 そんな感慨に浸った一時でした。
コメント
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