邦画ブラボー

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「阿修羅のごとく」で

2011年05月21日 | ●面白かったTVドラマ

昭和の映画・ドラマを見ていると

良く出てくるのは

台所で水を飲むシーンだ。

蛇口から出てくる水をごくごくと美味しそうに飲む。

コップは飾りっけの無いつるんとしたもので

デュラレックスとかそういうのではありません。

 

「阿修羅のごとく」でも

一杯飲んできた霧口茂

台所で水を飲み干して

「うちの水は美味い!」と言い

夫の浮気を疑っている八千草薫に

「何処の水は不味いの?」と皮肉を言われる場面があった。

そんな八千草も外出から帰ってきた後、

自らを落ち着かせるように

水道をひねり水を一気飲みするシーンがあって、

その後放心したような表情を浮かべるのであった!

とにかく水!

 

お酒に酔った人は必ず

水、水!と叫ぶ。ごくごく飲むのも水道水だった。

冷蔵庫をあけてペットボトルを取り出すのではない。

 

水のペットボトルって何時ごろから普及しだしたのかしらん??

 

それと男性の喫煙シーンだ!

 

難しい表情で考え事をするシーンには必ず片手に煙草、

事が終わったベッドで、喫茶店で、

自宅でくつろぐシーン・・と

良い悪いは別として

いつでも何処でもアクセサリーのように

煙草があったものだった~~

「阿修羅・・」では妻に先立たれて一人暮らしをしている

佐分利信が

寝煙草でボヤを出して

たばこやめるエピソードがありました。

 

昔の男性はこんなにタバコ吸ってたんだっけ?

と思うくらいみんな堂々とすぱすぱ吸っていたものでしたね~。

私の父も

缶ピース吸ってたし

大人の男のひとはみんな煙草臭かったっけね。