邦画ブラボー

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「知るを楽しむ:久世光彦 昭和を愛した不良②」

2008年03月19日 | ★TV番組
テレビ界の後輩として
「大石静」が出演。

生前久世が演出の案を練っていたという、
行きつけのCafeで撮影。
駆け出しの大石にとってとにかく怖い存在で
「こんなの撮れるか!」と台本をつき返されたこともあったと言う。

大石さんといえば
大河ドラマの脚本「功名が辻」を手がけるなど
今乗りに乗ってる作家だから
橋田須賀子みたいな女史を想像していたら、
くりくりと動く目も可愛らしい、若々しい方だった。
そして語り口がとってもチャーミング!

世の中に流されずに自身の価値観を通した久世を
すごいと言う。

80年代後半からのトレンディドラマの席捲によって
テレビは若者ターゲットになった。
今のドラマは視聴者に合わせているし
重いテーマのものは嫌われる傾向にあると。

私も最近めっきりドラマを見なくなってしまった。

「プリズン・ブレイク」や「24」など、
海外ドラマの人気の裏には
日本のドラマがつまらなくなったせいもあると思う。

久世さんが逝き、向田邦子スペシャルも
終戦記念日のドラマも見られなくなってしまった。
大人が見られるドラマが無いっていうのも淋しい話だ。
才能と根性のある人が出てきて
この流れをなんとか変えて欲しい。

見たい俳優さんならいっぱいいるしね!

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