邦画ブラボー

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「硫黄島からの手紙」観ました

2006年12月26日 | ★人生色々な映画
直球ストレート球です!

全編日本人しか出てこないのにまず驚いた。
それに日本語だ!

ありがてえ!

主役はまあ置いといて、
元憲兵の加瀬亮が、
硬質な外面とやわな内面を上手く表現していて良かったのと、
眉毛が太くて誰だかわからなかった久々の裕木奈江
情感を出してきらりと光っていた。

二部作として作られたこの作品に
賞賛の声が後をたたないのも納得できる。

それゆえに
複雑な気持ちになってしまう。

私たちは感心しているばあいではないのではないだろうか。
作ってもらっちゃって
脚本を書いてもらってる場合ではないのではないか??

これがアメリカ映画なのだということに面食らう。
(監督は日本映画だと言っているらしいが)

娯楽作ではないので
クリント・イーストウッドが
ライフル撃ちまくるということはありません。

それにしても何故日本映画ではないのか。
日本人の手によって作られたものではないのか・・
ううう みどもは、く、悔しいでござる。

これだけ観て「父親たちの・・」を観ないのは
「正しくない見方」なのだろうけど
何処でももうやってませんわ。
それもヘンな話だわね~

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