邦画ブラボー

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「七人の侍」

2005年11月01日 | ★ぐっとくる時代劇
何度も何度も何度も、観たくなる映画というのは
そうそうあるものでは無いが
この映画はそんな一本。

貧しい百姓たちに雇われた七人の侍が
野盗と化した野武士の一群に立ち向かう。

ただそれだけのストーリーなのに
ずずずと引き込まれ、釘付けにされてしまう。

俳優たちの見事な演技、ラストの死闘の素晴らしさ。
ユーモアも交えた忘れがたい台詞の数々・・馬も!

昔々「天国と地獄」と一緒に見た。
再び観て、あっけにとられるダイナミズムと
七人の侍、ひとりひとりの魅力に充分に酔った。

で、先週からず~っと観ています。

三船が百姓、そして侍をののしるシーン、子供を救った後泣くところ、
木村功が宮口精二に
「あなたは素晴らしいひとです!」と言う場面、
その後の宮口の表情などなど、挙げていたらきりがないほど
好きなシーンがある。

昔見たとき大仰に感じたテーマ曲も
今夜これを書いている間中、頭の中でグルグル鳴り続いている。

国の宝ですね、やっぱり。

1954年 黒澤明監督作品 脚本 黒澤明 橋本忍 小国英雄
撮影 中井朝一 音楽 早坂文雄 美術  松山崇 剣術指導 杉野嘉男 

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コメント (15)
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