マイ ベンツSLのオルタネーター(発電機)メンテナンスの続編。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/35/d806d7619df99e297710bf6f2d21b9e6.jpg)
前回の投稿では、ボルテージ・レギュレータの取り外しまで実施しました。
上の画像がレギュレータを外したオルタ本体の跡地。ローター側の回転子が見えます。
若干の摩耗が有るようですね。。。普通、可動部分のメカ的接続では当然「摩耗」
という現象が起ります。つまり、性能維持には、メンテナンスが必要で具体的には、
摩耗する部品の交換っていった具合の整備が必須となるんですね。
こうゆう類の部品では接触しあう部品の片方を他方より柔らかな材質をチョイスする
のが設計の基本となります。
今回のケースで言えば、交換し易いボルテージ・レギュレーター側の接触子の
材料硬度をオルタ本体のローター回転子の材料硬度より柔らかな材料を選定する
って事に成ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/59/42a0dea0a479598e7d26d9832d4222a1.jpg)
能書きはさておき、上の画像にちょいと注目です。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/ff/1a2ec9f9e806c4fc51d24e2a40de7a23.jpg)
色々と観察した結果、この板バネがボルテージ・レギュレータからのプラス側出力子
のようです。マイナス側は、レギュレータ取り付けのボルト穴ベース部分に
プレートが貼って有りそれが接続子と成っているようです。
オルタは、70Aの電流を発生する仕様ですが こんなちっこい接触子で・・・
う~む、容量大丈夫? って感じ。。。(-_-)
何はともあれ、この板バネはオルタ発電性能に重要な役割が有りそうなので
酷い汚れを研磨清掃を実施しました。(^_^)v
当然ですが、接続抵抗を減らして電気的接触を確保(改善)する目的です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/84/ba6b11dfb98932376a0faf6d74326ca5.jpg)
更にオルタ出力用のファストン端子も腐食などを除去研磨清掃します。
腐食などの不純物は接触抵抗と成って折角発電された電流の流を疎外してしまうので、
結果 電圧降下って現象と成ります。
こんな地道な作業が結果的に発電系の効率化に繋がると思いますね。 (^_^)v
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/91/fbb7f5a0ea3e38213b52c359085a26a4.jpg)
研磨清掃の後は、塵などを除去した後にケミカル材で科学的に清掃を実施です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/17/4f9207706bb7d5a69d08d256009306f1.jpg)
並行してオルタ本体の清掃と回転子部分にモリブデングリースをスプレー塗布して
ウエスで清掃実施し不純物の除去と余分なモリブデンの除去、回転子に
モリブデンを馴染ませます。同時に新品レギュレータ側の金属ブラシの接触面と
ブラシが上下にスライドする接触部分へもモリブデンを塗布しました。
モリブデン(二流化モリブデン)は、特に対高温潤滑性能が高くシリコンなどより
数段上の潤滑性能が有ります。
オルタなんかにはもってこいの潤滑剤ですね。。。(^_^)v
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/87/ef265caebd65c56fde4e1bc979146aa6.jpg)
さて 一通りの清掃・メンテを実施後、レギュレーターを組み込みます。
例の+側接触子部分を慎重に確認しながら合体。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/e6/2a1c5428b3224787436a14020240854f.jpg)
取り付け完了の図。
書き漏れましたが、レギュレータ取り付け穴の右側は-側の接続を兼ねていて
オルタ本体ケース側取り付け面を清掃研磨しています。
また、オルタ本体の車体への取り付け穴の面も-側電気的接触の要と成るので
十分に研磨清掃を実施しました。。。
・・・清掃の悔があってオルタ本体も結構綺麗になりましたね~ ヽ(^◇^*)/
・・・完結編へつづく~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/35/d806d7619df99e297710bf6f2d21b9e6.jpg)
前回の投稿では、ボルテージ・レギュレータの取り外しまで実施しました。
上の画像がレギュレータを外したオルタ本体の跡地。ローター側の回転子が見えます。
若干の摩耗が有るようですね。。。普通、可動部分のメカ的接続では当然「摩耗」
という現象が起ります。つまり、性能維持には、メンテナンスが必要で具体的には、
摩耗する部品の交換っていった具合の整備が必須となるんですね。
こうゆう類の部品では接触しあう部品の片方を他方より柔らかな材質をチョイスする
のが設計の基本となります。
今回のケースで言えば、交換し易いボルテージ・レギュレーター側の接触子の
材料硬度をオルタ本体のローター回転子の材料硬度より柔らかな材料を選定する
って事に成ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/59/42a0dea0a479598e7d26d9832d4222a1.jpg)
能書きはさておき、上の画像にちょいと注目です。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/ff/1a2ec9f9e806c4fc51d24e2a40de7a23.jpg)
色々と観察した結果、この板バネがボルテージ・レギュレータからのプラス側出力子
のようです。マイナス側は、レギュレータ取り付けのボルト穴ベース部分に
プレートが貼って有りそれが接続子と成っているようです。
オルタは、70Aの電流を発生する仕様ですが こんなちっこい接触子で・・・
う~む、容量大丈夫? って感じ。。。(-_-)
何はともあれ、この板バネはオルタ発電性能に重要な役割が有りそうなので
酷い汚れを研磨清掃を実施しました。(^_^)v
当然ですが、接続抵抗を減らして電気的接触を確保(改善)する目的です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/84/ba6b11dfb98932376a0faf6d74326ca5.jpg)
更にオルタ出力用のファストン端子も腐食などを除去研磨清掃します。
腐食などの不純物は接触抵抗と成って折角発電された電流の流を疎外してしまうので、
結果 電圧降下って現象と成ります。
こんな地道な作業が結果的に発電系の効率化に繋がると思いますね。 (^_^)v
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/91/fbb7f5a0ea3e38213b52c359085a26a4.jpg)
研磨清掃の後は、塵などを除去した後にケミカル材で科学的に清掃を実施です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/17/4f9207706bb7d5a69d08d256009306f1.jpg)
並行してオルタ本体の清掃と回転子部分にモリブデングリースをスプレー塗布して
ウエスで清掃実施し不純物の除去と余分なモリブデンの除去、回転子に
モリブデンを馴染ませます。同時に新品レギュレータ側の金属ブラシの接触面と
ブラシが上下にスライドする接触部分へもモリブデンを塗布しました。
モリブデン(二流化モリブデン)は、特に対高温潤滑性能が高くシリコンなどより
数段上の潤滑性能が有ります。
オルタなんかにはもってこいの潤滑剤ですね。。。(^_^)v
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/87/ef265caebd65c56fde4e1bc979146aa6.jpg)
さて 一通りの清掃・メンテを実施後、レギュレーターを組み込みます。
例の+側接触子部分を慎重に確認しながら合体。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/e6/2a1c5428b3224787436a14020240854f.jpg)
取り付け完了の図。
書き漏れましたが、レギュレータ取り付け穴の右側は-側の接続を兼ねていて
オルタ本体ケース側取り付け面を清掃研磨しています。
また、オルタ本体の車体への取り付け穴の面も-側電気的接触の要と成るので
十分に研磨清掃を実施しました。。。
・・・清掃の悔があってオルタ本体も結構綺麗になりましたね~ ヽ(^◇^*)/
・・・完結編へつづく~
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