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INSIDE SORAMAME

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お役所前の風景(100)

2010年12月15日 |   ┣ お役所前の風景
(つづき)
今年6月のダイヤ改正前までは「県庁九大病院前」だった「県庁前」。
名前が変わってからまだ取り上げていなかったので、「お役所前の風景」100回目を記念し(?)、福岡県を代表する「お役所前」バス停として取り上げてみた。

なお、「県庁九大病院前」が「県庁前」になったからといって九大病院がなくなったという訳ではなく、ひとつ隣りの「警察本部前」が「警察本部前・九大病院入口」に改称されている。
ちなみに、私が子供の頃は、現在の「市役所北口・アクロス福岡前」が「県庁前」だった。

今回で100回目ではあるのだが、時を変えて同じ「お役所」を何度か取り上げたり、自治体の下部に属する「分庁舎」を取り上げたりもしているため、自治体数が100に達したという訳ではない。
また、1から99までをきちんと管理している訳でもないため、中には忘れているものもありそうだ。
という訳で、思い出せる範囲で最西端最南端最北端最東端をご紹介…。

なお、前回の記事が当ブログの「バス」カテゴリー1,000本目の記事だったのだが、私自身が全く気付いていなかった…(Kassyさんから教えていただきました)。
(つづく)

couleurs(8)

2010年12月13日 |    ┣ colors&ぐりーん
(つづき)
colors」で取り上げた「一色目の栗色」に引き続き、福岡県宗像市の「二色目の栗色」。
ただし、「くりえいと一丁目」であり、「栗えいと一丁目」ではない。

土地区画整理事業により整備された「くりえいと」地区内のバス停であり、この一つ北には「くりえいと二丁目」バス停もある。
現在の名称になる前は、それぞれ「生目神社前」「一斗代」(←うろ覚えです)だったと思われ、古風な名称から前衛的(?)な名称へ随分な変わりようである。

ちなみに、バス停の意匠が独特なほう(左)が土地区画整理事業の施行区域で、道路を隔てた、独特ではない通常の意匠のバス停(右)が立っているほうは施行区域外である。

このバス停には現在、「赤間営業所~赤間駅前~くりえいと一丁目~希望ケ丘入口~泉ケ丘」を結ぶ「75番」が停車する。
「75番」には、「赤間営業所グローバルアリーナ猿田峠新北田町~五反田直方バスセンター」という系統もあるが、「赤間営業所」を跨いでの運行は現在行われておらず、「博多駅」で分断されている「15番」(「タワー~博多駅」と「博多駅~ゆめタウン博多」)と似たような状況である。

「くりえいと一丁目」を通るほうの「75番」は、ここから少し北~北東の「希望ケ丘入口~泉ケ丘間」が廃止候補に挙げられている。
ということは、いずれは「くりえいと二丁目」もしくは「希望ケ丘入口」で終点となるということなのだろうか、それとも、北側で開発中の「くりえいと三丁目」地区への乗り入れを想定していたりするのだろうか…。
(つづく)

Day Tripper(14)

2010年12月11日 |   ┣ Day Tripper
(つづき)
北九州市小倉北区にある「カナダ」に引き続き、福岡県福智町にある「カナダ」。

現在ここ「金田駅」は、方城役場、夏吉、伊田駅、後藤寺バスセンターを通って西鉄後藤寺に向かう「22番」の起点となっている。

金田駅から後藤寺に向かうものは「22番」だが、後藤寺から金田駅に向かうものは「23番」であり、番号が異なる。
これは、かつてこの路線が「方城循環」という循環線であり(ということは、ここ「金田駅」は現在のような「狭義の終点」ではなく、循環線の途中のバス停だった)、内回りと外回りで番号が異なっていたことの名残りである。

福岡地区のかつての「荒江循環線」は、もともと内回りも外回りも「8番」だったものが、晩年は、内回りが「8-1番」となった。
「8番」と同時に誕生した「7番 鳥飼循環」については、内回りに枝番が付くことがないまま循環運行の終わりを迎えた。
もし、「7番」にも、「8番」と同じく内回りに枝番が付いていたとしたら、現在の「7番」(姪浜駅南口姪浜駅東室見五丁目弥生二丁目~昭代三丁目~城南区役所北口~六本松~国体道路~天神~呉服町県庁前吉塚営業所)は、都心行きが「7-1番」で、郊外行きが「7番」になっていた可能性もある(可能性が「高い」とは言っていません。あくまで可能性が「ある」というだけですので)。

「狭義の終点」なので「シューテングスター(61)」や、一色目二色目に続く「三色目の金色」として「couleurs(8)」で取り上げてもよかったのだが、このあたりは気分次第ということで…。
(つづく)

もっと愛をください(12)

2010年12月10日 |    ┣ 愛をください
(つづき)
愛をください(4)」で取り上げた「一頭目の馬」、「もっと愛をください(1)」で取り上げた「二頭目の馬」に引き続き、北九州市門司区に居る「三頭目の馬」。
ただし実際には三頭目ではなく、「馬」は他にも登場している。

「上馬寄」の「馬」の字は「うま」とは読まず、「寄」も「より」や「キ」などとは読まない。
このように、一文字一文字は簡単に読めても、それらが合わさると意外な読み方となるような例が、本当の意味での「難読」といえるのではないだろうか。

このバス停には、「門司駅~大里桃山町~上馬寄~緑ケ丘~藤松~砂津小倉駅前~三萩野~木町~愛の家」を結ぶ「49番」(赤坂海岸経由の「49-1番」ではありません)、「恒見営業所~桜ケ丘~門司駅~社ノ木二丁目~上馬寄~藤松~緑ケ丘~社ノ木二丁目~門司駅~桜ケ丘~恒見営業所」を結ぶ「47番」「48番」、「田野浦・門司学園高校~門司港駅~門司駅~社ノ木二丁目~上馬寄~緑ケ丘~藤松~砂津~小倉駅前~魚町小倉北区役所・青葉車庫」を結ぶ「94番」が停車する。
門司駅方面、小倉方面ともに運行本数はかなり多く、丘陵地の住宅地の住民の足として、バスが根付いている印象を受ける。

「47番」と「48番」は福岡地区と同様「兄弟路線」である。
「社ノ木二丁目~藤松~緑ケ丘~上馬寄~社ノ木二丁目」の区間でループを形成しており、門司駅方面から来て「藤松→緑ケ丘→上馬寄」と回るもの(内回り)が「47番」で、「上馬寄→緑ケ丘→藤松」と回るもの(外回り)が「48番」である。
ただ、「47番」「48番」というのは、あくまでループ区間の外(というよりは「ループ区間に進入する直前まで」と言ったほうが適切だろうか)から見たときの分け方であり、ループ区間内及びループ区間を抜け出した後は、全てが「47番」として運行される。
このため、実際はここ「上馬寄」には「48番」は停車しない(「48番」で「上馬寄」に行くことはできるのに、不思議ですね??)。

一見ややこしい感じもするが、かつての「8番」と「8-1番」のようにループ区間を抜けても異なる番号であり続ける必要はない訳で、そう考えればなかなか合理的といえそうだ。
行先番号の統一循環運行が古くから定着している例といえるかも(ループ区間がさほど長くなく、また、「49番」も含めれば本数はかなり多いため、「乗り間違えても、大きな時間のロスなく目的地までたどりつける」というのも「定着」している要因かもしれない)。

ちなみに、写真左ののりばの行先案内には「小倉方面」とあるが、こののりば(社ノ木二丁目方面から来たバスが停車)に停車する小倉方面行きは平日に一日2本の「94番」のみであり、一時間あたり約4~5本運行されている「49番」の小倉方面行きは、写真右ののりば(大里桃山町方面から来たバスが停車)で待つ必要がある。
(つづく)

趣に赴く(37)

2010年12月08日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
北九州市八幡西区の「香月市民センター」バス停。

このバス停の立つ交差点は、玉名市の「伊倉宮の前」バス停が立つ交差点、「」のときに触れた糸島市の「松原」交差点などと並んで、私の「好きな交差点」のひとつである。

現在、この交差点を通るバスは、東西方向(東は馬場山、小嶺引野口経由で黒崎方面に向かう「53番」と、引野口から都市高速に乗って小倉都心部に向かう「快速」。西は「香月営業所」及び「筑鉄香月」行き。ちなみに、この「快速」は、北九州市内のみしか通らないものの、JRと競合するからなのか、小倉駅バスセンターには乗り入れさせてもらえていない)のみだが、かつては、ここから南にもバス路線が延びていた(直方に向かう「70番」と、今はなき「53番」の楠橋経由)。

以前に比べて路線のバリエーションも本数も減ってしまってはいるが、この付近を歩いたりバスで通ると、特にこの場所に縁がある訳でもないのに、どういうわけか落ち着く。 
(つづく)

シューテングスター(60)

2010年12月04日 |    ┣ シューテングスター
(つづき)
北九州市小倉北区の「浅野」バス停。

北九州版の“都市部の沿岸部の「狭義の終点」”のひとつ(←「の」がかなり多いですけど)である。
中谷」と同様、営業所の前のバス停ではあるものの、停留所名は「浅野営業所」ではない。

以前は、若園、小倉南区役所方面への「12番」、今町、恵里方面への「21番」、三萩野、到津の森、中央町方面への「22番」、三萩野、南小倉駅、一枝方面への「25番」などもここ「浅野」を起点としていたが、西鉄が運営する商業施設「チャチャタウン」が「砂津」に開業したこともあり、浅野から砂津へのシフト傾向が顕著である。
現在ここを起点とするのは、三萩野、槻田経由で八幡駅黒崎方面に向かう「43番」、三萩野、市民球場経由で黒原方面に向かう「8番」「9番」、三萩野、寺迫口経由で沼、吉田方面に向かう「10番」「15番」のみとなっている。

ちなみに、「浅野→小倉駅バスセンター間」についても、途中の「京町三丁目」に停車するか(「10番」「15番」)否か(「8番」「9番」「43番」)という、「砂津→小倉駅バスセンター間」と似たような現象がある。

なお、来る12月10日より、ここから少し先の「小倉港フェリーターミナル」まで、福岡~小倉の高速バスが一日一往復だけ乗り入れる(砂津発着便が振り替えられる。そういう意味では砂津→浅野への逆シフト?)。
天神発の便は「いとうづ号」(平日・土日祝日とも)、小倉港発の便は平日が「なかたに号」、土日祝日が「ひきの号」ということであり、一日一往復ながら、一応「なかたに号」「ひきの号」「いとうづ号」の全てが乗り入れるということになる。

この新路線は、ここ「浅野」バス停が立つ道路を通る(と思われる)ものの、小倉駅前から小倉港までの間はどこにも停車せず、「浅野」バス停は通過することから、“「浅野」が「狭義の終点」ではなくなる”とまでは言い切れない感じである(←このへんは「感覚」の問題のような気もしますが)。
(つづく)