珍しい蝶を愛でる会
それぞれ自作自演の舞を見せる
春らしい催しに
大勢が集まっている
二階堂ふみ?が音楽に合わせて
1 m 四方ほどの中で
素晴らしい舞を見せる
真剣を使うため
十分気をつけないと危ない
私は少し離れて見ていて
横に強面のベテラン歌手?が
舞を終えた後で
鑑賞しながら
周りにバレないよう
指を拭っている
下にピンポン玉ぐらいの
血溜まりがあり
指からまだ血がボタボタと流れている
真剣で切ったか?
プライドが高く
医者も呼ばず自分で処置している
全身白い着物
私も気づかないふりをする
*
その後はその珍しく貴重な蝶を
捕まえる大会
有名無名のアーティストらが参加
みんな笑顔で
それぞれの方法で
1匹とるのに必死
上を見ながら
あちこちフラフラと歩いたり
走ったりしている
私の横にユーミンがいて
何故か私を静かにライバル視している
私は世界中をツアーで周る
実力派歌手のため
気にしていない
その様子を見て
かなわないなと思った様子
私は白い紙を縦長に折って
それで蝶を一気にたくさんとる作戦
周りを覆うくらいの蝶が飛んでいて
紙を動かせばすぐ集まるが
すぐに飛んでいってしまうため
そこにとどまってくれるかどうかは
その人の持つ運次第
ようやく1匹とれた時には
私は地面に無理な体勢で傾いている
私が最初にとらえたので
みんなが祝って周囲に集まって
驚いたり、「スゴイね!」と賛辞する
変わった模様もなく
白に近い普通の蝶だが
とても愛おしく思っていると
私を妬む一人が
「蝶の足が切れている」と指摘する
指されたところをみると
私のパーカーのファスナーに
足を挟んで足先がもげて
赤い血が出ている
昆虫の足ではなく
ふっくらとした見た目
私は何とも言えない悲しみに襲われ
蝶を近くの人に預けて
私:虫を治療してくれる人はいませんかー!
と叫んで探す
動物の医者はいるが
虫の医者は聞いたことがない
でもどこかにはいるはず
蝶が弱まって亡くなってしまう前に
自分の力の及ぶ限り最善を尽くしたい
スタッフに電話して
全国に虫に詳しい人がいたら
ここに連れて来るか手配する
どうにか足をつなげて
元気に戻してあげたい
どうすれば最善最短か
泣きそうになりながら
頭を巡らせる
それぞれ自作自演の舞を見せる
春らしい催しに
大勢が集まっている
二階堂ふみ?が音楽に合わせて
1 m 四方ほどの中で
素晴らしい舞を見せる
真剣を使うため
十分気をつけないと危ない
私は少し離れて見ていて
横に強面のベテラン歌手?が
舞を終えた後で
鑑賞しながら
周りにバレないよう
指を拭っている
下にピンポン玉ぐらいの
血溜まりがあり
指からまだ血がボタボタと流れている
真剣で切ったか?
プライドが高く
医者も呼ばず自分で処置している
全身白い着物
私も気づかないふりをする
*
その後はその珍しく貴重な蝶を
捕まえる大会
有名無名のアーティストらが参加
みんな笑顔で
それぞれの方法で
1匹とるのに必死
上を見ながら
あちこちフラフラと歩いたり
走ったりしている
私の横にユーミンがいて
何故か私を静かにライバル視している
私は世界中をツアーで周る
実力派歌手のため
気にしていない
その様子を見て
かなわないなと思った様子
私は白い紙を縦長に折って
それで蝶を一気にたくさんとる作戦
周りを覆うくらいの蝶が飛んでいて
紙を動かせばすぐ集まるが
すぐに飛んでいってしまうため
そこにとどまってくれるかどうかは
その人の持つ運次第
ようやく1匹とれた時には
私は地面に無理な体勢で傾いている
私が最初にとらえたので
みんなが祝って周囲に集まって
驚いたり、「スゴイね!」と賛辞する
変わった模様もなく
白に近い普通の蝶だが
とても愛おしく思っていると
私を妬む一人が
「蝶の足が切れている」と指摘する
指されたところをみると
私のパーカーのファスナーに
足を挟んで足先がもげて
赤い血が出ている
昆虫の足ではなく
ふっくらとした見た目
私は何とも言えない悲しみに襲われ
蝶を近くの人に預けて
私:虫を治療してくれる人はいませんかー!
と叫んで探す
動物の医者はいるが
虫の医者は聞いたことがない
でもどこかにはいるはず
蝶が弱まって亡くなってしまう前に
自分の力の及ぶ限り最善を尽くしたい
スタッフに電話して
全国に虫に詳しい人がいたら
ここに連れて来るか手配する
どうにか足をつなげて
元気に戻してあげたい
どうすれば最善最短か
泣きそうになりながら
頭を巡らせる