金田一シリーズ

寝苦しいと悪夢を見る。

実家に親戚が集まって、謎の連続殺人事件が起きる。
金田一シリーズ風。

自分が狙われてはたまらないとヒマをもらう女中も出る。
飼い猫の生き血を飲まされて白くなる夫婦もいる。

妻「荷物をまとめて、今すぐ出ましょ！」
夫「まとめるってどうするんだヨ」
妻「そのバッグに服を入れて！イヤんなる。せっかく色々持ってきたのに！」
ブツブツゆってケンカになった妻を殴って気絶させ、
自分だけが逃げる夫。


わたしが１階で寝ていると、
昔の和式便所のままだから、
父が厳しい顔で通ったり、
子どもと親が通ったり、
まるで、わたしが本当に寝ているかを確かめているように
顔を覘きこまれてヒヤヒヤする。
薄目を開けて、その様子を見ているが、
次第にしかめ面になり、子どもに笑われる。


自分も一刻も早く逃げなければっ！
犯人は身内かもしれないし、
もう狙われているかも！？

気が気でなく、真夜中に気配を感じて
隠れようとするが、
いい場所が思い浮かばずアタフタする/焦

そうだ！屋根裏なら分からないかも！？
と思うが、犯人が身内なら家の中にいたら
捕まるのは時間の問題だ。


外に出ると、真夜中なのに人の往来が絶えず、
誰かしらと出会う。
犯人は、この中の近所の誰かかも・・・？
と警戒して、人気のない場所（田など）を選んで駅に向かう。

もう終電は行ってしまっただろうか？
途中、何度も空いているバスが通っていくが、
知っている人が乗っていたら、行き先がバレてしまう。

タクシーに乗ろうか？
でも、バッグの中には5000円ほどしかないかも。
足取りを知られる前に、
銀行から全額下ろしたほうがいいかも。


駅前は、今日にかぎって賑やかで、
唯一のコンビニ？の明かりが煌々とついていて、
村中の若い連中が集まって、
やんややんやと騒いでいる。

こんな時にかぎって・・・と思いながら、
その前を通るのを止めて、
次の駅まで逃げる体力はないし、
始発までどこかで待っていたら、
見つかってしまう可能性が高くなる。

悩みながら、なぜか四足で歩いていると、
不信がられて、知り合いの女性に見られてしまい、
余計目立っている。



ユメ全体がフィルムで撮った映画みたいな映像。
ドキドキして夜中に目が覚めた。
まだまだ残暑で寝苦しい夜。