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ユメニッキ

奇妙な夢の世界。

読み手によって変わる本

2012-08-26 20:56:36 | 夢日記
実家で誰かと一緒に北欧系の絵本?を読んでいる。
その本は、読む人の運命によって内容が変わり、
舞台となっている村から出るか、出られないかが決まるのだという。
わたしは、興味本位でその噂を聞いている。

この村では、毎晩、あらゆる動物たちが死に、
死んだ動物たちが空から一斉に降ってくる。
物語の登場人物たちは、それを嘆き悲しみ、
ある農夫?が「もう止めてくれー!!!」と
膝を落として泣き崩れている。


わたしと友人?は、本当に読むたびに変わる本なんてあるのだろうか?
とフシギになり、何冊かの続きもののシリーズを
試しに数ページめくってみると、
たしかに、ある特定の文字が変わっているようだ。

その秘密の鍵を握っているという男に会いに行くと、
ボロボロの木造りの小さな家で、
木戸が閉まっていて不気味。

最初は中に誰かいると思って
怖々と戸を叩いたり、覗き込んだりしていたけど、
「誰もいないんじゃない?」と気づいて、
思い切って戸を開けてみると、
中は様々な道具類?が溢れているけど人気はない。
「いつのまに村から出られたんだろう・・・」
とつぶやく村人。


友人が本を開けた時には特に何も起こらなかったが、
わたしが読み始めると、
その日、動物は死なずに、村人に感謝されて嬉しくなる。



――――書いているうちにつづきを忘れてしまった
ほんとは前後がもっと長かったんだけど。

最後に、何か長い呪文を囁かれて、
その声が目覚めた後もしばし聞こえていた気がした。

現実とファンタジーが一体になって、
本の世界に入り込んでしまう『Never Ending Story』みたいな
フシギなユメだった。