思惟石

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【読書メモ】2007年10月

2018-04-18 16:41:52 | 【読書メモ】2007年
<2007年10月>
カッコ内は、2018年現在の補足コメントです。

『夢の浮橋』『聖少女』倉橋由美子
(メモなし。記憶もなし。ちゃんと読了したのかな。自信ないです。
 ぜんぜん関係ないですが、ネット黎明期に流行ったテキストサイト「popoi」を
 学生のころに愛読していまして。そのタイトルの元ネタが
 倉橋由美子の小説『ポポイ』です。ってどうでもいいか)


『その街の今は』柴崎友香
女性のなんでもない台詞や心理がうまい、とのことだったけど、
そうでもない。大阪弁でごまかされているだけだと思う。
芥川賞候補作。うそだあ。

ここでも言及してる、頭の中の穴に落ちた作品ですね。
 にしても、言い過ぎだろ過去の私)


『どんぐりと山猫』宮沢賢治
久しぶりに宮沢賢治の本を読みました。ブックオフで100円。
そこかしこに、鉛筆で以前(多分)の持ち主の書き込みが記されています。
で、『どんぐりと山猫』主人公に届いたハガキの文面横に
「へた」と書いてあった。そりゃないだろうと思う。
というか、個人的にな良い表現だと思いましたよ。
「墨もがさがさして」って、いいじゃん。

(気に入らなければ鉛筆なんだから消せばいいじゃないか、過去の私よ)


『六の宮の姫君』北村薫
主人公である文学部4年生の女の子が菊池寛の「真珠夫人」は
ドラマにすればおもしろい作品です的なことを言っていました。
初版は1999年。 昼ドラ「真珠夫人」は2002年。
当時、小説の「真珠夫人」は絶版中だったらしい。
プロデューサーが「六の宮の姫君」を読んでたのかしらん。
とどうでも良いことを考えます。


この時期、感想が空欄でタイトルだけ「とりあえずメモった」
感じの本が多かったのですが、
『どんぐりと山猫』『六の宮の姫君』の二作だけ長々書いてあって
(しかも感想じゃなくて余談だ)
我ながら、何があったんだという気になります。
気分にムラがある時期だったのであろう。

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