思惟石

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【読書メモ】2008年8月

2018-05-25 14:57:35 | 【読書メモ】2008年
<2008年8月>
この頃の手帳を見返したら、
当然のように土日にも仕事の予定やタスクが入っていて
うわあ……って思いました。
カッコ内は、2018年現在の補足コメントです。


『探偵ガリレオ』東野圭吾
面白くてあっという間に読み終わる。
長さも調度良い掌編。
ただ、すぐ読み終わるので買うと損した気になる。

(ガリレオシリーズの1冊目ですね。
 初版は1998年で、月9ドラマ化が2007年。
 確かこの頃、映画『容疑者Xの献身』の公開に合わせて
 ドラマの再放送をしていたのでした。
 チラッと観て、原作に興味を持った記憶が。
 理系ネタや、何かと実験したがる湯川准教授がおもしろくて好きです。
 こちらのあとがきで作者が、湯川先生のイメージは
 俳優の佐野史郎氏と書かれていて、私もそれに賛成なんですが、
 シリーズが進むごとに、小説内の湯川先生が福山雅治に寄っていく印象が
 すごいんですが。作者……)


『予知夢』東野圭吾
あっという間に読み終わった。
やはり買って損した気になった。

(誉めてます)


『御馳走帖』内田百間(門構えに月)
(メモなし。
 食いしん坊先生の、食にまつわるエッセー集。
 古き良き昭和って感じの風物が良い感じです。
 食堂車って乗ったことないなあ。憧れます。
 戦中の食べたいものを食べられない時期に書いた
 「餓鬼道肴蔬目録」は、ただ食べたいものを
 書き出してるだけなんですが、
 戦争反対!!!という気分になる)


『きつねのはなし』森見 登美彦
初めて京大生の恋と引きこもりの物語じゃないお話しだ!
と思ってワクワクして読みました。
表題作は良かった。あとの3篇はイマイチ……。

(この頃の私は、登美彦氏の魅力=くされ京大生としか
 捉えられていませんね。ふふふ、まだまだです。
 と、偉そうに自己批判してみる)

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