~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/6/28(木)子育てを支援するということ

2018年06月28日 | 子ども・子育て
今日は、
ファミリー・サポート・センターの
協力会員養成講座で、
「子育て支援者としての関わり方」という講座の講師をしてきました。




ファミリー・サポート・センターの立ち上げから関わっている経緯や、
長く子育て支援にかかわり、
多くの親や子どもたちに寄り添ってきた経験からの、
「子育て支援者としての関わり方」を
お話ししてきました。

阪南市ファミリー・サポート・センターは、
平成18年から、
「つどいの広場」事業とともに
子どもに関する事業を多数行っているNPO法人が、
阪南市からの委託を受けて、
事業を行っています。

当時の行政の担当課から、
子育て支援に実績のある団体に、と言うことで委託を受け、
以後は、
3年ごとのプロポーザルのプレゼンを2回経て、
現在に至ります。

「子育て支援」というと、
行政では、
主には、初めて子育てする、
0~2才の乳幼児期の親への支援というイメージで、
「子育ては、つらいこともあるけれど、明るく楽しく過ごして乗り切ろう」という、応援イベントやサービス重視になりがちですが、
市民と深く関わる団体では、
子どもたちが小さい時期は、
親にとっては、
むしろ社会や地域とつながる大切な時期だという視点にたって、
ここから始まる子育ての長い期間を、
安心して過ごせる仲間とつながるための居場所を、
地域や子どもの年齢に合わせて提供することで支援しています。

さらには、
そこで、
迷いながらも子育てした人たちが、
次の世代の子育てを支援できる人になれるように、
学びや気づきの場となるような事業を提供しています

「子育ては、口承の文化」であり、
「子育て支援(親支援)は、社会教育」だということを、
施策の中でしっかり押さえてほしいと願っています。

「おたがいさま」が消えつつある社会の中で、
「子育て」は、確実に「おたがいさま」を感じられる体験です。
誰もひとりでは子育てすることはできないし、一人でがんばらないことが、
子どもや親が育つことにもつながることを、
さまざまな機会に実感できることが、
「子育て支援」だと思うのです。