~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/6/17(日)子育て支援~日々考えること

2018年06月17日 | 子ども・子育て
「何が『子育て支援』か」ということは、
今はさまざまな家庭状況があり、
それぞれの価値観も、
何を優先させるかも千差万別の中、
なかなか正解にたどりつかず、
どうしても成果が目に見える
「待機児童の解消」
「子育てにかかる経済的援助」
─医療費の無料化、幼稚園・保育所・こども園の経費への補助など─
という、
乳幼児に特化した施策になりがちです。

でも、いつも思うのは、
「『子育て』って何才までだと思ってるの?」
ということ。

「子ども」の定義は、
「0才~18才になるまで」です。

実際、小学生まではかかるお金も知れているのですが(かけようと思えばかけられますが)、
中学校からは、
クラブなどにもお金がかかり、
受験で私立の高校にいったりすれば、さらにかかり、
という経済面を考えても、
乳幼児だけへの経済的支援では、
到底、満足いくものではなく、
今秋から実現すると言われている
「園児への教育費無料化」も、
早くも、
「待機児童が増えて、解決にはならない」と言う意見が出ています。

親だけでは解決しにくい問題が出てくるのも、
学年があがるにつれ、であるのが現状です。

だとすれば、
乳幼児時期だけのお金のばらまきをやめて、
どんな年齢の子どもでも、おとなでも、
困ったときに相談できたり、
同じ悩みを抱える人と出会える機会のある場所を作り、
子どもやおとなの状況に理解ある人を配置し、
日々集まれる状況を作ることが、
結局は
長い期間の支援の場になり、
安心の子育ての提供ということに
なるのではないだろうか……

阪南市では、
せっかくある「子育て総合支援センター」も、
結局は幼稚園、保育所、こども園等に入園するまでのおやこを対象にした事業に終始しています。

「子育て」を、
もっと長いスパンで支援するための施策は、
これからの時代に必要な施策だと思います。

真剣に、
今、何が必要かを検討する人と場を、
求めていきたいと思います。

明日は、
「子ども子育て会議」があります!


前回の感想です。
実りある会議だなあと感じられる会 議になりますように……
とりあえず傍聴しにいきます。





18/6/16(土)「わくわく教室」で……

2018年06月17日 | 教育
市が主催する、放課後の(正確には土曜の)地域こども教室「わくわく教室」が、
今年度もスタートしました。

市内4会場で、
月2回ずつ、
スポーツと文化のプログラムを、
参加する子どもたちに提供します。

今日の西鳥取教室は、
子どもNPOはらっぱがプログラムを担当しました。
はらっぱでは、
みんなが同じものを作るようなプログラムではなく、
子どもたちが、
身近な素材を使って、
それぞれ創意工夫できるようなプログラムを提供しています。

今日は、新聞紙を使って、
まずは、
●新聞紙を広げた上に立ち、じゃんけんに負けたら、どんどん新聞を畳んで、立てなくなったら終了、というゲーム

次に、
●その新聞紙を広げ、どんな形でもいいから12枚にちぎって、バラバラになった12枚をもとの新聞紙に戻す、という新聞紙ジグソーパズル(去年もやったのですが、今年は手際よかった)

最後に、
●12枚のうち、1枚を選んで画用紙に貼り、あとの11枚を好きにちぎって、絵を完成させる

というあそびをしてみました。

これが、予想外におもしろく、
子どもたちの創造力のたくましさに、
あらためて感動しました。






今どきの子どもたちは、
新聞紙をちぎったり、
下書きをしないで、
ハサミも使わずに形を作ったり、
ちぎった形が何に見えるかと想像したりという体験をしたことのない子が多いのですが、
機会さえあれば、
子どもたちは、どんどん楽しんで、
想像をふくらませていきます。

こうやって、
子どもたちが集まる場所で、
どんな力を引き出していくかを考えるのも、
おとなの役割なのだと感じています。