~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/6/29(金)元気になれる場所

2018年06月29日 | まちづくり・市民活動
私は、議員活動とともに、
議員になる以前からずっと続けているNPOの活動にも、
引き続き力を入れています。

「子どもたちにはチカラがあることを信じ、おとなは、子どもたちのパートナーとして、ともに学びあい、育ちあう」ことを実践しているNPO法人で、
その一つの活動として
年に6~7作品の
舞台劇や音楽、芸能などのプロをお呼びして、
阪南市内外の子どもやおとなに
生の舞台作品鑑賞の機会を提供しています。

今日は、
来年度(2019年4月~2020年3月)に
鑑賞する作品を選ぶための
作品紹介の場に参加してきました。


事業収入のないNPOの運営はきびしく、
特にお金のかかる舞台鑑賞は、
毎年、予算減が続いて、
苦しい台所状況です。

今は運営に関わる立場ではないのですが、
会議では、
活動に関わる人の減少や
予算の使い方について議論されているようです。

もちろん、
鑑賞に参加する人数の減少とともに、
舞台鑑賞そのものの意義についても、
意見が出てくるのは当然です。

行政なら、
「費用対効果」ということで、
費用に対し、どれだけの人が来たかが問われるところですが、
NPOでは、
単に参加人数の多少ではなく、
「必要な人に届けられたか」
「目に見える数ではなく、参加した人たちの何%に思いが伝わったか」ということも、
ミッションの実現には大切なポイントになります。

100人参加したけど、みんな感想もほぼ語ることなく帰る、という会より、
10人参加だけど、ほとんどの人が「次は知り合いに声をかけます」と言って帰る会では成果が違うわけで、
NPO的には「10人でも成功」と判断していくわけです。

そこで、今日の、
次年度の鑑賞作品を選ぶための説明会ですが、
近畿圏のたくさんの団体が(滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山、奈良、中四国から香川も!)参加していました。

2日間にわたる説明会の2日めでしたが、
同じ目的、思いを持つ人たちと過ごす時間は、
本当に元気が出ます。

それぞれは、
会の存続や自分自身の気持ちや、
運営の厳しさに悩みながら、
集まった場で、
その思いを共有することで繋がりあえ、
前向きに方向修正できる時間でした。

前向きに方向修正できるチカラは、
自分たちの作品を語る
創造団体から、もらうチカラです。

単に自分が所属する団体が作る作品の宣伝だけではなく、
「子ども時代にどんなおとなと出会うかは、どんなおとなになるかということ」
「次世代の子どもたちもしあわせであるようにと願うおとながいること」
「見ないと見えない、聞かなければ聞こえないー大切なのは、見えるように、聞こえるように伝える工夫」
そんな、メッセージもたくさんいただきました。

誇らしく生きる人たちが与えてくれる空気を吸って、
明日からの生きるエネルギーを充電した1日でした。














最新の画像もっと見る