素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

「字」もどきを書き始める

2021年06月13日 | 日記
 山崎にいる長女から「父の日も近いので渡したいものがあるから今日、行くから」と連絡があった。そのことを次女に告げると「私も行くわ」となった。ただ、次女の頭には父の日のことは全くなかった。期せずして昼食時、子ども3人と孫1人とにぎやかになった。もう一人の孫は高2ともなると母と一緒に行動することを避けるようになる。自分の経験からもそうだろうと思う。
 一段落して、私は「余禄」の書き写しで前日書き切れなかった残りを書き始めた。目ざとく見つけた4歳の孫は隣に座り眺めていた。次女が「邪魔したらいかんよ」と声をかけると「わかってます!」と憮然と返した。来るたびに口達者になっている。
 前は人の顔を面白がって余白に書いたが、今回は私の書くのをチラチラ見ながら、「字」らしきものを書き始めた。好奇心の旺盛なこの時期、成長の早さを実感する。
 言葉、文字、を獲得していく過程を見るのが面白い。今、すごろくにもはまっているが付き合っていると数、数字の方もかなりわかっているみたいだ。次女は「父の日」をすっかり忘れていたことを恐縮していたが、「母の日がメインで、父の日なんて取って付けたようなものやから気にする必要ないよ」と言った。実際、私も母の日のプレゼントは贈っているが、父の日のプレゼントなんてしたことがなかった。第二日曜だと思っていたら第三日曜ということも今初めて知った具合だ。

 みんなの元気が何よりである。
コメント
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