素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

つれづれなるままに 日ぐらし・・・心にうつりゆくよしなしごとを 

2021年06月02日 | 日記
 徒然草の冒頭のごとき一日であった。息子は仕事、妻も9時過ぎからお出かけ、夕方近くまで帰らない予定。ほぼ日中を一人気ままに暮らすのは、緊急事態宣言が出されてからほとんどない。せっかくの機会、あくせくすることなく本を相手に過ごす。

 まず、《日本史「今日は何の日」事典》で6月2日の出来事をチェック。朝の習慣になっている。目に留まったのは3つの出来事。
①天正10年(1582.6.21) 明智光秀、本能寺に織田信長(49、武将)を、二条城に織田信忠(26、武将)を囲み自殺させる。
            森蘭丸(18、織田信長近習)、村井貞勝(武将)本能寺の変にて没。
➁明治42年(1909)   両国の国技館開館
➂平成11年(1999)   山一証券破産。負債総額5100億円。

 ふと、6月の別称「水無月」について「水が無い?」とはいかにと気になる。いつも手元に置いている明鏡国語辞典を引く。
『「な」は本来「の」の意の格助詞。田に引く「水の月」の意という。』とあった。即納得。近辺の田んぼでは田植の作業が急ピッチで進んでいる。


 後は、高樹のぶ子さんの『業平』を読む。百二十五章段からなる歌物語を高樹さんがシャッフルし、取捨選択し「初冠」から始まって「つひにゆく」までの三十二章段の物語に紡ぎ直してくれているので読みやすい。久しぶりの読書三昧。

 
コメント
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