素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

5日ぶりのジム、しっかり汗をかきスッキリ!

2014年07月30日 | 日記
 セミの声が日増しににぎやかになってきた。短い生を精一杯生き、次につないでいくたくましい鳴き声と聞こえる時とただうるさいだけの雑音と聞こえる時がある。どう聞こえるかは聞く側の状態による。昨日は体よりも心の疲労がピークになっていたので雑音そのものだった。

 朝の天気予報で今日は午後から不安定な空模様になると言っていたので昨日やり残した外仕事を午前中に片付け、午後はジムでしっかり汗をながそう決めた。途端、セミの声は生命力あふれるものと聞こえ、暑さも気にならずテキパキ仕事がはかどるから不思議。

 心身の状態をはかるバロメーターになれるかもしれない。ジムへの途中にある「季節のうつろいを感じる小道」のさくら並木にはたくさんのセミがいてとてもにぎやか。自転車で走ると時々顔にまであったてくる。オシッコをかけてくるけしからんセミもいた。

 久しぶりに顔を出したので「田舎に帰っていたのか?」「旅行してたのか?」と声をかけられた。病気になったのか?と聞かれないだけましである。最近、病気やけがで来られなくなった人が増えた。

 筋力トレーニングを2セットした後、ランニングマシーンで走ってみることにした。徐々にスピードを上げたが足の状態が以前より良くなっていることを感じたので60分間で9kmを目標に設定した。途中飽きてくる時間帯に、交通事故(信号待ちの時後ろから追突される)のためしばらく休んでいたよくしゃべる50歳台の女性が隣のマシーンでウォーキングを始め、事故のことや手足のしびれがとれないこと、保険の担当者の理不尽な言い分への怒りなどを「ちょっと聞いて」とばかり話してくれたので気が紛れた。

 20分ほどで「ああ、まだまだ足が変」とウォーキングをやめ別の場所で、また同じ話を繰り返していた。ジムは利害関係のない人間の集まりだから愚痴を言ってストレス発散の場でもある。うなぎが高いということもあちこちで話されていた。昼に2000円で買ったうなぎ、夜に別の用事で行ったら半額のシールが貼ってあり悔しかった。とか

 ウォークマンの調子が悪いので音楽を聴きながらができないので、あちこちから聞こえてくる雑談がBGMである。

 60分間で9.1kmを走ることができたが以前よりも走り終わった後の消耗度が少なかった。少しづつではあるが足や体に持久力がついてきたことを実感できた。しっかり汗をかくと心身のバランスがとれてスッキリする。これは正しい。
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