素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

ふとした瞬間に「1年は早いなぁ!」と思う

2014年07月12日 | 日記
 普段は時の流れの中にいて、何事もなく1日が終わったことに感謝する繰り返しであるが、ささいなことで「ああもう1年経ったのだ」と思う瞬間がある。今日は2度そういう場面があった。

 最初は、寝屋川公園往復の新10㎞コースを走っている時である。10日、11日と志摩の方へ帰る予定をしていたのでその2日間を完全休養日にするため5日(土)から5日間は負荷の多いトレーニングを意識的に行った。予定通りというか実家のゆったりした生活のペースが心地よく感じるぐらい疲れが溜まっていた。雑草など気にはなった場所はあったが今回はパスをして、頼まれた最低限の仕事だけしてゴロゴロする時間が結構あった。おかげで心身はリフレッシュした。

 これで寝屋川公園往復の新10㎞コースを試したくなった。気象条件は60分(約8km)でやめた8日(火)と同じなので比べてみるのにちょうど良いとほぼ同じ時刻にスタートした。

 ちょうど家からの長い下りが終わった地点に私が名づけた「こぶし街道」がある。ちょうど実のなる頃で見上げると特徴のある実がたわわになっていた。こぶしの実を見た瞬間である。「ああもう1年経ったんやな」と1年前、写真を撮っていた自分を思い浮かべた。何度見てもこぶしの実は面白い。花の感じとのギャップもあるのだろうか目が惹きつけられる。

 帰路はここを過ぎるとひたすら上りとなり、調子の悪い時はギブアップしてしまうのだが今日はゆっくりながらもイーブンペースで最後まで走ることができた。タイムも1時間14分37秒と条件の良かった1週間前より2分ほど縮めることができたので満足できるものだった。2日間の休養は有効だったということである。

 次は、夕方、でかけていた妻が帰宅して「お願いがあるんやけど」という話になった時である。妻は、今日、大阪市内であった「第29回食と健康を考えるシンポジウム」(7月26日~27日開催)の要員打ち合わせ会に出かけていた。代表をやっているので、毎年要員の確保に苦労している。去年は、都合の悪い人が多く窮余の一策で私が手伝った。おかげで子育て科学の成田奈緒子さんのことを知ったのだが、今年は非常に順調で、例年やってもらっている人にもおことわりしなければいけないことになっていた。

 ところが、最近になって体調の悪い人が出てきて、今日の打合せ会で様子を尋ねたところ無理をさせてはいけないだろうということになった。他にも急きょ都合が悪くなることも考えられるのでもう一人人員の確保をしておいた方が良いとなったが、急なことなので頼める人はいない。

 「悪いけど、またやってくれへん?」という話しを聞いた時、去年のシンポジウムの様子が頭に浮かんできて、思わず「もう1年経ったんやな」とつぶやいた。「お役に立てるなら」ということで今年も関わることになった。成田さんは「アクシス」を立ち上げて多忙なため講師をはずれたが、また新しい出合いがあるかと期待している。

 『いくつになっても まだ見ぬことに出合いたい』というのが気に入っている言葉。

 1年経つのは早いけど、今年の自分は去年の自分とは違う。と思っているが・・・・・
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