素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

はるばる来ぬる草津の湯

2013年11月14日 | 日記
1日目の行程はまことにシンプル。大阪駅→金沢→草津の3ヵ所のみ。but Simple is hard とにかく移動時間が長かった。大阪から金沢までがサンダーバードで2時間30分。そこから草津温泉まで休憩2回で5時間余り。昼食も内で幕の内弁当という強行軍。石川県、富山県、新潟県、長野県、群馬県と高速道路をひた走った。
救いは最前列の席でしかもバスガイドがついていないので静かに景色を楽しむことができたこと。真っ白になった雄大な立山連峰や妙高山、富山湾や親不知、子不知の海、落葉松を中心としたオレンジ色の山々と新雪のコントラストなど秋と冬の季節が交互に現れ飽きることはなかった。

無駄なく走ったが、草津温泉に到着した時はすっかり陽は落ちていた。宿に荷物を置いて、夕食までに散策。硫黄のにおいが漂い、湯煙が立ち上がる湯畑、ライトアップされていい感じだったが携帯のカメラでは伝えることはできない。気温は2℃、12月の気候とお土産屋の人は言っていた。冷えた体と長時間のバス旅で凝り固まった筋肉に草津の湯は最高であった。酸性質の非常に強い湯で、一口で言えばサラサラのアツアツ。明日の出発は10時。もう一度散策と朝風呂をじっくり味わうことができそう。
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