素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

ようやく膝も回復軌道に乗り始める

2013年11月02日 | 日記
8月末に古傷の左膝に痛みが来た。9月中は以前試みた方法で回復を図ったが、1か月経っても、膝回りの違和感が思いの外とれなかった。以前と同じ原因だと思っていたことに誤りがある可能性が出てきたので、きちっと診断をして、治療の方向性を定める必要を感じた.

回復までに時間がかかるのは、小5で右手骨折、中2に大腿部剥離骨折なども経験しているのでわかっているが、治療の方向性をまちがうと良かれと思っていたことが逆効果になる。市内にあるいくつかの整形外科を調べてみたが、一番自分にとって合ってそうなのが、河内磐船駅前にある山本整形外科であった。直感である。

ひざを健康に保つために by 山本整形外科
 レントゲン撮影を含め30分近く検診、説明、質疑にとってくれた。おざなりの指示と投薬だけの診療でなかったのは期待通りであった。加齢による「変形性ひざ関節症」で、いろいろな治療法があるが『完治しないと思って下さい』とズバリ言われた。この時、「これだ!完治した!と思ったことに間違いがあった。」と脳の中に稲妻が走ったような気がした。

 用心深く膝との付き合いを始めて回復するにつれて、フルマラソンやハーフマラソンなどに挑みクリアしているうちに「膝は完治した」と思ってしまった。すると維持という姿勢から強化という姿勢になってしまい、知らないうちに膝に過度のストレスをためてしまった。その結果ほんのちょとしたはずみで膝が悲鳴をあげてしまったのである。そう、「完治していない」という意識を持ち続け過度の負担をかけるべきでなっかったのだ。後の祭りである。

 9月中にやって来たことを告げると「正解です」ということだったので、薬や湿布を使わずに2週間、これまで自分でやってきたことを続けてみるということになった。10月末からは薬と湿布を併用して痛みを和らげてストレスを減らすことになった。

 このことで、歩行時間を長くできるようになった。今日はランニングマシーンで60分間5.8kmを歩くことができた。左膝まわりの違和感がずいぶんなくなったと自覚できる。2ヶ月かけてやっとこの感覚を持つことができた。回復軌道に乗ったと言ってよい。後はあせらずに負荷を上げていけば良い。

 「完治しない」という言葉が一番の薬である。
コメント
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