昨夜は梅田の「ロイヤルホース」で祝杯をあげた。「ロイヤルホース」は35周年を迎えた。テーブルに創業者で現在は代表取締役である関 基久氏が産経新聞夕刊(6.11)の文化欄に寄稿した『ジャズクラブとともに35年~「生音」発信の原点忘れずに~』のコピーが置かれていた。
まだ、甲南大学経営学部の学生であった、昭和52年に開店した。その時の思いをこう書いている。
開店するに当たって、われわれが発信したかったのは「ジャズ」という言葉の解釈として、「ジャズ=マニアックな音楽」ではなく、ジャズのアドリブに代表される「自由」であったり、「少し悪ぶった大人のシャレた音楽」、「セクシーな音楽」であり、お店のサブタイトルに浮かんだのが、「大阪は食いだおれの街やから」と、飲食の充実をモットーにかかげ、「贅沢過ぎてもリーズナブル」のキャッチコピーでした。
昨夜の、“King of Swinng”北村英治(Cla)を中心にした今出哲也(P)三原脩(B)石川潤二(Ds)の演奏は開業の心に満ちていた。北村さんも35年間、月1回ここのステージで吹き続けている。このこともすごい。
途中で閉店の危機を幾度となく乗り越えられ現在に至っているが、その間に、音楽をとりまく状況も激しい変化をしてきた。レコードからCD、インターネットによるダウンロード、レンタルシステムの充実など少し前には考えることができなかったことが訪れている。そんな中でこれからのことについては、こう書いている。
そんな中、われわれが試行錯誤しながら行きついたのは、『生音』でしか伝わらない『音楽』の発信。どんなに、イノベーションが起きても、ゆるぎない「感動をもたらす生音文化の発信と付加価値の創造」に、今後もっと努めたいと考えています。
昨夜はライブの醍醐味がいっぱいの演奏会であった。最高の祝祭の夜であった。
まだ、甲南大学経営学部の学生であった、昭和52年に開店した。その時の思いをこう書いている。
開店するに当たって、われわれが発信したかったのは「ジャズ」という言葉の解釈として、「ジャズ=マニアックな音楽」ではなく、ジャズのアドリブに代表される「自由」であったり、「少し悪ぶった大人のシャレた音楽」、「セクシーな音楽」であり、お店のサブタイトルに浮かんだのが、「大阪は食いだおれの街やから」と、飲食の充実をモットーにかかげ、「贅沢過ぎてもリーズナブル」のキャッチコピーでした。
昨夜の、“King of Swinng”北村英治(Cla)を中心にした今出哲也(P)三原脩(B)石川潤二(Ds)の演奏は開業の心に満ちていた。北村さんも35年間、月1回ここのステージで吹き続けている。このこともすごい。
途中で閉店の危機を幾度となく乗り越えられ現在に至っているが、その間に、音楽をとりまく状況も激しい変化をしてきた。レコードからCD、インターネットによるダウンロード、レンタルシステムの充実など少し前には考えることができなかったことが訪れている。そんな中でこれからのことについては、こう書いている。
そんな中、われわれが試行錯誤しながら行きついたのは、『生音』でしか伝わらない『音楽』の発信。どんなに、イノベーションが起きても、ゆるぎない「感動をもたらす生音文化の発信と付加価値の創造」に、今後もっと努めたいと考えています。
昨夜はライブの醍醐味がいっぱいの演奏会であった。最高の祝祭の夜であった。