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できるか?

面格子壁は、壁倍率1~0.6・・・

2014-11-30 | 家造り
壁倍率とは、耐力壁の強さを数値で表したもの。
壁倍率は、決められた試験方法によって強さの確認を行い、国土交通大臣が定める。

壁倍率1は、長さ1mにつき200kgf(1.96kN)の耐力があるということを表している。

耐力壁は、大まかに分類して、筋交い耐力壁・面材耐力壁・伝統構法壁になろうか・・・

今回検討している面格子壁は、伝統構法壁。

         
         20141130

この表に見るように、
面格子壁の耐力壁は、格子の断面と間隔によって壁倍率0.6、0.9、1.0の3種類がある。
格子材は、含水率15%以下の木材を使用し、
定められた間隔で相欠き仕口により格子状に組む。

細い格子材(45mm)で繊細に見せるには、16㎝以下のピッチで格子を組み、
大きなピッチ(31㎝)で格子を組むなら、太い材(105mm)で格子を組む。

見た目の雰囲気・・・どのような組み物にしようか?