某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

泥酔

2014-08-04 01:47:29 | 怖い経験
 泥酔は多分一回だけした。都合の悪いことは忘れる癖があるから、実はもっとしているかもしれないが。自分の事はさておき、何故「泥酔」つまり「泥のように酔う」と言うのだろう、とこれも悪い癖で前から気になっていた。気になるだけで何もしていなかった。それが先日ひょいとわかった。本に書いてあった。
 「泥」というのは、中国の昔の本に出てくる想像上の虫で、南海に住んでいるそうだ。水の中ではしっかりした姿形をしているが、水がないと泥のように溶けてぐちゃぐちゃ(どろどろ)になるという。そこから、酒を飲み過ぎて正体がなくなり、ぐでんぐでんになっている姿を、「泥=でい」という虫の脱水状態のような「酔いっぷり」と言うようになったのだそうだ。めちゃくちゃに疲れて眠っている時は「泥睡」。「泥という虫の脱水状態」のような睡眠というわけだ。「なまこ」がモデルかな。
 今日は義弟のお葬式と孫の演出する演劇「ロベール・トマ作『Trap~罠~』」の観劇で一日悲しんだり楽しんだり。帰りに一杯やったが、泥酔にはならなかった。おかげでこのブログが書けた。飲んでも酔わないのは良いのか悪いのか。酔わないんなら、無駄だから飲むな、と言う人がいる。本当に無駄なのかな。(8月3日夜)
 
コメント
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