10月15日(土)、16日(日)とISTの第3回認定スポーツトレーナー養成講習会が開催されました。
何か差し迫った用事がない限りは、ISTでは総務部長をさせて頂いておりますので、受講者の皆さまがスムーズに受講して頂けるように会務に専念しております… って、そんな仕事も楽しいんですけどね
IST 第3回認定スポーツトレーナー養成講習会
日 時:平成23年10月15日(土)・16日(日)
会 場:いしかわ総合スポーツセンター 第2・3会議室
講習内容
◎10月15日(土) 午後2時~3時30分(1単位)
『ドーピングコントロール』 講 師;西尾 眞友 先生
金沢医科大学医学部 薬理学
(財)石川県体育協会 スポーツ医・科学委員会 副委員長
講義を行う西尾先生
15日 午後3時40分~5時10分(1単位)
『コンディショニング理論』 講 師;田中 哲 先生
金沢社会保険病院 理学療法士
田中先生
◎10月16日(日) 午前9時~正午(2単位)
『コンディショニング実技』 講 師;間所 正嗣 先生・山川 友和 先生
済生会金沢病院 理学療法士
間所先生
山川先生
ストレッチ、アイシング実技の様子
16日 午後1時~4時(2単位)
『テーピング実技 基礎編』 講 師;佐藤 裕之 先生
JATAC-ATC(柔道整復師)
石川ブルースパークスコンデイショニングコーチ
※助手として他5名(ブルスパトレーナー)
佐藤先生
テーピング実技の様子
西尾先生には、ドーピングの定義、なぜ禁止されたのか、国外・国内での基準や実施状況、市販薬・漢方薬・サプリメントなど注意すべき思うわぬ違反、どう対応するかなどの講義をして頂きました。
そこまでして勝ちたいのかという選手や関係者がいるため、このような制度が設けられました。何か資本主義経済の賜物のような気がしますが、スポーツ選手と関連した医療者は知っておくべきことですね。
田中先生には、面白い導入スライドから、プロ選手の実例を出して、トレーニングを考える時の概要、筋肉と脳~その運動時の働き~、アスリートして持つべき筋肉、痛みとは、コンディショニングにおいて大切なこと、などを講義して頂ました。
試合に向け、あるいは日々の練習で、医療者としてどのようにコンディショニングを考え、それを選手や指導者に伝えていくかは大切なことです。また、それには正しい知識、そして、そこから生まれる応用がポイントになると思うのです。スポーツと同じでトレーナーもまずは基礎ですね。
間所先生には、ケガをした時の応急処置であるRICE処置についての説明と、アイシングと圧迫の実技をして頂ました。
山川先生には、ストレッチングの説明と、僧帽筋、広背筋、上腕ニ頭筋、ハムストリングスなどのストレッチング実技をして頂きました。
RICE処置にしてもストレッチングにしても、「何を目的に行うか」ということを理解しておくのが最低限の原則です。どんな施術でも一緒なのですけどね。また、現場で行っている両先生ならではの工夫などの話も聞け、教科書的に勉強するのではなく、実践の場から生まれた知識を加味して学べたのが良かったと思いました。
佐藤先生には、テーピング、特に足関節の基本テーピングを中心に、テーピングの意義と実技を行って頂きました。
佐藤先生のテーピングは巻き方も、完成度も美しく、何より受けた選手が効果を実感できるテーピングです。どこの部位にしろ非常にスピーディーに的確に、適度なテープの量で巻いて行きます。これ選手も、周囲で見ている私たちも感動するんです。佐藤先生は当たり前にやっているのですが、その巻き方までに練り上げてきた試行錯誤、苦労が感じられ、「私もこれだけやりたい」という目標にもなるんです。
テーピングでケガを治すわけではありませんが、競技や練習をしていく上で必ず必要となる技術です。技術ゆえ何度も巻いて、失敗し、成功し、思考錯誤し、スキルアップしていく必要があります。そんな意味でも、いい刺激になった実技講習になったと思いました。
本日の講習会も90名もの参加者があり、当初、もっと少なくなるのではと心配しておりましたが、石川のスポーツ医療に携わる医療者の皆さんは本当に勉強熱心だということが分かりました。あっ、富山や福井からも参加があるんですよ。特例として。
ちなみに、受講費は土日両日で9000円です。
日曜日の講習が終了して一段落…と思いきや、(社)全日本鍼灸学会の会員でつくる石川県鍼灸研究会(もとは石川地方会)の幹事会が午後6時から美川で開かれることになっていました。その幹事の一人でもありますし、先日の中部支部学術集会での会議にオブザーバーとして出席した経緯もありますので、講習会終了後は、そちらに出席するために美川に向かったのでした~
まあまあ、ドタバタな日々が続いておりますよ
二葉鍼灸療院 田中良和
何か差し迫った用事がない限りは、ISTでは総務部長をさせて頂いておりますので、受講者の皆さまがスムーズに受講して頂けるように会務に専念しております… って、そんな仕事も楽しいんですけどね
IST 第3回認定スポーツトレーナー養成講習会
日 時:平成23年10月15日(土)・16日(日)
会 場:いしかわ総合スポーツセンター 第2・3会議室
講習内容
◎10月15日(土) 午後2時~3時30分(1単位)
『ドーピングコントロール』 講 師;西尾 眞友 先生
金沢医科大学医学部 薬理学
(財)石川県体育協会 スポーツ医・科学委員会 副委員長
講義を行う西尾先生
15日 午後3時40分~5時10分(1単位)
『コンディショニング理論』 講 師;田中 哲 先生
金沢社会保険病院 理学療法士
田中先生
◎10月16日(日) 午前9時~正午(2単位)
『コンディショニング実技』 講 師;間所 正嗣 先生・山川 友和 先生
済生会金沢病院 理学療法士
間所先生
山川先生
ストレッチ、アイシング実技の様子
16日 午後1時~4時(2単位)
『テーピング実技 基礎編』 講 師;佐藤 裕之 先生
JATAC-ATC(柔道整復師)
石川ブルースパークスコンデイショニングコーチ
※助手として他5名(ブルスパトレーナー)
佐藤先生
テーピング実技の様子
西尾先生には、ドーピングの定義、なぜ禁止されたのか、国外・国内での基準や実施状況、市販薬・漢方薬・サプリメントなど注意すべき思うわぬ違反、どう対応するかなどの講義をして頂きました。
そこまでして勝ちたいのかという選手や関係者がいるため、このような制度が設けられました。何か資本主義経済の賜物のような気がしますが、スポーツ選手と関連した医療者は知っておくべきことですね。
田中先生には、面白い導入スライドから、プロ選手の実例を出して、トレーニングを考える時の概要、筋肉と脳~その運動時の働き~、アスリートして持つべき筋肉、痛みとは、コンディショニングにおいて大切なこと、などを講義して頂ました。
試合に向け、あるいは日々の練習で、医療者としてどのようにコンディショニングを考え、それを選手や指導者に伝えていくかは大切なことです。また、それには正しい知識、そして、そこから生まれる応用がポイントになると思うのです。スポーツと同じでトレーナーもまずは基礎ですね。
間所先生には、ケガをした時の応急処置であるRICE処置についての説明と、アイシングと圧迫の実技をして頂ました。
山川先生には、ストレッチングの説明と、僧帽筋、広背筋、上腕ニ頭筋、ハムストリングスなどのストレッチング実技をして頂きました。
RICE処置にしてもストレッチングにしても、「何を目的に行うか」ということを理解しておくのが最低限の原則です。どんな施術でも一緒なのですけどね。また、現場で行っている両先生ならではの工夫などの話も聞け、教科書的に勉強するのではなく、実践の場から生まれた知識を加味して学べたのが良かったと思いました。
佐藤先生には、テーピング、特に足関節の基本テーピングを中心に、テーピングの意義と実技を行って頂きました。
佐藤先生のテーピングは巻き方も、完成度も美しく、何より受けた選手が効果を実感できるテーピングです。どこの部位にしろ非常にスピーディーに的確に、適度なテープの量で巻いて行きます。これ選手も、周囲で見ている私たちも感動するんです。佐藤先生は当たり前にやっているのですが、その巻き方までに練り上げてきた試行錯誤、苦労が感じられ、「私もこれだけやりたい」という目標にもなるんです。
テーピングでケガを治すわけではありませんが、競技や練習をしていく上で必ず必要となる技術です。技術ゆえ何度も巻いて、失敗し、成功し、思考錯誤し、スキルアップしていく必要があります。そんな意味でも、いい刺激になった実技講習になったと思いました。
本日の講習会も90名もの参加者があり、当初、もっと少なくなるのではと心配しておりましたが、石川のスポーツ医療に携わる医療者の皆さんは本当に勉強熱心だということが分かりました。あっ、富山や福井からも参加があるんですよ。特例として。
ちなみに、受講費は土日両日で9000円です。
日曜日の講習が終了して一段落…と思いきや、(社)全日本鍼灸学会の会員でつくる石川県鍼灸研究会(もとは石川地方会)の幹事会が午後6時から美川で開かれることになっていました。その幹事の一人でもありますし、先日の中部支部学術集会での会議にオブザーバーとして出席した経緯もありますので、講習会終了後は、そちらに出席するために美川に向かったのでした~
まあまあ、ドタバタな日々が続いておりますよ
二葉鍼灸療院 田中良和
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