海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

孔乙己酒家本店は今年改装予定

2024-04-19 | 写真日記

文廟横の孔乙己酒家本店 学宮街 2014年4月

 

まだ孔乙己酒家出店してない同じ場所 1996年当時は花鳥市場だった

 

前世紀からお世話になっている孔乙己酒家本店 車は元アシスタントのJeep

 

私はこの旗をずっと見続けてきた

 

孔乙己像が目印

 

 

 

貧杯

 

2階の店内 

 

ここの蒸し鶏は雄の鳥を去勢して育てた鶏で上海では孔乙己酒家だけでしか食えない(食いかけ画像)

 

小海老と上海蟹

 

名前は忘れたが花の蕾

 

孔乙己酒家本店(文廟横)との付き合いは約20年以上になり、この店が出来る前の1996年からこの付近を重点的に撮影していたので、おそらく日本人では私が一番詳しいエリアだろうな。この日に呼ばれた理由は、この本店が今年中に店内も外観も大改装するので、私が慣れ親しんだ雰囲気を見ておいて欲しいとの事。この日は、三茂と宝くんとありがたい事に他の2支店のオーナーもわざわざ来てくれ、席は隣の文廟の庭が見える2階の一等席だ。

この日はランチという事もあり、オーナーが食べておいて欲しい料理が出てきた。ここの蒸し鶏は、雄の鶏を去勢して育てたので肉が柔らかく、上海では孔乙己酒家各店でしか食えない紹興市の絶品料理だ。そして、ビールと生紹興酒もいただいた。その後、孔子廟は現在閉館中だが特別に中に入れてもらい十数年ぶりの廟内を。

☆以前にも書いたが、私は今回上海を去る訳ではない。今回は、ちょっと長めに帰国するだけで、今年中に上海に戻り四川省の成都にも行く予定。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生まれて初めて桜を見た子供

2024-04-17 | 写真日記

 

母親のチャット画像から

 

 

母親のチャット画像から

 

 

クビレ多過ぎ

 

 

ケツワレグミの容器にもソックリ

 

 

Hi Studioで

 

元アシスタントのナミに子供が生まれたのは昨年の話。ただ、昨年はインフルエンザなど複数の呼吸器系のウイルスが上海で流行っていたので、会うのは避けてきた。そんな事もあり、私の帰国前に元アシスタント2家族と制作会社のボスが"Hi Studio"に集まってくれて、羊の肉をメインに紹興酒とワインをいただいた。

チャットの画像でナミの子供の顔は見ていたが、実際に会うのはこの日が初めて。そして、この子は人見知りしないのと一才泣かないそうだ。この10ヶ月で13kgというデカイ子は、照ノ富士の子供が16ヶ月で17kgなので、確実にそれを超える事になりそう。という事で、角界入りを勧めておいた。

ナミは翌日から深圳ロケへ。宝くんも茶の仕事で福建と雲南へ。

☆10ヶ月ほど上海に戻らない私だが、連日なぜか送別会のような雰囲気に。という事で、翌日も老西門の孔乙己酒家本店へ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上海で一番長く住んだ新華路付近へ

2024-04-15 | 写真日記

10年住んだ新華路の名前のない裏路地 思えばここが一番住みやすかった

 

最寄駅は虹橋路駅

 

虹橋路駅前は再開発でビルだらけ

 

人が少な過ぎる

 

パクられ中

 

2003年に2年間だけ住んでいた古いマンションが奥に見える

 

猫の店員が

 

宋園路

 

古羊路

 

時間調整のために、私が2003年から2年間と2010年から10年間住んだ地下鉄"虹橋路駅"から近い新華路付近を歩いてみた。21年前のこの地域は国営工場跡地で、その頃は民間に安く貸し出しローカルの小さな市場などがあり、とても好きな場所だった。その後、この区域は立ち退きが始まり長期間更地になり数年前には高層ビルが建ち並ぶオフィスビル街に大変身。この付近の昔の面影を知っている日本人も今では少ないだろうな。新型コロナと経済の影響もあり、このオフィス街が現在どのくらい稼働しているのか分からないが、人が少な過ぎるオフィス街になっているようだ。この虹橋路駅のある凱旋路から右に曲がり虹橋路に出て宋園路に向かい古羊路方向へ向かった。この古羊路は、かつて日本の飲食のメッカといわれていた場所だが、突然の退去命令で絶滅日本村と言われていた場所。

毎日のように昼も夜も酒と飯を誘われていて、昨日の夜も元アシスタントのスタジオで昔の仲間二家族と昔のスタッフと酒盛り。本日の昼は、"孔乙己酒家本店"で飯と酒を。この本店の老板曰く、今後本店が再開発でどうなるか分からないので、20年以上前から続くこの店を見ておいて欲しいとの事。そうなんだよね、再開発って突然通達が来るんだよね、この国は。

☆2020年の3月7日に私は上海に再入国したが、その後に発給済みビザがすべて無効になり、上海に戻れない外国人が激増した。という事で、私はとてもラッキーだったと言える。その時のブログ→コレ  ここから隔離生活の第一歩を経験し、その後もホテル隔離や自宅隔離、そして2ヶ月のロックダウンを。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上海の松江にしかない半亩田でランチを

2024-04-13 | 写真日記

オーダーはメニューにチェック

 

この店の有名料理は魚 手前は豚の角煮 右は旬の筍スープ

 

魚と豆腐は絶品

 

松江大米はとても美味い中国米

 

昨日は美術評論家の家族3人と私の最後のアシスタントだった5人で、松江の有名店"半亩田"でランチを。場所は私の自宅から近いが、ひと区画全部がなんちゃってヨーロッパ風でミニエッフェル塔がある町のすぐ近く。美術評論家の老師とは今月会っておかないと来年まで会えないのは、彼がアメリカの美大の客員教授でもあるからだ。半亩田という店は、松江エリア限定の店で6店舗ほどあるようだが、私は知らなかった。ちょっとびっくりしたのは、何を食っても美味い事。それと、松江大米という白米がとても香がよく美味しい。こんな店に一人で行けたら通うだろうなと思うが、中国料理屋は大皿料理なのと一人で行けるようなテーブル席が無いので私ひとりでは絶対に無理。

その後、元最後のアシスタントが私の自宅に来て、私が使っていた中国茶器など彼女の欲しい物のほとんどを持って行ってもらい、私のアンティーク家具の引取り話をしてこの日は全て終了。

☆この半亩田という店→コレ 日本で観る事が出来るかどうか知らんけど。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上海静安寺公園のカフェで人と待ち合わせ

2024-04-11 | 写真日記

静安寺前で

 

静安寺公園入口 投げ銭はアプリ決済も可能

 

風船売りのオッサンも暇そう

 

日本村近くのAPITA

 

デリバリー部隊が仕事待ち

 

夜の日本村近くに

 

エロチラシ

 

紅宝石路駅へ

 

静安寺公園のカフェで上海人と待ち合わせし打ち合わせ。この日は素晴らしい天気で、平日でも上海中心部の静安寺付近のオープンカフェは満員状態。日本から帰国した上海人と来週に四川省の成都に行く予定だったが、私のスケジュールが合わず断念。結局、この日はチャットで顔見せし会話。結局、来月中旬に成都の担当者とは東京で会う事になった。その後、久光の地下フードコートで買い物しデンタルクリニックのある虹橋の日本村方面へ。予約時間まで数時間あるので路をジグザグに歩き時間調整。上海中心部を引きで見ると景気なんて関係ないように見えるが、それは写真の切り取り方次第。それは、ニュース映像や新聞や週刊誌の記事の同じようなもの。

この日、上海での歯の治療は一応終了で、後は日本で引き継いでもらう事に。その後、しばらく外で呑んで無かったので、行きつけの店で久しぶりに一杯。店を出て、地下鉄の紅宝石路駅に向かうと、歩道にチラシが。よく見ると、日本の前世紀にあったエロチラシがばら撒かれていた。なるほど、これならサツにもチラシを落としたと言い訳がたつもんね。で、この場所からは上海日本領事館も近い日本村付近なので、これのお世話になる日本人客がいるという事だろう。上海の日本村だった黄金城道はかつて日本人向けDVD屋がスラリと並びエロDVDコーナーも充実していて日本人客が溢れていた。でも、そんな店も廃業し今は周辺の日本料理屋や呑み屋も壊滅状態で、日本村付近は何処へ行っても日本語が激減。

過去を思えば、日本人が上海で一番多かったのは2012年の反日デモ前までで、その後一気に激減し大気汚染とコロナでさらに減少した。そして今は、中国の景気減速でさらに外国人が減っている。そんな中、姫路の有名な豚骨ラーメン"ずんどう屋"が上海にオープンした。これを調べてみると、あの丸亀製麺のトリドールがオペレートするようだ。以前、はなまるも丸亀も上海で人気になり、その後に撤退。一風堂だって合弁で展開したが、その後に撤退し独資で再挑戦。過去、これらの店の最初は良いのだが、日本人のスタッフが抜けると徐々に手抜きが始まり数年もすると客が寄り付かなくなるのは、今もさして変わってない。さて、この"ずんどう屋"が今後どうなるのか。

☆上海に丸亀製麺が出来た時は、上海のカメラ城の近くだった事もあり混む時間を避けてまでよく通っていた。その後、徐々に手抜きが始まりトッピングの天ぷらなどが並ばなくなり、店のスタッフもローカルムードになり行くのをやめた後に撤退。中国で飲食のチェーン展開は、ホント難しいね。ただ、MACやKFCは今や中国の何処へ行っても展開出来ているのは何故なのか考えた方がイイね。スタッフを育てるのも大事だが、今後はAIを取り入れ半ロボット化した方が味の質は保たれると思うよ。私が知っている限り日本ブランドの飲食チェーンで、味がいつも変わらないのはサイゼリアとすき家かな。私がよく行く居酒屋のオーナーが嘆いていた事は、調理スタッフに一生懸命教えても、ちょっと目を離すと手抜きをするので休みの日が取れないんだよとね。

☆小林製薬の紅麹問題は、こちらでも相当影響を受けている。かつての日本のサプリなどは絶大な信頼を受けていたので、他の日本製サプリも安心して中国では売れていた。が、今回の問題で他の日本ブランドのサプリも売り上げが落ちていると聞いている。日本で蟹の偽装問題も発覚し、日本の信用は徐々に落ちているね。日本は他国の事をどうこう言っている場合じゃない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする