老子がアッカンベー
モンゴル人力士像
なぜかアソコだけブロンズの地金が
14年前の画像から
北京大学は過去に二度ほど行った事があるが、二回とも仕事撮影。一度目は前世紀に突然北京を訪問した日本の政治家の追っかけ。二度目は2010年に日本の週刊誌の仕事で、北京大学のとある教授の取材。この時、北京大学のアートに関する寛容さは日本の大学より一歩抜けて先を行っていると本当に感心したものだ。北京大学のとある校舎ビルの入口両脇に老子像と黒光しているモンゴル力士の像が置いてあり、老子はアッカンベーでモンゴル力士はスッポンポンで見上げるほど高い像。つまり、この校舎に出入るするには、この二つの像が必ず目に止まる。で、よく見ると黒光しているモンゴル力士像のアソコだけブロンズの地金が出ている。
このモンゴル力士のチンコの高さが身長172cmの私の目の高さと同じ高さなので、大人であれば普通に目に止まる位置。で、なぜアソコだけブロンズの地金が出ているのかと言うと、みんなアソコを触る人が多いので長い年月を経て地金が出たのだと聞いた。ふーむ、なるほど。人間の手のひらの摩擦は、素材を傷つけない最高のコンパウンドだという事を北京大学では立証する為にわざわざ置いていたのかも知れないと、私は勝手に思った。と言うのは、後付けのウソだけどね。まぁ、この作品の作者はおそらくこうなるであろうとの確信犯だと思うけどね。
この裸のモンゴル人力士像は下品だという声が上がり、翌2011年に北京大学の他の場所に移動させられ、その後は雑草が生えた空き地の中にひっそり立っていると聞いている。今はどうなったのか、知っている人は教えてください。
☆このモンゴル力士像にクレームを入れたのは、きっと当時の北京大学のウブな女子学生だろうと勝手に推測。この像のクレーム主たちは、ミケランジェロの「ダヴィデ像」を見たら、やっぱり下品だと言うのかなぁ。ダヴィデ像の方が相当リアルだと思うけどねぇ。
☆2012年の「西安伝説のキノコ事件」は中国全土で衝撃が走った大事件だった。中国の西安の田舎で、新種のキノコを発見というニュースが全国的に放映された。もしかしたら、不老不死のあの幻のキノコ(肉霊芝)かも知れないなどとTVで全国に放映された。それは、村の老人が井戸を掘っている最中に見つけたモノで、地元の新人ニュースキャスターが興奮した表情で真剣にレポートしていた。その時のサイトが今も残っている→この記事と発見されたキノコはコレ。そして、これに便乗して商売をやった奴→コレ。この事件から数年後、中国は大人のオモチャ世界一の製造国になり、上海では世界最大のEXPO「中国国際成人保険及生殖健康展覧会」が毎年開催されている。この展覧会に最初に行ったのは日本の新聞系週刊誌の取材→コレ、その後はコレとコレ人民網記事→コレ。
☆今も生殖健康際をやっているのか調べてみたら、私の一時帰国日の4月21日から上海で開催されるようだ。展覧会の名前は「2024上海国際情趣生活及健康産業博覧会」と名称が変わっている。こんな下品な展覧会なんて、と思う人が多いかも知れないが、そういう人は視野が狭い人。つまりこのような展示会は未来の実験場のようなものだからだ。それは、どのくらいロボット化が進んでいるのか、IT技術がどのくらい導入されているのかなどを知る良いチャンスだからだ。また、私にとっては会場内でのLED照明の使われ方も見逃せないのだ。