この前の結婚式の2次回でブーケトスを受け取った女が一人、私の斜め前に座りiphoneと心を通わせていた。30分ほど観察しながら数枚撮影。その女は、栗田ひろみ(1970年代に活躍した女優)が少しワルの道に入り化粧が変わってしまったという感じの子だった。
飲み屋など薄暗い場所で、iphoneのほのかな明かりは女を美しく見せるとても良いライティング機材かもしれない。
キャノンFD50mm f1.4
この前の結婚式の2次回でブーケトスを受け取った女が一人、私の斜め前に座りiphoneと心を通わせていた。30分ほど観察しながら数枚撮影。その女は、栗田ひろみ(1970年代に活躍した女優)が少しワルの道に入り化粧が変わってしまったという感じの子だった。
飲み屋など薄暗い場所で、iphoneのほのかな明かりは女を美しく見せるとても良いライティング機材かもしれない。
キャノンFD50mm f1.4
昨日の5日の朝、スティーブ・ジョブス死去のニュースは私にとってもショックだった。appleの仕事は80年代後半に関わり、90年にはF-1の速報誌をDTPで制作する為にMacは必然だった。当時のMacは今から比べるととても高価だったが編集部には6台ほとMacが並んでいた当時を思い出す。
そして夕方、孔乙己酒家に一人で行きビールと紹興酒を飲みながら飯を食ってすぐ帰る予定だったが、老板のファミリーに偶然遭遇し12人でテーブルを囲む。その時、老板が持っていた上海の夕刊紙「新民晩報」には、スティーブ・ジョブス死去のニュースが一面トップで掲載されていたのには驚いた。
同じテーブルを囲んだ小学生がipadを使いこなし遊んでいたが、誰でも簡単にわかりやすく使いこなせる物を造り上げた功績はすごいと思う。もし、世の中に彼のような人物が居なくwinのみがPCとして発展していったらどんな世界になっていたのかと想像してしまった。
キャノンFD50mm f1.4
国慶節休み5日目を迎えた上海の街は空気がすごくきれいで澄んでいる。それは、上海近郊の工場が操業を停止したり車の量が少ないためだろう。
一昨日、香港のある会社のボスと上海の代理店など6人で日本料理屋で飯を食う。この料理屋は前世紀から上海にあり、168元(約2000円)で飲み放題食べ放題をうたい文句に展開している店だ。この店の客はほとんどが地元の人達で、昨日は休みという事もあり30人近くが並んでいた。
15人ほど入れる個室で鉄板焼職人は一人。雰囲気は日本のそれとあまり変わらないが、味は今二つ。焼き方を見て思ったのだが、油の使い過ぎで味がくどくて私には食べられない。中国人好みに合わせてバターを多く使っているのか、大量に食べられないように油を多く使っているのかどうかわからないが日本人にはあまりお勧めできる店ではない。
偶然隣の席になった上海人ファミリーは全員50代のおっさんとおばさんで、大量の刺身と鉄板焼きの肉や魚をカウンターに並べていた。その人達の顔を見て思い出したのが、昭和40年代の日本人の顔だ。顔には苦労のあとがあり顔のシワは深くおばさんは全員髪にパーマをかけ慣れない日本酒を飲みながら刺身を口に運んでいた。
カウンター席と普段慣れない場所のせいだろうと思うが、異常に口数が少なくよそ行きの雰囲気が漂っていて、やっと少し豊かになってきた昭和の顔を思い出した夕飯だった。
キャノンFD50mm f1.4 写真は衡山路の深夜2時
陽が落ちて浦東から浦西の外灘を見る。時々、どぎついネオンの船や貨物船が目の前を通り過ぎるのが、上海らしくてとても良い。
昨日、21時からちょっと一杯が朝4時までになってしまった。国慶節休みなのでどの店も客は少なくのんびりと過ごせた。本日も香港のカメラ機材関係のボスと飯。
こちらでは、誰でも買え安く物を運ぶ手段として、リヤカー付き自転車がある。上海で見るそれは恐ろしく丈夫に出来ている。今まで、パンクかチェーンが外れた以外に壊れて立ち往生しているそれを見た事がない。
以前、大連に取材で行った時にタクシーの代わりにこれを2人でチャーターした事がある。スピードが出ないのでロケハンには最適な移動手段だった。
地下鉄が信用できないので、運転手付きリヤカーを一日チャーターして撮影するのも良いかも知れない。
キャノンEF70-200