海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海南京路の歩行者天国入口

2011-10-02 | 遠い記憶 現代のレンズ

 

上海の南京路歩行者天国は、たしか1999年から始まったと記憶している。西蔵路と南京路の交差点には円形の歩道橋があり絶好の撮影ポイントだったが、それも撤去された。

昨日ネットで新聞を見ていたら、この南京路で日本人相手にぼったくりが急増していると出ていた。これは、今に始まった訳では無く前世紀の90年後半からよくあった事だ。場所は、圧倒的に南京東路と福建路が交差している付近が多い。

手口は、日本語が話せる若い女の二人組や娘と母親のペアや時には自称船乗りだというおっさんもいたが、こちらが複数人だと相手も寄って来ないので、一人歩きの日本人がターゲットとなっている。口説き文句は、日本語を教えて欲しいのでお茶を飲みませんか?とか、昔日本に住んでいたので懐かしい昔話しをしたいなどとしつこく言い寄ってくるのが手口だ。

3年ほど前、この南京路で三脚を立てて撮影した時、3時間の間に4組のぼったくり女に(手口が同じ)声をかけられた事がある。その日の、最後ののぼったくりグループに(親子だった)面白半分で話にのってみたのだが、誘われた場所がビルの6階の展望喫茶だと聞いて断った事がある。

こんな時、日本人の多くは微笑みながら断る場合が多いので、相手もしつこく攻めれば落ちると思い込むようだ。こんな時、微笑みながらのNoは止め毅然とした態度でNoと言わない限り相手に意思が伝わらないと言う事を日本人は認識すべきだ。

キャノンEFレンズ

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