海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

デ・キリコ展を東京都美術館で

2024-07-08 | 写真日記

東京都美術館出口で

 

東京都美術館から外を

 

ビールを呑みながら大井町駅の再開発現場を

 

東京都知事選の前日7月6日に、上野の東京都美術館へ行き「デ・キリコ展」を観た。キリコの絵は一度海外で観たが、実際に多くの作品を一挙に観たのは今回が初めて。また、キリコが彫刻や舞台美術も手がけていたのは今回初めて知った。そして、当時の斬新な表現が続いた後に、作風が古典に戻っているのが興味深い。美術館を出る頃に雲行きが怪しくなり上野付近で飯を食うのは諦めて、豪雨に追いかけられるようにJRで大井町へ到着。その後、店に入った後に豪雨が続き、外の豪雨を見ながら生ビールを。

東京都美術館へは随分前に画家「バルテュス展」を観に行ったのが最後なので、相当久しぶりという事になる。この時は、入口付近に民間の警備員を雇いメガホン片手に大声で人員整理の為に叫ぶ警備員を見た時は、人が混む初詣の交通整理かと思ったほど。今回も観覧者に対してチケットゲートで並び方が厳格過ぎて呆れるほどセンスがなく進歩もしてない。そして、会場内でも観覧者に対して、空いている方から作品を観ろと後ろから声をかけてくる監視員のウザさは、私にとっては美術を観るという気持ちを削がれウザ過ぎるノイズにしか聞こえない。まぁ、この件は東京都写真美術館でも経験しているので、東京都が運営する美術館は何処も同じなんだろうね。近くの国立とは大違い。

☆この日は、GFX50SII+ULTRON 28mm f2

 


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