海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

9年ぶりに朱家角へ

2013-11-26 | 遠い記憶 現代のレンズ

 

久しぶりに上海郊外の朱家角へおっさん4人で向かう。一人は10年来の友人だが、あとの二人は初めて会う上海人。その中の一人がLED製造会社の技術部長で、以前は日本の電機メーカー向けに蛍光灯を製造していた会社の人。今度、彼の会社に行きLEDのお勉強。

朱家角は何度も行った事があるのだが、最後に行ったのは2004年に日本人女優の撮影で行ったのが最後。その頃から街が変わったかというと、ほとんど変化無し。あいにく天気は悪かったが、かろうじて雨に合わなかった。でも、すっきりと晴れた天気はこの街に似合わないし私自身好きではないので、ちょうど良かった。

 

2階席から下を見ると高齢親族の旅のよう

上海近郊の水郷の街に初めて行ったのは周荘で、前世紀末の1998年だったと記憶している。当時お世話になった飯屋の老板一族10人の旅だったが、一般に開放されたばかりだったので大混雑。狭い水路の中で観光客を乗せた船が大渋滞し船同士が衝突。その後、船頭同士が櫓で殴り合うという面白い展開になったを今でも覚えている。他人に先を譲るとか謝るという習慣の無い中国では、あまりにもよくある光景であり滑稽でもある。

この朱家角は、上海から近いが土産物屋と人を見に行くようなものなので、私はあまり好きではない。という事で、私が今まで行った上海近郊の水郷の街でお勧めは「鳥鎮」。ここは、上海から少し遠いが、煩わしい呼び込みもいないし、水郷で生活している人達を普通に見ながら古い中国を楽しめる大人の水郷だ。

X-Pro1 XF35mm f1.4

 

 

 

 

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