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菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

夏樹静子著「裁判百年史ものがたり」(文藝春秋)を読む③チャタレイ夫人の衝撃

2021年01月06日 17時51分57秒 | 日々の雑感
 チャタレイ夫人の裁判を知ったのは、私が小学生の4年生か、5年生の頃である。「ワイセツ」という言葉が飛び交っていても、何がなんだか分からなかった記憶が甦る。
 大学生になって、D・H・ロレンスの本・「チャタレイ夫人の恋人」を読んで、なんでこんな本で、大きな裁判になったのか分からなかった。
 この夏樹静子さんの本を読んで、やっとその経過と意味を知ることができた。
 
 訴えられたのは、この本を出版した小山書店社長・小山久二郞氏と訳者の作家・伊藤整氏である。7年間かかった裁判では、小山氏に罰金刑、伊藤氏は無罪ということで決着している。

 最高裁は、「 猥褻文書の定義はいたずらに性欲を刺激、興奮させること、普通の人の性的羞恥心を害すること。善良な性的道義観念に反することの三要件をあげている」
 
 
 

  

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