市議会だより第60号編集委員会に参加

　今日は、午後1時半から、市議会だより第60号編集委員会が開かれました。9月議会は決算議会ですから、一般議案質疑のほかに、総括質疑（決算案報告に対する質疑）などがあり、午後4時まで、じっくりとかかりました。

　

　市議会だよりの原稿をパワーポインターで映し出し、1ページ、1ページ検討していきます。大きな異論はないのですが、みなさんの意見をだして、まとまるのには2時間半では終わらず、積み残した部分もあります。
　次回は、来週火曜日にもう一回編集会議を持つことになりました。



　

99人の名簿「誰がつくったのか」ー小池書記局長の会見

　日本学術会議の「人事介入」が影響したのか、発足1ヶ月もたたずに、菅新政権の支持率が20％も下がったとNHKテレビが報道していました。菅氏は、官房長官の頃は、安倍氏の「尻拭い専門」であったから、他人事のように解説していればすんだが、今度は自分の発言が矢面にたってきた。
日本学術会議の全容開明を求める、日本共産党書記局長の記者会見を紹介する。

　99人の名簿「誰がつくったのか」
　経過の全容解明と6氏全員の任命を
　　
　日本共産党の小池晃書記局長は12日、国会内で記者会見し、加藤勝信官房長官が同日の会見で、日本学術会議の会員名簿を「見ていない」という菅義偉首相の発言（9日）について、名簿は決裁文書に添付されていた参考資料だったとして、「詳しく見ていなかったということを指しているのだろう」と憶測で述べたことに言及し、「総理がいったん言ったことに周りがウソの上塗りを一生懸命始めるという、森友問題のときのやり方がまた起きている。これも安倍政権を継承しているのか」と厳しく批判しました。その上で、経過の全容解明と任命拒否した会員候補の6氏全員の任命が必要だと主張しました。

　小池氏は「”俯瞰的に判断する”というが、見ないでどうやって俯瞰したのか」と批判。菅首相が任命を拒否した6人を除く99人の名簿を、いつ、誰がつくったのかが謎のままだとして、「誰かが総理の知らないところで6人を外した名簿をつくったとすれば重大事態だし、そうでなければ総理がウソをついているのか、どちらかだ。これは徹底解明が必要だ」と主張しました。

　その上で、日本学術会議法は会員について同会議の推薦に基づいて首相が任命すると定めており、同会議が105人分の候補を推薦した以上、その名簿に基づいて全員を任命すべきだったと強調。それを”詳しく見ずに6人の任命を拒否した”のなら「違法な決裁だと言わざるをえない」と述べました。

　また、加藤氏はこれまで「個別の人事」については答えられないと言っていたのに、今回は「人事の話なので」と説明拒否の範囲を広げたことを示し、「学術会議の問題全体についてもう説明しないと言っているに等しい。これでは到底国民は納得しない」と重ねて批判しました。