菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

一部原稿を差し替え、つくば市で21カ所演説

2020年10月06日 15時28分02秒 | 議員活動
 菅新首相の日本学術会議への人事介入があまりにもひどいので、演説原稿を「アベ政治引き継ぎ」批判から、次のような原稿に差し替え、つくば市へ出かけました。

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 ●さてみなさん。 8年近く続いた安倍政権は終わり、新しく菅新政権が誕生しました。
 菅新首相は就任するやいなや、いきなり日本学術会議を敵に回して人事に介入してきました。科学者の国会といわれる日本学術会議の人事で、会員候補6人の学者の任命を拒否したのです。菅新首相の蛮行といわざるをえません。まず、最初に懲罰的な人事を強行して、異論を唱える者は排除するぞ、との見せしめの政治ではないでしょうか。
 戦争のための学問を拒否する、日本学術会議への挑戦から菅内閣がはじまったのは悲しむべきことではないでしょうか。
 いままでの自民党ならば、首相が代わる時には、多少は目先を変えた新しい方針をだしてきました。いまは、それもできないほどであります。そんな自民党にこのまま政権を続けさせるわけにはいきません。菅新政権の下、解散総選挙もうわさされています。
こんどこそ市民と野党の共闘を勝利させ、日本共産党を大躍進させてください。名実ともに「アベ政治」を終わらせ、新しい日本をつくるチャンスにしていただきますようお願いいたします。
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 今日は、臼井で2カ所、神郡で7カ所演説し、北条へと向いました。途中、北条大池の方をまわり、平沢、山口にも行ってみたのですが、演説場所(人家が五軒以上固まった場所)が見つからず、旧筑波東中の方から北条に入りました。北条で7カ所演説し、カスミストアで昼食。
 眠くなったのと、地図(ハザードマップ)をもらいに、支所までいき、30分ほど仮眠してきました。やっぱり、一気に20カ所を演説し続けるのは無理があります。
 北条の通りは、筑波山口の方から入らなければ、良い演説場所が確保できません。そこでなんとか、7カ所演説し、計21カ所で今日のノルマは終わりにしました。




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ー鎌田慧氏の批判「改めるに憚る事勿れ」

2020年10月06日 07時04分12秒 | 国政
 今日の東京新聞・本音のコラム欄は、ルポライターの鎌田慧氏だ。この人も痛烈に、「菅首相の日本学術会議の人事への介入」を批判しているので紹介したい。

「改めるに憚る事勿れ」
鎌田慧


 首相に就任するやいなや、いきなり日本学術会議を敵に回して人事に介入、会員候補6人の学者の任命を拒否した。菅新首相の蛮行、敵基地攻撃能力保持の欲望とセット、アベ首相の申し送りの忠実な継承なのか。
 それとも、まず最初に懲罰的な人事を強行して異論を唱える者は排除するぞ、との見せしめ政治の初発の行使なのか。それにしてもやることが姑息だ。これからの日本をどうするのか。コロナ禍を乗り切り、健康で文化的な最低限度の生活をどのように保障するのか。

 集会、出版、言論、学問の自由を保障する民主主義の国をみなさんと手を繋いで確立させましょう、と語りかけてほしかった。ところが悪名高いアベ政治を継承するどころかさらにひどい、公然たる言論・学問の自由抑圧として出発。それが所信表明代わりとは、蓋し日本憲政史上初めてか。

 戦争のための学問を拒否する、日本学術会議への挑戦から菅内閣がはじまったのは悲しむべきことだ。もうひとつの悲しさは、首相補佐官につくと報じられていた通信社の論説副委員長が、この憲法違反ともいえる暴政を押しとどめることができなかったことだ。
 この耳にするだけでも恥ずかしい学問の自由の抹殺は、世論によって修正されるだろう。その前に新首相補佐官は、職を賭してでも任命拒否解除させてほしい。
(ルポライター)

 注)ちょうどこのブログを書いているとき、TBSラジオの「森本毅郎スタンバイ」で、この鎌田氏のコラムを紹介していました。





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