菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

矢祭もったいない図書館のこと

2015年01月03日 10時17分51秒 | 議会
4回にわたって、矢祭町の財政状況と比較して、桜川市の財政状況を書いてきました。最後に、矢祭もったいない図書館について触れておきます。

 東京新聞の連載にも、3回目に、矢祭もったいない図書館について触れています。
 
 桜川市には、3つの図書室があります。
 図書館の魅力は、なんといっても、その蔵書数です。

 私は、よく、笠間図書館を利用しますが、やっはり、大きな閲覧室、そして、蔵書の数、これがものを言うのが図書館の魅力です。
 岩瀬中央公民館、大和中央公民館、真壁伝承館、どれをとっても、「図書館」というには、中途半端というか、貧弱なのです。やっぱり、「図書室」なのです。

 「矢祭もったいない図書館」は、2007年、JR水郡線東館駅(矢祭町の中心部)のそばに、武道館を改築してできた図書館です。蔵書は、全部と言っていいほど寄贈本で、45万冊です。

 私は、当時、議員をしていた奥さんと一緒に、できたての「もったいない図書館」を見学してきました。
 武道館(柔道場と剣道場)であっただけに、場所の広さには、申し分はありません。蔵書は、整理しきれなくて、半分以上が、箱詰めのままでした。
 45万冊というのが、いかに多いか、びっくりしました。

 当時、教育長の高信由美子さん(私がはじめて訪問したとときは、議会事務局勤務であった)からは、文学書の寄贈がおおいので、「菊池さんは、理科の先生だから、子供向けの科学の本を寄贈してもらえませんか」と頼まれたものです。

 八千代町にも、旧緒川村にも、桜川市のものよりりっぱな図書館があります。

 何とかして、桜川市の図書館・図書室の充実をせねばと、考えています。

 選挙疲れもあり、本を読む気がしなかった年末ですが、やっと、年始に1冊読み通すことができました。
 真壁伝承館で借りてきた、有吉佐和子著・「日高川」です。これは、昭和41年発行のものです。

 有吉佐和子氏には、川3部作があります。
  紀ノ川
  日高川
  有田川
  そして、もう1つ 鬼怒川

  どれも、女の生きざまを描いたものです。
  私は、鬼怒商業高校に赴任したとき、せっかく鬼怒川にきたのだからと、読んでから、好きになりました。
  しかし、有田川は、今のところ、どの図書館でも見つかりません。
  いま、どこかで、巡り合いたいと思っています。

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