八千代の選挙結果を今朝の新聞で確認してから、今日は、桜川市内で演説しました。
昨年末の総選挙の共産党の躍進への期待は、政治状況が変わっていることを実感しました。
「大内さん惜しかったね」、「息子が大内さんのファンでね」など、多くの人から声をかけららました。
とにかく、演説箇所がわかっているというか、決まっているというのは、とても気分的に楽です。
また、昨日以上にあたたかいのも、最高の演説日和でした。
たまに知った家に上がり込んで、お茶をいただけるのも、地元ならではの良さです。
そんなわけで、鍬田、西区、東区、西桜川で21回演説できました。
夕方、岩瀬小の生徒さんに、演説の様子を写真に撮っていただきました。
明日は、議会全員協議会で、病院問題についての市長の提案があります。
街頭演説の原稿を紹介します。
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2015年1月 桜川市街頭演説原稿 2015年1月14日 菊池作成
○○のみなさん、こんにちは。 日本共産党の市会議員・菊池伸浩です。
今日は昨年の12月議会の報告と動き始めた中核病院、県西病院のことについて、訴えさせていただきます。
昨年末の総選挙では、日本共産党は、8議席から21議席と、大きく躍進することができました。これは、安倍政権の暴走と真っ向から対決する日本共産党の姿勢が、国民のみなさんから支持されたのではないでしょうか。 戦争と平和の問題でも、消費税10%の問題でも、はたらく労働者のワーキングプアーの問題でも、日本農業に破壊をもたらすTPPの問題でも、さらには原発再稼働の問題でも、安倍政権と真正面から対決してきたのは、日本共産党です。
今回の躍進で、共産党は議案提案権を持つことができました。この議案提案権活用の第1号として、今国会に、政党助成金廃止法案を提案いたします。年末年始に繰り返される政党の再編成は、政党助成金が原因です。政党の堕落につながる政党助成金の廃止を、公約の第1号として提案してまいります。
今年は、第二次世界大戦が終わって70年です。節目の年であります。日本は、あの15年間にわたる戦争で310万人の犠牲者を出しました。その戦争の反省から生まれたのが、憲法9条ではないでしょうか。安倍首相は、集団的自衛権をつかって、「海外で戦争できる国」つくりを推し進めようとしています。今度の選挙では、国民は、海外で戦争できる国づくりへの信任状は、与えてはおりません。日本共産党は、戦後70年の今年、「海外で戦争する国づくり」を許すなの1点で、皆さんと共同してまいります。安倍政権の暴走を、この点でもストップさせていこうではありませんか。
12月議会の報告に移ります。
まず、病院問題です。昨年の3月に、県西病院は桜川市、中核病院は筑西市との分担協定がつくられてから、一歩も変化がありませんでした。暗礁に乗り上げていました。しかし、今年は、動き始めています。桜川市の民間病院を含めた3病院の統合による動きが、提案されることになっています。今後、どのような変化が生まれるかわかりませんが、私は、開業医を含めて医療過疎となっている岩瀬地区の医療環境の充実にがんばってまいります。
次に、環境問題で報告いたします。私は、門毛の採石跡地の残土搬入問題を取り上げました。門毛の採石跡地に大量の残土が、毎日搬入されています。今年10月に、この契約の更新時期を迎えます。採石でできた大きな穴はすでに埋められています。このまま、残土搬入を続けさせるのか、が今問われています。災害防止対策の不備も明らかになっています。桜川の自然を守るためにも、市と対策を考えていかねばならない時期を迎えています。
最後に、東海第2原発の問題です。東海第2原発は、できてから36年、原発の寿命は40年となっていますので、廃炉にし、再稼働をしてはならない原発です。ところが、いま、780億円もお金をかけて、津波を防ぐための防潮堤を建設しています。廃炉の時期を延ばし、再稼働にもっていくことが予想されます。 また、この桜川市は、東海第二原発の事故の際の、那珂市住民の避難受け入れ先となっています。東海第二原発は、全国一の人口密集地にある原発です。避難も不可能、受け入れも不可能なのは明らかです。まったく具体的計画もなく、ずさんなまま、東海第二原発の再稼働を許すわけにはいきません。
東海第二原発の再稼働をゆるさず、廃炉にさせるために、皆さんと共同してがんばっていこうではありませんか。