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経管抜いちゃいました

 ひろ君、鼻のチューブを自分で抜いちゃいました

今朝6時、起きてひろ君を見ると、なんと鼻のチューブを左手で握りしめているではないか
ひろ君の顔を見ると、チューブが抜けているだけでなくチューブを止めていたテープも全く顔に残っていず、元から何も付いていなかった様。

ママが寝ている間に、鼻から胃の一番下まで入っている45cm長のチューブを抜くだけでなく顔に貼ったテープも残さずきれいに剥がすなんて、ひろ君いったいどうやって抜いたのだろうか
これって左手を上手に使って抜いたってことよね。まだまだ元気が無く指の動きも弱々しかったのに…。
ママが気づかなかったぐらいなので、咳き込むこともなく、サーチモニターのアラームが鳴ることもなく、おそらくターゲットをしっかり掴んで意識を持って一気に抜いたのかもしれない。
元気になった証拠だ

ひろ君の意思表示もはっきりしたことだし、もう経管は止めて口から食事を摂らせたいとDrに訴えたのだが、「無理をさせて誤嚥でもして肺炎になったら大変です」と却下された。
残念、結局チューブを入れ直すことに

このチューブの挿入、一度は失敗して気管に入ってしまいレントゲンで確認するまでの約30分間、ひろ君、咳は出るし嘔吐で胃液は出るしでとっても苦しい思いをした。
2度目の挿入で成功。よかった
ひろ君の学校には経鼻経管栄養の子供達も数名在籍している。その子達のお母さんは、Drでも失敗することもあるこんなに大変なチューブの挿入をこなしているのだろうか?、看護師さんに聞いてみたら「自分でやられているお母さんもいますが、出来ない方は外来に来てもらっています」とのこと。自分でするお母さんってスゴスギ~

 午前中は大変な思いをしたひろ君だが、午後には大好きな教会のお友達がお見舞いに来てくれて一緒に賛美の歌を歌ったり、また訓練もあったりと楽しい時間を過ごした。

 今日の訓練はOT(未だ体力が無いので訓練は1つだけにしている)。ベッド上では無くリハビリ室に下りておこなった。作業療法士さんがキーボードで童謡を弾き始めると、とたんにやる気スイッチONになったひろ君。OTの先生と一緒にキーをたたきながら座位保持姿勢を頑張った。少しの時間なら座っていられた。

ひろ君、日に日に良くなっていけるかも(⌒▽⌒)

訓練が終わって部屋に戻ったひろ君、爆睡です。
明日はもっと元気にな~れ。でもチューブは抜かないでね!
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