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お兄ちゃんの個人面談(4年生)

 去った9日(木曜日)はお兄ちゃんの個人面談があった。
ひろ君の病院があったので、順番を最後にしてもらっていた。
病院が終わってそのままひろ君と一緒に学校へ。

 PM5:00から始まった個人面談、学校を出たのはPM6:30だった。
面談の間、ひろ君は黒板消しで「テトペッテンソン」(井上純がみんなの歌で歌っていた曲)と歌って遊んだり、教室の中を探険したり、たまにはママの膝に座ってみたりetc。
長い時間だったが、ぐずることなくしっかり待っていてくれた。

 で、肝心の個人面談。
い~ろいろ言われた。
「身の回りの整理整頓が出来ていません」、「忘れ物をよくします」、「授業中、先生の話を聞かずに机の下でごそごそ、図書館から借りた本を読んでいたりします」、「授業中ふざけたり、隣の子にちょっかい出したりします」、「給食当番の時、片付けを忘れてしまうことがあります」、「自分の食器は自分で片づけることになっていますが、牛乳パックがポツンとそのまま机に置かれたままになっていることが多いです」等etc。
「何故しなかったのかを聞くと、いつも『わすれてた』の返答です。この子の性格からして悪気は全く無く本当に忘れていたのだと思います。」
「忘れ物の多さや、授業中、集中出来ないことは1年生の頃から変わってないですよね、これから良くなっていくのかとても心配です。」

 確かに家でもそうだ、忘れることが多い。

 その原因は何処にあるのか、「寂しいのだと思います」と先生。
「頑張りノートで、両親がしっかり勉強を見てくれていることはよーく分かります。でも、あれだけ漢字の勉強をしてもなかなか漢字が身に付きませんよね。」
「障がい児の兄弟がいると、もっと親に甘えたい気持ちがあっても甘えることを自分で抑えます。親は同じ愛情を掛けているつもりでも心が満ち足りていません。
『障がいのある子に掛ける愛情の20倍の愛情を持って接してあげて下さい。』
まずは寝る時、下の子はお父さんにまかせて、思いっきり抱っこして寝てあげて下さい!」と。

 ぐさ~と来た。「お兄ちゃんはもっとしっかりしないと!」とよく言ってしまっていた。添い寝の時も、お兄ちゃんの横に寝ようとするとひろ君が割り込んできてママの取り合いになるので、「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい!」と言ってしまっていた。ひろ君が先に寝た時も、お兄ちゃんがいつも「お母さん一緒に寝よう!」と言っていたのに、「ママはこれから後片付けしないといけないから」と断ってばかりだった。

 その翌日の金曜日。
「今日は忘れ物していないし、牛乳パックもしっかり片づけていて、えらいね!よっぽどお父さんに叱られたんだね」と先生に言われたようだ。

 もう4年生、親が手を掛ける年では無い!との思いがいあった自分を十分考えさせられた一日だった。
 親身に考えて下さった学級担任の先生、ありがとうございました。 
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