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食事

 ひろ君、今日は言語聴覚士さんが食事の様子を見て下さり、アドバイスを沢山頂けた。

ひろ君の食事量、頑張って何とか3割。しっかり起きている時に食事時間になった時でも、食事を始めたとたん眠たくなって食事量が増えずにいる。
それで小児科Drが口腔外科に紹介状を書いて下さり、今日、口腔外科のSTさんが昼食の様子を見に病室に来て下さった。

食事形態はきざみ食。
言語聴覚士さん、ひろ君の一口一口を口の動かし方、飲み込み方、舌の動き等色々診て下さり、ママが気づかなかった点が幾つもあった。言語聴覚士さんの評価は下記の通り。
・飲み物を飲む時に口に溜めずに水分がそのまま喉に流れてしまっているので、むせ易い。歯磨きの後の口ゆすぎでよくむせるのも水が喉の奥に自然に入ってしまっているからでしょう。
・喉の奥に入っても上手に咳き込んで出しているのでこれまで誤嚥は無いが、飲み物はトロミを付けてスプーンから飲ませた方が良い。
・噛まずに飲み込む食べ方をしており、形のある物はなかなか噛もうとしない。食事形態は今のきざみ食から一段落落として軟菜食にした方が良い。
・プリンは上手に飲み込めているので、高カロリーゼリーを食事に追加しましょう。
・歯磨きは、歯磨き粉を使っても良いが、口ゆすぎはコップからするのではなくスポンジに水を含ませてスポンジで拭きとる程度で良いでしょう。
等々。

ひろ君が食事をしながら直ぐに眠たくなるのは、食べることに相当なエネルギーが必要だからなのだろう。今はなるべくエネルギーを使わずに食事量が増える様、持って行く必要がありそうだ。

ひろ君、少しずつだが一日一日、日中に起きている時間が長くなり、今日は午後ずっと起きていられた。
夕食を何とか3割程度食べた後は、直ぐに入眠。
この調子で活動時間も増えて行けたらいいナ。
早く退院して学校行こうね、ひろ君!
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体重2kg減

  ひろ君、体重測定をした。

整形外科には車椅子ごと測れる体重計があるので、整形外科病棟にちょこっと入らせてもらっての測定。

体重 27.2kg

10/5日に受診した小児科外来では 29.4kgだった。なんとこの20日間で2kgも減。
風邪症状が出てから少ししか食べられなかったし、入院して熱も咳も収まってからも眠気が強くてプリンやゼリーぐらいしか食べていない。

マイコプラズマ感染の症状は痰が時々絡む程度で落ちついてきているのに、食事が摂れないので退院出来ないでいる。
自己回復力を信じて週末まで様子を見、週明けに退院、あるいはNGチューブを入れてリハビリに入るか、を検討しよう!ということになった。

 水曜日に撮ったMRI結果について、小児科主治医より説明があった。
・新たな出血は無いが、これまでも出血を繰り返している基底核の海綿状血管腫の中で小さな出血が幾つかみられる。
・脳室の大きさは前回と変わらないので水頭症の悪化は無い。
・少し気になるのが脳表面のシワが前回より薄くなっていること。基底核の出血の影響で脳圧が高くなっているかもしれない。
・小さな出血は頻繁に起こっていると思われるので、脳の状態は一定ではなく良くなったり悪くなったりを繰り返していると思う。
・今回入院してからマイコの症状が収まっても覚醒度が低いのは、脳の影響もあるかもしれないが、今一番問題なのは食事が摂れないこと。食事が摂れない、体力が落ちる、ますます食事が摂れなくなる…、と悪循環に陥らないようにする為に食事をしっかり摂れる様、考えていきましょう!
とのお話だった。
脳外Drからの説明はなし。

ひろ君の脳、capacityがいっぱいいっぱいだから病み上がりの回復に時間が掛かるのかもしれない。
毎回、MRIを見る度にひろ君って、とってもとっても頑張っているんだな〜と思う。がんばり屋で、文句ひとつ言わず、いつもニコニコして周りをほんわかムードにしてくれる。
ひろ君、いつも有難う!

今朝の日の出
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マイコプラズマ気管支炎

 ひろ君、風邪では無くマイコプラズマ感染でした。

これまでの経過
16日(日)夕方から39度台の発熱
17日(月)クリニックでインフルエンザ陰性。喉が少し赤いので喉風邪でしょうとの診断。

~ 熱は日中は37度台に下がるも夜に39度近くまで上昇、夜中の咳き込みも多くなり熟睡出来ず。食事量もかなり減った。 ~

20日(木)小児科外来に電話するも「お熱がある時は外来ではなく救急に行って下さい」と言われた為、救急へ。
救急にて、胸部レントゲン異常無し、「肺炎の心配は無いので風邪が長引いているのでしょう」との診断。点滴をお願いするも「少しでも食べられたら大丈夫」とやってもらえず。

21日(金)熱が下がらないのでクリニックへ。
ひろ君を見て「食事摂れてないでしょう」とすぐに点滴をして貰えた。
炎症反応(CRP)は1~2で細菌感染は無し。「風邪が長引いているので、明日も状態が変わらなかったら小児科主治医に診て貰った方が良いね」とのアドバイスを受ける。

22日(土)再び救急へ
胸部レントゲンの再検査、血液検査、及びインフルエンザ、マイコプラズマ、RSウィルスの簡易検査を行う。
血液検査の結果はCRPが3.38で少しだけ上昇、その他は特に異常なし。インフル陰性、RSウイルス陰性、マイコプラズマ陽性。

レントゲンの結果は気管支が少し炎症を起こしているとのことで、「マイコプラズマ気管支炎」との診断で、そのまま入院となった。

入院して、直ぐ解熱剤を点滴ラインより注入。抗生剤(クラリスロマイシン)の服用開始。
入院時39度あった熱が翌日には平熱に。咳も激減した。ずっとだらだら熱が続いていたのにtargetを絞った抗生剤の効きは凄いのね。感染したのが耐性菌でなくて良かった

25日(火)熱も下がり咳もかなり減ったのに、一日中寝てばかり。食事も殆んど摂ることが出来ず。
26日(水)今日も昨日同様寝てばかりで食事が摂れず。

 今日は病棟内がHalloween一色。
入院している子供達や看護師さん等が仮装して小児科外来まで下り、お菓子をたくさん貰って戻って来た様だ。外来まで下りられない子の為に病棟内でお菓子も配っていた。
ひろ君は遠慮したのだが、「お菓子だけでも貰ってね」と保育士さんがバスケットを作って持ってきてくれた。
たまたまそのイベント時間、ひろ君はMRI検査だった為、検査が終わって病室に戻るとバスケットの中にお菓子が沢山入っていた。
看護師さんと先生方、入院している子供達を喜ばせようと子供が楽しめることを色々企画してくれているのだ。気持ちは有り難いのだが…。


 ひろ君が寝てばかりいるのは、入院するまで咳がひどくて夜寝られなかった分の反動が来ているのではとのDrの見解。退院は、覚醒度や食事量を週末まで診て、来週頭に判断しましょう❗とのことになった。
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小児科受診(11歳8ヶ月)

 今日は小児科受診(神経,内分泌)だった。

計測で体重が29.4kg。先月から1kg増
ヤッター。このひと月の間に食事がそこそこ摂れるようになっているので体重増えているかもと期待していた。期待通りで良かった
小児科Drもひと安心した様だった。

<神経の診察>
 先月の診察で、元気の無さは追加した抗てんかん薬のザロンチンの影響かもしれないとのお話しでザロンチンを中止にした。中止して間もなく、元気さが少しは戻ったがそれも一週間程度でその後また調子低迷。
それでも食事は摂れるようになっているので先月より状態は確実に良くなっている。
のだが、今でも声が出ず、疲れ易くて直ぐに頭が倒れてしまうし、右足の出が悪くて歩くのも大変になっているので、どうにかもっと元気になって欲しい

「では、デパケン(抗てんかん薬)も中止してみましょう!」とDr。
元気の無さの原因が分からない以上、考えられる要素を取り除いてみる以外、今取り得る方法が無い。
「寝ている時の脳波はてんかんの波が多く出ていてあまりいい状態では無いけれど、起きている時の生活の質がそれよりも大事なので、ひろ君の元気さを取り戻してあげることを優先に考えましょう」とのDrの判断だった。
デパケンも直ぐに切ることは出来ないので、3ml/日の2週間で飲みきり中止となった。

デパケンを切ると服用している抗てんかん薬はマイスタンだけになる。
少し心配ではあるが、これでてんかん発作が無く、生活の質が上がってくれれば、それがひろ君にとって一番良いことだ。

<内分泌の診察>
 7月にリュープリンの量を少し増やしたのだが、ひろ君の二次性徴の現れが止まらないので、更にもう少し増やすことになった。
リュープリンの量は1.0mgからスタートし、7月に1.2mgに増、そして今回1.5mgに増
なので注射液の量も増えて当初の0.55mlから今回は0.8mlになった。
とても優しい先生でゆっくりゆっくり注射を打ってくれるので、ひろ君全然痛がる様子は無い。
補足:リュープリン注射用キット1.88 (リュープリン1.88mg+懸濁用液1ml)

 今日の受診は学校の担任の先生も同席した。
11月の修学旅行を前にひろ君の状態確認と保護者が同伴しなくても大丈夫かどうかの確認の為だ。
医療ケアが必要な児童は保護者同伴が前提。ひろ君は医療ケア児では無いので保護者同伴の必要は無いのだが、学校側が心配してDrの承諾を前提にということになったのだ。
Drから「保護者同伴しなくても大丈夫です!」とお墨付きを貰ったので学校側も安心だろう。

ひろ君、学校と下校後の病院とで一日フル活動だった。21:00にベッドに入れると直ぐに入眠。お疲れさま~。
明日も色々忙しい。学校を休んで午前午後と発達センターだ。
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整形受診(11歳8ヶ月)

 今日は整形外科受診だった。

前回の受診が6月3日、ボトックス注射をした。
あれから3ヶ月、調子を診て貰う為の受診だった。

ひろ君の右足、1週間単位でも変化が大きい。
緊張が強くて短下肢を履かせるのに入念なストレッチが必要になったと思ったら、翌週はとても柔らかくてストレッチ無しでもスポッと履かせることが出来たりする。体調に左右されるのか?
先週からは足首に硬さが出てきていて、ストレッチしてもなかなか力が抜けず背屈が90度以下になってくれない。また、右膝が棒の様になって、座らせようとしてもなかなか膝を曲げてくれない時もある。
なので、そろそろボトックスの時期かな?と思っていた。

ところが整形の先生、「右足の内反はゆっくり外側に動かしてあげればちゃんと動くし、尖足も多少あるけれど短下肢がピッタリ装着出来ているので、今は未だボトックスはいらないですね。ボトックスを打つめあすは、短下肢がピッタリ装着出来なくなった時と考えて良いでしょう」とのお話し。

なので、もう暫くそのまま様子見で次の受診は11月、その時の緊張の度合いでボトックスを考えましょう!との話になった。
3ヶ月ぶりにひろ君を診察したDr、「前回はずっと首が倒れていたのに今日はしっかり座れているね、だいぶ元気になったね」と言。そうか、最近元気が無かったので忘れていたけれど3ヶ月前はもっと元気が無かったのだ。

ひろ君の首、よく左に倒れるし、横になって休んでいる時もいつも首が曲がって顔が上に向いている。
このままだと頸椎や背骨が変形してしまうのではないかと心配だったが、「脳性麻痺等で緊張が強くて首が曲がっているのなら骨の変形に気を付けなければならないが、ひろ君の場合は力が抜けてフニャ~と曲がっているので、骨の変形は心配しなくても大丈夫でしょう」とのお話しだった。
少しホッとはしたが、でも心配…。

 ひろ君、昨日から一日中とても眠たい感じ。
昨日は発達検査があったが、K式で診断しようとしてひろ君が全く反応してくれず、遠城寺式でのママからの聞き取り検査となった。
今日も診察の時はしっかり座っていたが、学校でも待合室でもずっと眠たそうだった。
それでも食欲はあり三食しっかり完食。天気が悪いので眠たいのかな?

 月下美人、今日咲きました
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脳波撮れました

 今日は先週撮れなかった脳波の再検査だった。

今朝も二度寝をしてしまった(しかも2hも。最近2度寝が多い)ので検査時にちゃんと寝てくれるか心配だったが、今回は大成功

<脳波検査>
 いつもの様にトリクロール10cc。今日はパパも一緒だったのでひろ君、やる気になってしっかり飲んでくれた。
検査室に入って頭に電極を付けるまでは起きていたが、部屋が暗くなってからはスーッと眠りに入った。
ぐっすり寝入っていたのだが、後半の覚醒させての脳波撮りの時にはしっかり目覚めてくれて、今回は入眠時と覚醒時の両方の脳波をしっかり撮ることが出来た。
ひろ君、頑張りました

<診察>
 Drに「調子どうですか?」と聞かれ、相変わらず元気が無いことをお話しした。
脳波結果は、これまで通り入眠時はてんかんの波が多くでているが、覚醒時は全く出ていない。
しかし、8月時点の脳波と比較すると、なんと、状態良くなっていた
Spike波の振幅が以前より小さくなり、また出る頻度もこれまでよりは少なくなっていた。
これまで脳波検査をする度に「悪くなっている」と言われ続けていたので、「良くなっている」と言われたのは今回が初めてだ。
でもDr、「8月に追加した抗てんかん薬のザロンチンの効果が出ているのかもしれませんが、元気の無さがずっと続いているので、この薬のせいで眠気が強く出て元気が無くなっているかもしれません。中止してみましょう。脳波の状態を良くしたい気持ちは大きいのだが、抗てんかん薬は諸刃の剣で人によっては眠気が強く出てしまうことがある。ひろ君が元気に楽しく過ごせることが第一なので、生活レベルを落としてまですることではないですから」と言。
それなら今日からでも中止にしたかったのだが、「抗てんかん薬は急に中止は出来ないので、量を減らして1週間服用後に中止にしましょう」とDr。

抗てんかん薬のマイスタンは変わらず。デパケンも6ml/日で変わらず。
ザロンチンが12ml/日 → 6ml/日を1週間服用後に中止。

ひろ君、MRIで脳の状態は以前より良くなっていた。今回、脳波も少し良くなっていた。
ザロンチンを止めることでまた脳波が悪くなるのでは無く、このまま改善されますように

先日、学校の先生に「2学期になってひろ君のささやき声を聞いていません」と言われた。
早く元気になって、いっぱい歩いていっぱいおしゃべりしてね、ひろ君!
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脳波撮れず

 今日は脳波検査&小児科(神経,内分泌)だった。

<計測>
 年齢:11歳7ヶ月, 体重:28.3kg, 身長:142.0cm, 血圧:107 - 64, 脈拍:106, SpO2:98, (ローレル指数=98.8)

体重がまた減った。ローレル指数がとうとう"痩せすぎ"に入ってしまった(99以下は痩せすぎ)
Drから胃ろうについて、ちょこっと頭に入れておいてねレベルでのお話があった。胃ろうなんてとんでもない!。ひろ君の食べ易いのをこまめに食べさせてこれ以上の体重減は避けなければ。

<診察>
 いつもの様にトリクロール 10ccを上手に飲んでくれたひろ君だったが、寝入って検査室に入ったものの車椅子からベッドへの移動の際に目覚めてしまい、それから眠らず。
結局、睡眠時の脳波を撮ることが出来なかった。
ひろ君のてんかんの波は睡眠時に出てきて覚醒時は出てこないので、寝ている状態で撮る必要がある。
結局、仕切り直してまた来週の水曜日に再検査することになった。

ひろ君の体調、相変わらず元気が無く声もほとんど出てこない。それに最近右足のつっぱりがとても強く椅子に座る時でも右膝を曲げてくれない。かなり頭をのけ反らせて眠る様にもなっているし、全身の緊張が日々少しずつ上がっている気がする。
小児科Drは「MRI結果では脳の状態は良くなっているので元気が無いのは脳波の影響かもしれないからしっかり脳波を撮ろうね。てんかんの波は今に始まったことではないが年々悪くなっているので」と言。
てんかんの波と筋緊張とは直接的な関連が無いのだが、「元気がないことで筋緊張が上がっているのかもしれない」とのお話し。

これまで元気が無くなっても一週間以内には元気さが戻っていたのに、今回は調子低迷の期間が長い。
ひろ君、ほんとにどうしたんだろう。

 ひろ君のお薬の量が多いのでお薬について相談もした。
お薬を食後に服用させると食事を摂るので疲れてしまっているのでなかなか飲んでくれず、食前に服用させるとお薬を飲むだけで既に疲れてしまって食事が進まない。なのでお薬を減らして欲しいと要望した。
「デパケンを飲むことでアンモニアの数値が上がる為、エルカルチンも処方せざるお得ない。なのでデパケンを減らしていきましょうか」とのことで、デパケンを少しずつ減らすことになった(とりあえず 4ml/回 → 3ml/回に)
今日の採血の結果、アンモニアの数値も下がっていたのでエルカルチンはもう飲まなくても良いことになった。ヤッター
デパケン、完全に切れるといいナ~。
来週は脳波がしっかり撮れますように

最後に、内分泌の診察でリュープリンの注射を打った。

二人のDrの診察だったので待ち時間が長く、ひろ君疲れたね。
ぐっすり寝てね、オヤスミ
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出血は無し

 病院受診。MRIで出血が無いことが確認できました

今朝も元気の無かったひろ君、元気が無くなって今日で9日目、それに昨日の発作のこともあるので気が気では無い。病院受診することにした。
火曜日は脳神経外科も小児科も休診だった為、救急に行くことに。
出掛ける前に小児科主治医に取り次いでもらって、ひろ君の状態とこれから救急に行きたい旨をお話しすると、快く承諾して下さった。

救急到着。
直ぐに小児科主治医の先生が来て下さり、採血、点滴、そしてMRIも手配して下さっていた。

<MRI結果>
 3月に出血した血腫は全て吸収され無くなっていた。脳のしわも前回(4月)のMRIよりはっきりしていた。脳室の大きさ変化なし。新たな出血なし。これまで何回も繰り返し出血していた基底核の血管腫には小さな出血が複数(以前と変わらず)。
ということで、脳的には4月時点より良くなっている。
「前日にあった発作は、脳内出血では無くてんかんによるものでしょう」とのDrのお話しだった。

<血液検査結果>
・電解質異常無し
・栄養状態異常無し(総蛋白,アルブミン)
・赤血球とヘモグロビンが高めなのは、水分不足により血が濃くなっている。
・炎症反応(CRP)が少し高め 0.25
・アンモニアが高め
・ヘパプラスチン(HPT:ビタミンK依存性凝固因子)が低め

ひろ君、脳の中で小さな出血がちょくちょく起こっているので出血を止める為にビタミンKが頻繁に使われているそうだ。なので採血時に時々HPTの値も検査している。値が低く出たので"ビタミンK2シロップ"が1回飲みきりで処方された。

アンモニアが高値になったことについては、抗てんかん薬で服用しているデパケンの副作用で"カルニチン"が減少、カルニチンが減少することでアンモニア代謝が悪くなり血中"アンモニア"が上昇するとのお話しだった。
カルニチンは疲労回復やスタミナUP、脂質代謝にも関係しサプリメントとしても売られているそうだ。アンモニアの増加やカルニチン不足が元気の無さの原因か?
カルニチンを補充する為とのことでエルカルチン内服薬が処方された。

炎症反応の値が少し高いのも気になる。頭のシャントの入っている出っ張りが少し赤っぽいのは気のせいだろうか?

「入院して様子を見てもいいよ」とDrは仰って下さったが、出血の無いことが確認出来たので一安心。食事と水分摂取は家でも気を付けてやれるので、点滴(ソルデム1 500ml)が終わったら帰宅することにした。

-処方薬-
・エルカルチンFF内服液10% 15ml/日 10日分
・ケイツーシロップ0.2% 3袋(3ml) 1回分

エルカルチンが追加されたことで服薬が朝夕6種類、昼2種類となった。多すぎる、お薬飲むだけで疲れてしまう、ひろ君大変だナ~。

ひろ君、点滴をしたのに今日まだ排泄が無い。そうとう溜めてるかも、後がこわい。
MRIが11:30、その30分前にトリクロ10ccで眠らせた。それからずっと寝っぱなし。昼食も、夕食も、お薬も摂っていない。
トリクロ効きすぎだよ~。
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てんかんのお薬調整

 今日は脳波検査と小児科(神経)受診だった。

念願かなってやっとパパも一緒に病院へ。
パパと一緒だと、ウトウトしているひろ君を検査室に運んだり、会計や薬局も事がスムーズに運ぶのでとても助かる

ひと月前にも脳波を撮っているのだが、"セレニカR"は粒が大きく口からこぼれるのでしっかり服用出来ていなかったかも、しっかり飲めるようにと"デパケンシロップ"に変更し、今回はデパケンの効果を調べる為のものだった。

<計測>
 年齢:11歳6ヶ月, 体重:29.4kg, 身長:141.3cm, 血圧:91 - 54, 脈拍:100, SpO2:98, BMI:14.7 (ローレル指数=104.2)

体重が増えない。ローレル指数が下がる一方だ
ひろ君のローレル指数、小3の3学期頃が一番ぽっちゃりしていてMaxは150あった。ローレル指数が99以下だと痩せすぎになるので、これ以上痩せらさないように気をつけねば

<脳波検査>
 トリクロを飲む時は検査時間の1h前に外来受付する必要があった様だが、そうとは知らず30分前に受付。
いつもの様にトリクロ10ccを上手に飲んでくれて、飲んで10分そこそこで検査室から呼ばれた時はまだ寝入っていなかったが、ベッドにあがると直ぐに寝てくれて、予定通り検査することが出来た。ひろ君、何ておりこうさんなの
検査が終わってパパが抱っこで車椅子に移動させた時には目覚めていて、Drの診察ではひろ君もしっかり聞いていた。
会計で待っている間、そして帰宅後に爆睡。トリクロ、後に残るみたい。

<診察>
 脳波結果は、前回と変わらず。睡眠時に左側にてんかんの波が多く右側は殆ど無い。検査している時間の5割程も左側にてんかんの波が出ています。目に見える発作は無くても良質な睡眠は得られていないと思われるし、このタイプのてんかんの波は言葉が出なくなることもあります。
なので、やはりお薬の調整は必要でしょう。まずは、このタイプに効くと思われる"ザロンチン"というお薬を追加してみましょう
ひと月後に再度脳波検査をして薬の効果を確認しましょう。
とのお話しで、抗てんかん薬が新たに1種類追加、それに来月また脳波検査をすることになった。

医学用語も少し教えて貰った。
このタイプのてんかんの波は、"Spike and Wave"(棘徐波)。
睡眠時に棘徐波が出ていることを、"CSWS" (徐波睡眠期に高振幅棘徐波を示すてんかん)と言う。
難しい…。てんかんの薬の種類も多いし、てんかんのことお勉強しなくては。

-処方されたお薬-
抗てんかん薬:
 ・マイスタン細粒1% 1.4g/日 朝夕
 ・デパケンシロップ5% 8ml/日 朝夕
 ・ザロンチンシロップ5% 2週間 6ml/日 朝夕 → 2週間 12ml/日 朝夕
その他:
 ・酸化マグネシウム 1g/日 朝夕
 ・ハイシー顆粒25% 3g/日 朝昼夕
 ・エンシュアリキッド 1缶(250ml)/日

ひろ君、午前中調子が出なかったり、言葉数が少なくなったのはてんかんの波が増えたせいなのかな
今年2月の十三祝いをした頃までは歌もよく歌っていて"海の声"が大得意だったのに。
"ザロンチン"、効果がありますように
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骨年齢

 今日は小児科受診だった。今日の小児科は神経の診察は無く内分泌だけ。

<計測>
 小児科なのでいつもの様に計測があるのだが、体重がひと月前より0.5kg程減って29kg台に落ちていたことに動揺してメモを撮り忘れてしまった
食事量が減っている訳でも無くそこそこ食べているのに現状維持出来ていない。夏休みに入って給食が無いからか(給食は毎回ほぼ完食しているので)。

ひろ君、出掛ける時に寝入ってしまって起きられない事がよくある。そんな時は抱っこで車に移乗させている。
4月末に退院してからしばらくは横抱っこ出来たのが、その内重くて出来なくなって、でも最近からまた横抱っこ出来るようになっていたのは、体重が減っていたからなのね。今がぎりぎり抱っこ出来る重さ、これから1~2kg増えるともう抱っこ出来なくなる。

<診察>
 前回の受診時に撮った手のレントゲンより骨年齢を教えてもらった。
実年齢:11歳5ヶ月, 骨年齢:12歳4ヶ月
去年の3月に撮った時には13歳7ヶ月と言われた。「あの時は読み過ぎだった」とDr。
実年齢と1歳違い程度なので、治療的には良い状態とのこと。

胸の音、異常なし。
喉の視診、異常なし。先生が喉を診ようとライトとヘラを両手に持っただけで何の指示もしていない内から口を大きく開けてくれた。診察の手順がよく分かっているひろ君です。

診察の最後にリュープリンの注射。
先生がゆっくりゆっくり打ってくれたので、ひろ君、全然痛がること無く、むしろ「ホントに注射してる?」と言いたげな顔で、注射されながら先生の顔をのぞき込んだりしていた。
リュープリンの注射は真っ白なのでいかにも粒子が荒くて痛そうなのだ。

ひろ君、今日は夜更かしです。24時をとっくに回っているのにまだモゾモゾしている。
ママかパパが来てくれるのを待っているのだろう。とっても寂しがりやです。
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