最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

新クラスタ計算機 2010年10月

2010年10月15日 09時51分21秒 | Weblog
追加予算が計上できればだが、導入予定の新クラスタ計算機は以下のようにブレード数を 16 台に増やしたいと考えている。メモリ量は合計で 128GBytes x 16 台 = 2 Tbytes となる(超巨大 SDP を考えるともっと欲しいところ)。総コア数 = 6 x 2 x 16 = 192、理論性能(Turbo Boost は使用しない) 192 コア x 2.93GHz x 4 演算 = 2250GFlops となる。ベンチマークテストではなく実アプリでは Turbo Boost も効いてくるだろう。新クラスタ計算機は SDP, MIP, 最短路問題等のグラフ探索アルゴリズムに使用する予定(オンライン•ソルバーには使用しない)。

○新クラスタ計算機の仕様
1:PowerEdge M1000e(ブレードエンクロージャー) x 1台
2:PowerEdge M710HD(ブレードサーバ) x 16台
ブレードサーバの仕様:
CPU : インテル(R) Xeon(R) プロセッサー X5670(2.93GHz、12MB キャッシュ、6.4 GT/s QPI) x 2個
メモリ: 128GB (16X8GB/2R/1333MHz/DDR3 RDIMM/CPUx2)
NIC : GbE x 1 & Inifiniband QDR(40Gbps) x 1
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