最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

2005年の終わり

2005年12月31日 04時45分13秒 | Weblog
今年はブログいろいろと書き続けたが、今年もこれで終わり。最後に Linpack でクラスタの速度を測ってみたら、
クラスタ1: Dual Opteron(270-2GHz : Dual Core) で4台
      つまり 2×2×4=16コア
クラスタ2: Dual Opteron(240-1.4GHz)で16台
      つまり 2×16=32コア
クラスタ1はだいたい45GFlops ぐらいだが、ちゃんとチューニングすればもっと出そう。SCore がインストール出来て、Gigabit Ethernet の Trunking とか出来れば値は上がるはずだ。クラスタ2は50GFlops ぐらいである。一度だけ 58GFlops の値が出た。両者ともあまり速度は変わらない。
最後に関係ない話題を。原発で一斉点検と補強工事をやっているが、ここに 書いてあるように例のマンションのような偽造と手抜きがあったわけでなく、当時の耐震基準では危ないということだと思う。阪神大震災でも水平方向で 818 ガル、新潟中部地震では3次元合成で 1722 ガルという想定外の揺れが来ている。そのため今後原発が980ガル以上(つまり1G以上)の揺れに直撃される可能性も高いわけで、それで補強しようという話ではないだろうか。活断層付近ではいくら支持岩盤に固定してもそれ自体が地震で激しく動くので、素直に危ないところは廃炉にしたらどうだろうか(専門家が指摘しているが、特にあそこの原発)。
来年早々 J-CIA というポータルサイトが出来るそうだ。有料になるのは良いことで、無料でも更新が遅く、ガセが多いサイトは言っても時間の無駄である(時は金なりということで結局金の無駄でもある)。
コメント
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