最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

Ninf-G Workshop 2006

2005年12月20日 22時30分25秒 | Weblog
いよいよ Aist Super Cluster での量子化学の SDP 大規模実験を開始した。アルゴリズム的には問題が大きくても動くはずだが、合計で100Gbyte以上という規模のメモリ領域で無事にソフトウェアが動いていると感動するものがある。
ところで来年の1月18日に以下の Ninf-G ワークショップが開催される。Ninf-1 の方はおそらく世界で一番多くの回数 Ninf call した人だと思う(百万回を軽く超えていると思う)。あまり内輪ばかり参加してもしょうがないのだが、ちょうど18日は何か予定が入っていたような気がする。別に予定を変更してもいいのだが、しばらく考えよう。

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Ninf-G Workshop 2006 参加募集
http://ninf.apgrid.org/event/ninfg06/

2006 年 1 月 18 日(水)
10:00 ~ 18:00 (受付 9:30 ~)

秋葉原ダイビル 秋葉原コンベンションホール 5F
http://www.akibahall.com/data/kotsu.html
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■ 参加費: 無料
■ 主催 : 産業技術総合研究所グリッド研究センター
■ 協賛 : グリッド協議会(依頼中)

Ninf-G は 2002 年 11 月にバージョン 1.0 をリリースして以来、Ninf-G の
開発、大規模環境での実証実験、プログラミングインタフェース(API)の標
準化、成果普及を相互に進めながら、グリッドにおけるアプリケーション開発
に際して世界で広く利用されるシステムを目指して機能、性能の充実を図って
きました。

2005年は Ninf-G Version 2.4.0 が「非米国産」のソフトウェアとして初めて
米国 NSF Middleware Initiative Release 8 に組み込まれるとともに、NPACI
Rocks Version 4.1 にも Ninf-G Roll が提供され、また、Ninf-G2 のダウン
ロード数も1000件(5大陸、17ヶ国)を越えるなど、Ninf-G にとって節目の一
年となりました。また、現在ベータ版がリリースされている Ninf-G Version
4(Ninf-G4)の正式版を2006年早々に公開する予定です。

Ninf-G Workshop は Ninf-G のユーザ、開発者、研究者などが集まり、情報交
換、交流を図ることにより、
・Ninf-G の設計と実装の理解
・Ninf-G の最新動向,開発計画の把握
・利用事例,活用事例の紹介
・Ninf プロジェクトメンバへの質問・要求等を直接伝える場の提供
を目的としています.
コメント
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