最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

食料自給率

2005年12月23日 23時05分56秒 | Weblog
日本の食料もどこまで安全かはわからないが、米国の牛肉や中国の野菜よりは安全といのが科学的にも感覚的にも正しいようだ。12月12日のブログにも書いたように民主党の山田正彦氏が書いた本が話題になっているので購入してみた。危険な食料を入れないことも重要だが、やはり自給率を上げる必要がある。農林水産省は日本は肥沃な土地が多いので、緊急時には国内生産で1億2千万人×2000キロカローリー×365日は確保出来るとしている(かぼちゃや芋ばっかりかも)。つまり食料輸入が大幅に減少してもエネルギーさえ手に入れば国民が餓死するような事態は避けられるということだろう。結局食料自給とはエネルギー自給であると認識すべきである。
この本にもあるように100%行かないまでも、50%や60%ぐらいなら容易に上げることが出来て、国際的にも理論武装がしやすいと指摘している。自給率が上げられないのは、誰が見ても明らかなように日米貿易不均衡を恐れる日米両政府の思惑があるからなのだが。
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