大山康晴の晩節 (新潮文庫)
元の単行本は2003年出版、新潮文庫で2006年、ちくま文庫でも2013年に出ています。
観戦記などの大山先生のところをひきつつまとめたのでしょう。いま読み返しています。
感覚派としては米長先生より大山先生の将棋を勉強すべきかと思っているところです。振り飛車はほぼ指さないので手を付けていなかったのですが。
歳をとると読みの力が弱くなるということはあります。でも大山先生は晩年まで強かったのです。手が見えるのはもちろんのこと、大局観が違っているので、そこから学べるものが多いのかと。
河口先生は心理的な優位を言うのですが、それは根底に置いて、まずは将棋に対する考え方から違うのでしょう。
いろいろ考えたくなる本です。河口先生の本ではこれを一番に押します。
元の単行本は2003年出版、新潮文庫で2006年、ちくま文庫でも2013年に出ています。
観戦記などの大山先生のところをひきつつまとめたのでしょう。いま読み返しています。
感覚派としては米長先生より大山先生の将棋を勉強すべきかと思っているところです。振り飛車はほぼ指さないので手を付けていなかったのですが。
歳をとると読みの力が弱くなるということはあります。でも大山先生は晩年まで強かったのです。手が見えるのはもちろんのこと、大局観が違っているので、そこから学べるものが多いのかと。
河口先生は心理的な優位を言うのですが、それは根底に置いて、まずは将棋に対する考え方から違うのでしょう。
いろいろ考えたくなる本です。河口先生の本ではこれを一番に押します。