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名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
みなさんの棋力向上のための記事を毎日投稿しています。

SS4-13 ゴキゲン中飛車(104)

2025-04-29 | 基本定跡の研究

後手の穴熊に、素早く仕掛けようとしてもうまくいきませんでしたから

58金右91玉37桂82銀に、45桂ではなくて、29飛12香68金上

陣形整備をしてからの仕掛けを考えます。51飛96歩72金16歩14歩95歩64歩45銀

後手は2筋の受けを考えて、左金を41に置いたままです。(45桂ならば11角24歩同歩同飛32金という含み。) 先手は銀をぶつけて仕掛けます。45同銀同桂44角24歩

2筋は受からないので56歩同歩同飛46銀

中村先生は不安だけど2筋突破できるから先手優勢になるか、と控えめです。この図の評価値は+521で先手有利。不安だというのは38銀28飛58飛成同金27金

こういう強襲があるからでしょう。27同飛同銀不成55銀左28飛59歩26角68金打

評価値はあまり動きませんが先手有利がはっきりしてきます。後手の穴熊は遠いけれども薄く、先手は金銀を投入したけれど攻めには困りません。

変化としては

ここで銀を取らずに32金44銀同銀同角24歩同歩同飛

これくらいは見ておきましょう。23歩に34飛33銀 (33金だと42銀がある) 35飛

AIに聞くと、びっくりする手順が出てきます。35同角同歩39飛に45角71金72銀

飛角交換でも金銀2枚の穴熊は薄いのです。後手に銀を33に打たせたというくらいの得で先手が有利のようで、ここまでくれば評価値は+454です。55銀~64銀の応援を見越しています。

では後手が穴熊をもっと固めようとすればどうなるか、は明日調べてみます。


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