飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

今日のニュース141231

2014-12-31 10:59:32 | 佐鳥新の教授&社長日記

■はやぶさ2の未来への旅

国民からの寄付金2000万円弱で装置追加、順調に飛行中

山崎直子

小惑星探査機「はやぶさ2」は12月3日に打ち上げられた後、太陽電池パネルが展開され、姿勢制御が確立されました。小惑星表面のサンプルを採取するサンプラホーンの伸展も確認され、順調に飛行中です。一緒に相乗りで打ち上げられた約60kg(はやぶさ2の10分の1)の小型探査機「プロキオン」も、小惑星を目指して元気に飛行中です・・・・

http://webronza.asahi.com/science/articles/2014122200004.html

 

■食と農の問題に多方面から挑む現代の農学教育が始動

文部科学省より2015年度開設認可を受けた龍谷大学農学部。国内で実に35年ぶりの農学部開設となる。今なぜ農学部を新設するのか。その答えは社会状況の変化にある。旧来の農学は農業生産者を主たる対象とし、生産性の向上に主眼を置いてきた。複雑化する現代の社会問題を解決するには、そうした知見のみならず、分配や経済の仕組みを考える社会科学的なアプローチや、グローバルな視野が必要となる。

例えば日本から遠く離れたアフリカの農産地で生産される食物は、その地の経済環境や自然環境にいかなる影響を与えているのか。そして生産者にどのような生活をもたらしているのか。生産物はいかに加工され、商品として流通し、消費されているのか。我々が日々口にする食品の安全性から地球規模の環境汚染まで、食と農が関連する分野は広範にわたる。裏を返せば、現代社会が抱える諸問題の大半に食と農が絡んでいるとも言えるのである。・・・(本文に続く)

http://toyokeizai.net/articles/-/54734

 

トラックの衝突、ミリ波レーダーで回避 日野自動車

日野は前方車との衝突の危険が迫ったときに運転手を支援するPCSを06年2月に発売した。車両には前方車の位置などを検出するミリ波レーダーを搭載しているため、ブレーキ機能と連携して安全を確保する。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO81258630U4A221C1000000/

 


今日のニュース141229

2014-12-29 09:05:54 | 佐鳥新の教授&社長日記

■景気底上げへ3・5兆円…地方経済活性化に重点

政府は経済対策の裏付けとなる2014年度補正予算案を来年1月9日に閣議決定し、1月26日召集予定の通常国会に提出して2月中旬の成立を目指す。この対策で実質国内総生産(GDP)を0・7%程度押し上げる効果を見込む。

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20141227-OYT1T50094.html?from=ytop_ylist

 

■「しぶんぎ座流星群」、年明けに観測ピーク

1月3日夜から4日早朝に三大流星群の1つ「しぶんぎ座流星群」が観測ピークを迎えます(さん大流星群:しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群)。

流星群を最も楽しめる時間帯は4日の午前0時から早朝。1時間に10個ほど流星が出現する予想です。ウェザーニューズの予報では、3日の夜から4日の明け方にかけては冬型の気圧配置となり見込み。北日本の日本海側から山陰は雲が広がって観測は難しく、太平洋側は星空が広がって観測チャンスはある見込みとのこと。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141228-00000007-it_nlab-sci

 

■長征四号乙ロケット、地球観測衛星「遥感衛星二十六号」の打ち上げに成功

中華人民共和国は12月27日、地球観測衛星「遥感衛星二十六号」を搭載した長征四号乙ロケットの打ち上げに成功した。遥感衛星シリーズの打ち上げは12月11日以来となり、また今年だけでも7機目の打ち上げとなった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141229-00010000-sorae_jp-sctch

 


宇宙関連のニュース141227

2014-12-27 10:42:24 | 佐鳥新の教授&社長日記

■金星の上空に浮かぶ探査用コロニー、米NASAが構想

(CNN) 灼熱(しゃくねつ)の金星の約50キロの上空に飛行船形のコロニーを浮かべ、宇宙飛行士が滞在して金星の探査を行う――。米航空宇宙局(NASA)の研究チームがそんな構想について研究を進めている。

地球から最も近い惑星である金星で30日間の有人探査を行い、いずれはコロニーに人類を定住させる構想も描く。

金星の平均気温はセ氏462度、気圧は地球の92倍。硫酸の雲に覆われていて探査機は2時間程度しかもたず、地表の温度は鉛も溶けるほど高い。

しかし上空50キロまで上昇すると地球に近い環境になるという。重力は地球よりやや小さく、気圧は同程度。放射線は宇宙空間に遮られて危険性が小さくなる。

このプロジェクトは「HAVOC」と名付けられ、NASAのラングレー研究所がロボットや人間による金星探査実現の可能性について研究を進めてきた。

コンセプトの1つとして浮上しているのが、軽量の車両に器材と探査車、あるいは宇宙飛行士2人用の居住空間と上昇機を乗せ、1カ月かけて金星を探査するという計画だ。

地球と金星が最も近づいた場合の距離は3800万キロと、火星までの5460万キロに比べると近い。このため他の惑星への有人飛行計画に比べてかかる日数は少なくて済み、火星への有人飛行の予行演習になるかもしれないと研究員は説明する。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35058311.html?tag=rcol;editorSelect

 

■ストレラー・ロケット、南アフリカの偵察衛星コーンダルE の打上げに成功

露のNPO マシナストラィエーニヤ社は12 月19 日、南ア向けに製造した偵察衛星コーンダルE を搭載した、ストレラー・ロケット打上げに成功。ストレラー打上げは今回で3 機目、コーンダルは2 機目の打上げ。ロケットは現地時間2014 年12 月19 日10 時43 分(日本時間2014 年12 月19 日13 時43 分)、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地の175/59 発射台(地下サイロ)から離昇した。

NPO マシナストラィエーニヤ社や露連邦宇宙局によれば、ロケットは順調に飛行し、打上げは成功。その後、米の宇宙監視ネットワークは、高度500km、軌道傾斜角74.75 度の軌道に、ロケットの最終段とコーンダルE を捕捉しており、打上げ成功裏付け。コーンダルE は合成開口レーダ搭載衛星で、南アの国防省によって軍事衛星として製造された。ただし、所有権が露と南アのどちらにあるかや、南ア自身が衛星を運用できる権利を持っているかは不明だ

http://www.npomash.ru/press/ru/podrobnee191214.htm?l=0

 

■ソユーズST-B/フレガートMT ロケット、通信衛星O3b の打上げに成功

アリアンスペース社は12 月18 日、通信衛星O3b を4 機搭載した、ソユーズST-B/フレガートMT ロケット打上げに成功。同社にとってソユーズ・ロケット打上げは、今年8 月にフレガートMT 上段が原因で失敗して以来。ロケットは南米仏領ギアナの現地時間2014 年12 月18 日5 時37 分(日本時間12 月19 日3 時37 分)、ギアナ宇宙センタのELS(ソユーズ発射台)から離昇。ロケットは順調に飛行し、約9 分後にフレガート上段を分離した。そして3 回に分けた燃焼をこなし、打上げから2 時間後に最初の2 機を、その約22 分後に残りの2 機を分離し、軌道に投入した。

O3b はタレス・アレニア・スペース社が製造し、O3b ネットワークス社が運用する衛星で、高度7,830km、軌道傾斜角0 度の軌道から、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ、太平洋上、中東地域の発展途上国に対しインターネット通信を提供し、情報技術(IT)を使える国と使えない国との格差(ディジタル・デバイド)を縮めることを目的としている。O3b という社名もOther 3 billion(他の30 億人)という、現在インターネットの恩恵を受けられない人々の人口を指している。各衛星質量は700kg、設計寿命は10 年。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141222-00010000-sorae_jp-sctch

 

■インド、新型ロケットGSLV Mk-III の試験打上げに成功 有人宇宙船の試作機を搭載

印宇宙研究機関(ISRO)は12 月18 日、新型ロケットGSLV Mk-IIIの試験打上げに成功。

今回は人工衛星を軌道に乗せないサブオービタル飛行ではあったが、今後も開発が続けられ、2016 年に軌道への打上げに挑む。またロケットには有人宇宙船の試作機CARE も搭載されており、再突入とパラシュート展開などの試験も行われた。

ロケットは2014 年12 月18 日9 時30 分(日本時間12 月18 日13 時00 分)、サティシュ・ダワン宇宙センタの第2 発射台から離昇した。ロケットは順調に飛行し、打上げから約326 秒後、高度約125km でCARE を分離した。そしてCARE は大気圏に再突入し、パラシュートを開いて、アンダマン海に着水した。総ミッション時間は20 分43 秒だった。GSLVMk-III はISRO が開発したロケットで、今回が初飛行だった。GSLV という名はGeosynchronous Satellite Launch Vehicle(静止衛星打上げロケット)の頭文字から取られている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141221-00010000-sorae_jp-sctch

 

■Aerojet Rocketdyne 社,3D プリンタを使ったCubeSat 用スラスタMPS-120 の燃焼試験を完了

 ヒドラジンスラスタモジュールで、スラスタ、配管、加圧用タンク類をモジュール化。名称は、CubeSat High-Impulse Adaptable Modular Propulsion System™ (CHAMPS ™)。今後、認定フェーズを経て実機搭載を目指す。また、グリーンプロペラントを適用するMPS-130 もオプションで選択可能。

http://www.spaceflightinsider.com/missions/commercial/3d-printed-rocket-propulsion-system-satellites-successfully-test-fired/

 

■セコム、飛行船でイベント警備…映像撮影し電送

警備最大手のセコムは24日、飛行船を使った防犯監視サービスを初公開した。カメラで上空から監視できるため、大型イベントの会場で要人警備や混雑状況の分析などに役立つ。2016年までに実用化し、20年の東京五輪・パラリンピックでの活用を見込む。飛行船は全長15m、全幅4m の無人型で、最高速は時速50km 連続2時間の飛行ができる。撮影映像は地上に電送され、不審人物特定なども行う。24日は、実物の大きさの3分の1の試作機を使った実演をした。セコムでは飛行船を全国8か所に配備し、1日100万円程度で監視業務を受注予定。

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20141224-OYT1T50084.html?from=ytop_ylist

 


今日のニュース141225

2014-12-25 03:11:31 | 佐鳥新の教授&社長日記

■宇宙ステーションから見るオーロラ

宇宙飛行士のアレクサンダー・ゲルストさんが6ヶ月に及ぶ国際宇宙ステーション滞在期間に撮った12,500枚で作られたタイムラプス映像がこの度欧州宇宙機関からリリースされた。地球が見せる様々な表情があまりにも美しすぎるこの映像、6分間の宇宙遊泳をお楽しみください。 著作権:European Space Agency

http://www.msn.com/ja-jp/video/news/%e5%9b%bd%e9%9a%9b%e5%ae%87%e5%ae%99%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%81%8b%e3%82%89%e8%a6%8b%e4%b8%8b%e3%82%8d%e3%81%99%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%ad%e3%83%a9%e3%81%ae%e7%b5%b6%e6%99%af/vi-BBh9EsL

 

■人間を“瞬間沸騰”させる中国最新「電磁ビーム」に高まる警戒…海洋進出、デモ鎮圧、“恐怖政治”に利用か

中国が人間を“瞬間沸騰”させるという最新兵器を開発した。強力な電磁波を人体に浴びせ、熱さや傷みを感じさせる「非致死性」の兵器で、海洋進出を強行する東シナ海・南シナ海や国内で頻発するデモ対策での使用を視野に入れているとされる。

国際軍事専門誌を発行する英国の軍事コンサルタント会社、IHSジェーンズなどによると、WB-1は強力なミリ波のビーム(電磁波)を発し、人体の水分を沸騰させる。ビームを当てられた人は電子レンジに入れられたような状態となり、耐え難い熱さを感じるという。ビームが届く有効距離は80メートルだが、電源などを強化すれば1キロにまで伸びるという。

http://www.sankei.com/west/news/141224/wst1412240003-n1.html

 

日機装が深紫外線LED量産 医療や環境幅広く

工業用ポンプ製造大手の日機装は来春にも製造現場での活用が見込まれる深紫外線発光ダイオード(LED)の量産を始める。出力と発光効率を両立させるため約10年をかけて量産技術を研究し、安定供給できる体制を整えた。

医療分野では、器具の殺菌に加えて幅広い利用が想定される。例えば波長を選択しながら照射することで皮膚疾患の光線治療に応用できる。受光素子と組み合わせれば、たんぱく質やDNA(核酸)などの純度・濃度測定も可能だ。既に同社が製造する透析装置には深紫外線LEDが搭載されており、老廃物の除去状態の確認に役立てられている。

環境分野では、深紫外線の殺菌効果を生かし、上下水を消毒するのに活用される。同じ深紫外線の発光体として水銀ランプがあるが、LEDは動作電圧が低くて済むほか耐久性に優れる。

 


今日のニュース141224

2014-12-25 02:49:59 | 佐鳥新の教授&社長日記

■小型衛星しんえん2、順調 230万キロ先から電波受信

3日に小惑星探査機「はやぶさ2」とともに種子島(鹿児島県)のロケット基地から宇宙へ打ち上げられた超小型人工衛星「しんえん2」。開発にあたった鹿児島大学の研究チームによると、飛行は順調といい、地球と230万キロ離れた場所からの信号の受信にも成功した。

しんえん2は、鹿大大学院理工学研究科の西尾正則教授の研究チームが北九州市の九州工業大学とともに開発した。表面を太陽光パネルで覆った14面体で、直径約50センチ、重さ17・8キロ。太陽を楕円(だえん)形に周回する軌道に乗り、アマチュア無線の周波数で、0・8ワットという弱い電波を使い、宇宙と地球の間でデータ交信を行うのが主な任務。

http://www.asahi.com/articles/ASGDL4RWRGDLTLTB00C.html

 

■月探査ロボ、浜松の砂丘を走る 国際レース参戦

強風が吹き荒れる砂丘の上を、探査ロボットがゆったりと走る――。ベンチャー経営者や研究者でつくる民間の宇宙開発チーム「ハクト」が18日、独自開発した月探査ロボを、月面になぞえらえた浜松市の中田島砂丘で走らせた。

チームには、小惑星探査機「はやぶさ」開発に携わった吉田和哉さん(東北大大学院教授)や埼玉県の中小企業などが参加。米グーグルが総額3千万ドル(約35億円)の賞金を出し、民間発の月面無人探査を競う国際レースに国内勢で唯一参戦しており、来年中の打ち上げをめざしている。

http://www.asahi.com/articles/ASGDL5HK4GDLUTPB014.html

 

■アンガラA5ロケット、打ち上げ成功 ロシア最新鋭の大型ロケット誕生

ロシアは12月23日、新型のアンガラA5ロケットの1号機、アンガラA5-1LMの打ち上げに成功した。アンガラ・ロケットが打ち上げられたのは今回が2機目だが、大型ロケットの構成で、かつ衛星を軌道まで運んだのは今回が初となる。アンガラA5は旧式化しつつあるプロトンMロケットを代替する機体として開発が進められており、実現に向けて大きな一歩を踏み出した。

 アンガラA5-1LMはモスクワ時間2014年12月23日8時57分(日本時間2014年12月23日14時57分)、ロシア北西部アルハーンゲリスク州にあるプレセーツク宇宙基地の35/1発射台から離昇したロケットは順調に飛行し、打ち上げから約12分後に、アンガラA5-1LMから上段のブリーズMが分離された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141224-00010000-sorae_jp-sctch

 

■「H2A」ロケット、今年度5回の打ち上げへ-9年ぶり過去最多更新

国産の主力ロケット「H2A」の2014年度の打ち上げ数が、過去年度最多の5回となる見通しとなった。過去最多数の更新は9年ぶり。14年度はこれまでに人工衛星や探査機を載せて3回打ち上げに成功し、さらに2回の打ち上げを予定。H2Aは01年度の初号機以来、12月3日打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ2」まで成功率96・2%(26回打ち上げ1回失敗)と世界最高水準を維持している。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141224eaap.html

 


今日のニュース141223(その2)

2014-12-23 06:35:21 | 佐鳥新の教授&社長日記

■ロシア軍需企業の売上額が20%増、軍備近代化で需要増え

ロンドン(CNNMoney) スウェーデンのストックホルム国際平和研究所は21日までに、ロシアの軍需企業の兵器や装備品などの売上額が昨年、20%増を記録したと報告した。軍近代化を進めるロシア軍による発注が増えたことが主因だった。

ロシアのプーチン大統領は兵器更新を目指し2025年までに巨費の支出を計画している。

同国は現在、ウクライナ危機が原因の欧米諸国による経済制裁や原油価格の下落などで経済苦境に陥り、来年は緊縮予算の編成を強いられているが、軍備更新は減速することなく続いている。

http://www.cnn.co.jp/business/35058188.html?tag=cbox;business

 

■3Dプリンタが「完璧なクッキー」を作った!

フーディニ(Foodini)を使用すると、ミキシングボウルとクッキーカッターが不要になり、完璧なお菓子をクリスマスのために焼けるようになった。インターネットで好みのデザインを見つけて、食べたいデザートの種類を選び……、プリントボタンを押すだけだ。

フーディニは食べ物をプリントするための3Dプリンタだ。技術系スタートアップであるンアチュラルマシーンズの共同創業者でマーケティング責任者を兼ねるリネット・クスマ氏によれば、食べ物をプリントすることにより、普通の人たちでもフランス菓子に匹敵するデザートを作れるようになる。

http://toyokeizai.net/articles/-/56455

 

■京大研究所、iPSのネット講座を開講へ

京都大iPS細胞研究所(山中伸弥所長)は来年1月、iPS細胞(人工多能性幹細胞)の基礎知識から最先端の研究成果、医療応用に向けた課題、今後起こりうる倫理問題まで幅広く学ぶことができる無料のインターネット・オンライン講座「よくわかる!iPS細胞」を開講する。

京都大iPS細胞研究所(山中伸弥所長)は来年1月、iPS細胞(人工多能性幹細胞)の基礎知識から最先端の研究成果、医療応用に向けた課題、今後起こりうる倫理問題まで幅広く学ぶことができる無料のインターネット・オンライン講座「よくわかる!iPS細胞」を開講する。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20141220-OYT1T50166.html?from=ytop_ylist

 

■グリーンランドの溶け方、かなり速かった

海面は今まで考えられていたより速く上昇するかもしれない。これは、グリーンランドの氷床を扱った、2つの新たな研究によって明らかになったものだ。NASAが提供する、大規模な氷床の変化を追跡したデータを使用した結果、科学者たちは、水がどのように氷床の表面の下を流れているのかをより理解することができただけでなく、氷床が海へと向かっていく仕組みを、今までで最も詳細に表した図を作成できた。

http://toyokeizai.net/articles/-/56457

 


今日のニュース141223

2014-12-23 06:17:01 | 佐鳥新の教授&社長日記

■政府、日本版GPS「準天頂衛星システム」を7機体制に拡充-23年度までに3機追加

政府は2023年度までに日本版の全地球測位システム(GPS)「準天頂衛星システム」3機を打ち上げる方針を決めた。現在、1機を運用中の準天頂衛星は、17年度に3機を打ち上げ、計4機体制とする計画を決定済みだが、さらに3機を打ち上げ計7機体制に拡充。米国のGPSに依存しない日本独自のシステム体制を構築する。

7機体制の時期については現時点で決まっていない。追加分3機については、年明けに策定する「新・宇宙基本計画」(15年度―24年度)で、「財務当局との折衝を終え、23年度か24年度に運用を始める」(小宮義則宇宙戦略室長)予定。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141223eaak.html

 

植物工場、期待の産業から もうかる産業へ

光、温度、栄養素など植物に必要な環境を高度に制御する「植物工場」の運営に乗り出す企業が続々と登場している。富士通は半導体工場として稼働していた福島県の工場を改変し、5月からレタスの生産・販売を始めた。東芝もフロッピーディスクを生産していた神奈川県にある工場のクリーンルームを利用して10月からレタスの生産と販売に乗り出した。

これまで植物工場は、工場建設の設備投資が巨額になりがちで、室内での栽培ノウハウも未成熟だったこともあり、黒字化は困難だといわれてきた。ところが、ここへきて売り上げを拡大し急成長する事業者が出てきた。「1日1万株を安定生産・販売できれば黒字化できる」という採算性がみえてきた。 成長企業の代表が2007年創業のベンチャー企業スプレッド(京都市)だ。京都府亀岡市で、1日2万3000株という世界最大規模の植物工場を運営する。

同社は、野菜の流通業を手掛けるグループ会社の販路を生かし、亀岡工場で生産したレタス「ベジタス」を全国のスーパーや百貨店に供給している。08年に生産を始め、規模を年々拡大。13年度の売上高は7億6000万円で、創業以来初めて黒字を達成した。工場はフル稼働で、14年度は8億2000万円とさらなる売り上げ増を見込む。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO80747510Q4A211C1X93000/

 

■東京大が初の「ハッカソン」 高い技術力、社会に生かす

決められた時間内でツール開発を競う「ハッカソン」を東京大学が初めて主催し、その表彰式が20日、東京都文京区の本郷キャンパスで開かれた。最高レベルの技術をいかに社会に役立てるかを目的とした試み。来年以降も開催していく計画だという。

イベント名は「JPHACKS」。参加者は東大を中心とした理工系の大学生で、100人の募集に230人の応募があった。最終的にツール開発の実績のある学部生や院生130人が32チームに分かれて参加した。

http://www.asahi.com/articles/ASGDP6392GDPUEHF008.html?iref=comtop_list_sci_n02

 

 


今日のニュース:2014年のロシア軍- 進む近代化と巨額の次期装備計画

2014-12-22 21:55:00 | 佐鳥新の教授&社長日記

2014年のロシア軍-2 進む近代化と巨額の次期装備計画

全般

  • 戦略ロケット軍では3個連隊のヤルスICBMが実戦配備についている。
  • Tu-160とTu-95MSが合計8機近代化改修された。
  • 海軍では最新鋭の弾道ミサイル原潜ユーリィ・ドルゴルキーが常時即応状態にあり、年末までに同クラスは3隻まで増加する。さらにクニャージ・ウラジミールとクニャージ・オレグの2隻が起工される。
  • 合計38基の大陸間弾道ミサイル(ICBMとSLBM合計)が受領された。うち、22基はSLBMである。長距離弾道ミサイル戦力に占める近代的兵器の比率は56%に増加した。
  • 通常戦力に関しては、クリミアに独立した部隊グループが編成された。同半島の既存の兵力に加え、7個の連合部隊(師団、旅団)及び8個の部隊が編成された。
  • 14個UAV部隊が編制され、189機のUAVが納入された。これは、我が軍がこれまでに受領したUAVの総数にほぼ等しい。
  • 国防省に国家UAVセンターが設置され、軍だけでなく他省庁のUAV要員の養成を開始した。UAVの飛行回数は2013年から倍増した。
  • 空軍では混成航空師団及び防空師団が編成された。全ての航空宇宙防衛旅団は師団編成に改編された。
  • 年末、黒海艦隊に独立潜水艦旅団が編成される。
  • 北方艦隊を基盤として北極に統合戦略コマンドが設立された。既存の防空師団及び海軍歩兵旅団に加え、北極自動車化歩兵旅団が編成されている。コテリヌィ島には対艦ミサイルと防空システムを装備する戦術グループが配備された。極地でも通常の生活が行えるよう、特殊な移動式兵舎が配備された。

航空宇宙防衛部隊では、高度工場準備型レーダー(訳註:ヴォロネジ弾道ミサイル早期警戒レーダーを指す)がカリーニングラードとイルクーツクにおいて実戦配備に就いた。さらにバルナウルとエニセイスクでも同種のレーダーが試験配備に就いた。

  • 空挺軍の第45特殊任務連隊が第45特殊任務旅団に再編された。

装備調達状況

  • 陸軍

イスカンデル-M作戦・戦術ロケット・コンプレクス2個旅団

戦車294両(近代化)

その他の装甲戦闘車両296両

S-300V4防空システム2個システム

自動車約5000両

  • 空軍

航空機142機

  1. Su-30戦闘機及びSu-35S戦闘機合計53機
  2. Su-34戦闘爆撃機16機
  3. 輸送機・練習機合計28機
  4. MiG-31BM(近代化改修)18機

ヘリコプター135機

  1. 攻撃ヘリ46機
  2. 武装強襲ヘリ72機

S-400防空システム7個コンプレクス(大隊)

海軍

巡航ミサイル搭載原潜セヴェロドヴィンスク

大型潜水艦(通常動力型)ノヴォロシースク

水上艦5隻

戦闘カッター各種合計9隻

  • 航空宇宙防衛部隊

新型ロケット「アンガラ」の試射成功(アンガラの概要と意義についてはこちらの拙稿を参照)

  • 国家国防発注が100%履行された結果、全軍の近代的兵器の比率は2013年から平均7%上昇し、軍種・兵科によって26-48%へと上昇した。この結果、全軍種・兵科を通じた近代的兵器の比率を30%にするようにとの大統領令は完全に履行された。
  • 修理済みの装備は85%となり、2013年に比べて5%上昇した。
  • 部隊における修理組織の再建、国防省傘下企業及び軍需産業コンプレクスにおける合理的な修理計画・保守作業・近代化作業、予備部品の調達継続が可能となり、修理費用は30倍となった。
  • 似たような機能・性能を持つ将来型兵器・装備の編成(統合?)作業が実施された。これにより、2025年までの国家装備計画の費用は55兆ルーブルから30兆ルーブルに削減された。

人員充足

  • 軍に高度技術兵器・装備を導入するため、契約軍人を増加させている。
  • 現在、契約軍人は合計29万5000人であり、昨年よりも7万5000人増加した。契約軍人の募集計画は100%遂行された。
  • 軍で勤務している人員の65%は中等もしくは高等教育を受けている。
  • 契約軍人の91%は30歳以下である。
  • 全ての契約軍人は、ロシア全土に設置された21カ所の訓練センターで4週間の訓練を受けている。
  • 徴兵の受け入れ態勢が改善された。全ての徴兵募集所に電子カードと衛生装置が導入された。
  • より才能ある人材が軍で勤務するため、5個化学研究中隊が編制された。
  • 65の民間大学で予備役兵士及び予備役下士官を養成するための軍事訓練が実施され、1万4000人が訓練を受けた。この新制度により、民間の専門教育を受けつつ専門的な軍事訓練を受けられるようになった。

国家的・軍事的指揮システムの改善

  • 軍指導部の指揮及び国防力強化のため、国家国防司令センターが設置された。
  • これにより、国家の全軍事組織をリアルタイムで指揮することが可能となった。
  • 各軍管区にも地域センターが設置され、現場の部隊まで含む指揮システムが展開される。
  • 軍の指揮システムのための技術的基盤も発展しつつある。東部軍管区には32基の指揮システムが導入された。空挺部隊では自動指揮システム「アンドロメダ-D」の配備が完了しつつある。
  • 陸軍では自動車移動式新型通信システム468基が配備された。
  • 兵站管理システム「スヴェトリーツァ」による効率化の効果が認められた。

以上、いろいろと見所は多いが、特に注目されるのは2025年までの国家装備計画(GPV-2025)の総額を30兆ルーブルとしている点であろう。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/koizumiyu/20141222-00041727/

 


今日のニュース141222

2014-12-22 21:26:31 | 佐鳥新の教授&社長日記

■はやぶさ2、エルナーの電気二重層コンデンサを搭載

エルナーは2014 年12 月4 日、同年12 月3 日に打上げた小惑星探査機「はやぶさ2」に同社製電気二重層コンデンサ「DYNACAP」が搭
載されていることを発表。「はやぶさ2」に3 台搭載されている小惑星探査ロボット(ローバ)「MINERVA-II(ミネルバ2)」の蓄電源として使用。

□初代「はやぶさ」でも実績
同社の電気二重層コンデンサ「DYNACAP」は、2010 年に小惑星イトカワから帰還した小惑星探査機「はやぶさ」に搭載された小惑星探査ローバ「MINERVA」の蓄電源に採用され、イトカワに到着時に正常に動作した実績を持つ。こうした実績をベースに、「はやぶさ2 に搭載された」(エルナー)とする。はやぶさ2 に搭載された「DYNACAP」は、初代のはやぶさに搭載されたものと同一サイズながら蓄電容量を約2 倍に向上

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141204-00000079-it_eetimes-ind

 

■中国が超大型ロケットの開発を計画、宇宙探査能力を強化へ―中国メディア
9 日、長征シリーズのロケットによる200 回目の打上げを記念し開かれた、革新と発展をテーマとする座談会で発表された情報によると、中国は現在、未来の宇宙事業発展需要を満たすため、超大型ロケット開発を検討しているという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141209-00000055-rcdc-cn

 

■中国が資源探査衛星を打上げ 「ロケットの品質は高い」=中国メディア

中国メディアの新京報によれば、中国は現地時間7日午前11時26分(日本時間同午後12時26分)、太原衛星発射センタから「長征4号B」ロケットでブラジルとの共同開発による資源探査衛星を打上げ、予定軌道に乗せることに成功。記事は、7日に打上げた資源探査衛星について、「中国航天科技集団公司とブラジル国立宇宙研究所が共同で研究開発したもの」と紹介。さらに、同分野において中国とブラジルが15年にわたって協力を続け、7日に打上げた衛星を含め、すでに4機の資源探査衛星が打上げられたことを指摘し、資源探査衛星は「国土や林業、環境保護、水力資源の利用などの分野において活用されている」と伝えた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141208-00000181-scn-sci

 

■脳波で家電を遠隔操作…20年実用化へ共同開発

通信会社などが出資する国際電気通信基礎技術研究所は4日、脳の血流や脳波を検知して家電を遠隔操作できるシステムを開発したと発表。高齢者や体の不自由な人の生活支援に役立ててもらう。NTTや積水ハウス、島津製作所、慶応大との共同開発で、2020年の実用化を目指す。体の動きに応じて脳の特定領域の血流が活発になる特性を利用。脳血流の変化を測定・解析する装置を頭部に取付け、その情報をネット経由で家電に送る。

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20141205-OYT1T50024.html?from=ytop_ylist

 

■珍しい発見、孤立した矮小楕円銀河

私たちの太陽系がある天の川銀河は、アンドロメダ座大銀河(M31)ほか大小50以上の銀河が集まる「局部銀河群」に属している。Igor Karachentsevさん(特別宇宙物理学天文台)ら米ロ研究チームが、この局部銀河群に属する銀河をハッブル望遠鏡で新たに発見した。この銀河「Kks 3」は南天のみずへび座の方向700万光年彼方にあり、その質量は天の川銀河の1万分の1ほどという矮小楕円銀河だ。

「矮小楕円銀河」は、ガスや塵などの材料がないため新たな星が生まれることはなく、暗く年老いた星ばかりが集まっている銀河だ。そのほとんどは小さな銀河からガスと塵を奪ってしまうような大きな銀河のそばにあるが、このKks 3は珍しく孤立した存在で、局部銀河群内では「KKR 25」(1999年に同グループが発見)に続いてたったの2例目となる。これら少数派の銀河は、爆発的に星を生み出し早々に材料を使い果たしてしまったと考えられている。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/12/22kks3/index-j.shtml

 

■東工大、火星の地下に大量の水素を発見

東京工業大学は12月22日、火星の地下に新たな水素の貯蔵層が存在することを発見したと発表した。同成果は同大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻の臼井寛裕 助教らによるもので、2015年1月15日付(現地時間)の欧州科学誌「Earth & Planetary Science」に掲載される予定。

臼井助教らは、今回、二次イオン質量分析を用いた低汚染での水素同位体分析法を開発し、火星隕石の衝撃ガラスに含まれる微量な火星表層水成分の高精度水素同位体分析に世界で初めて成功したという。その結果、その表層水成分がマントル中に保持されている始原的な水および大気中の水蒸気のいずれとも異なる、中間的な水素同位体比を保持することがわかった。

臼井教授らは、この中間的な水素同位体が、液体の水の循環が活発であった約40億年前の水の水素同位体比を反映していることから、当時の水が氷か含水鉱物として火星地殻内部に取り込まれたというモデルを提示した。さらに、地下に取り込まれた取り込まれた水の貯蔵量は当時の海水量に相当するという計算結果も示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141222-00000109-mycomj-sci

 

■グーグルと仏宇宙機関、気球を使ったネット接続「Project Loon」で提携

Googleとフランスの宇宙機関であるフランス国立宇宙研究センター(CNES)は、Google Xの「Project Loon」における共同研究を通じて、新たな高みに達したいと考えている。

Project Loonは、実験的プロジェクトに取り組む研究機関であるGoogle Xにおいて考案されたものだ。Google Xでは、未来を感じさせるさまざまな製品やサービスが生み出されている。Project Loonはまだ初期の試験段階にあるが、サービスが行き届いていない地域に気球を使ってインターネットアクセスを提供することを目指している。これらの気球は太陽電池で稼働し、民間航空機が使用する高度より上の、天候の影響を受けない高さを浮遊する。動画のストリーミングが可能なほど高速の接続速度を提供するProject Loonの気球は、これまでに300万km以上の距離を飛行している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141215-35057890-cnetj-sci

 


今日のニュース141221

2014-12-21 06:57:41 | 佐鳥新の教授&社長日記

■米ソニー映画のハッカー被害(ウオールストリートジャーナルより)

「ソニー映画、金正恩氏の暗殺シーンがネットに流出」

まだ公開されていない映画の27秒間のワンシーンがハリウッドで大変な騒ぎとなり、世界を巻き込む深刻な事件を引き起こした。そのシーンが18日にネット上に流出した。流出したのはソニー傘下の米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)が制作したコメディー映画「ザ・インタビュー」のシーンで、北朝鮮の金正恩第1書記が乗っているヘリコプターがミサイル攻撃を受ける場面だ。金氏の頭部が破裂する様子が生々しいスローモーションのアップで描写されている。……

http://jp.wsj.com/news/articles/SB11501383225136704765104580346253501763426?mod=trending_now_1

(こんなリアルな映画が作られているとは…。いまの世界情勢からいって現実味があるだけに衝撃的です。)

 

■オバマ氏、北朝鮮関連映画の公開中止は過ち 制作元は反論

(CNN) 米国のオバマ大統領は19日、米ソニー映画の映画封切り中止の判断に対し、「どこかの独裁者がここ米国で検閲を強いることが出来るような社会であってはならない」と強調。「独裁者が次に気に入らないニュースやドキュメンタリーを見付けた場合に、新たにしでかすことを想像して欲しい」とも説いた。

http://www.cnn.co.jp/usa/35058172.html?tag=cbox;usa

 

■アマゾン、ニューヨークで超高速配達サービスを開始

(WSJ)米アマゾン・ドット・コムは18日、ニューヨークのマンハッタンでシャンプーやペーパータオルなどの日用品やおもちゃを注文後1時間以内に配達するサービスを開始した。

http://jp.wsj.com/news/articles/SB11501383225136704765104580345373283035454?mod=JWSJ_EditorsPicks

 

■小保方氏、理研退職へ STAP細胞が「なかった」わけではない

理化学研究所は19日に開いた記者会見で、小保方晴子氏がSTAP細胞の検証実験に成功しなかったと発表しました。会見では、小保方氏が21日をもって理研を退職すること、退職後も、小保方氏に「研究不正」があったされることに伴う懲戒処分は引き続き検討されることが発表されました。

□理化学研究所ホームページ「小保方晴子研究員コメント」2014/12/19 

□産経新聞「STAP存在しないと確定した」下村文科大臣 2014/12/19 

□実験打ち切りと「研究費」

□小保方氏の「吊るし上げ」は妥当なのか

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