飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報: 火星に埋もれた巨大氷河群が存在=NASA

2008-11-29 16:05:25 | 北海道衛星
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081121-00000419-reu-int
火星に埋もれた巨大氷河群が存在=NASA

11月21日16時3分配信 ロイター
 [ワシントン 20日 ロイター] 米航空宇宙局(NASA)は20日、火星の中緯度地域に巨大な氷河群が埋もれていることが分かったと発表した。火星探査機「マーズ・リコネサンス・オービター」のデータ分析から明らかになった。

 それによると、ある氷河はヘラス盆地と呼ばれる地域の岩くずの下に存在し、ロサンゼルス市の3倍の大きさで、厚さは最大約800メートルにも上るという。

 また、この氷河群は約2億年前に形成されたとみられ、微生物の遺伝子片や当時の大気組成が分かる空気の泡が含まれている可能性があるという。

 分析に当たったテキサス大学の地質学者、ジョン・ホルト氏は、この氷河群が将来の有人探査の際に、飲料水やロケット燃料として利用できるかもしれないと語っている。

宇宙関連情報: エンデバー乗員、船外活動でカバンふわり 宇宙ゴミに

2008-11-28 07:46:52 | 北海道衛星
http://www.asahi.com/special/space/TKY200811190061.html
エンデバー乗員、船外活動でカバンふわり 宇宙ゴミに2008年11月19日10時51分

 【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・エンデバーの宇宙飛行士が18日、国際宇宙ステーション(ISS)で船外活動中、工具が入ったかばんをなくした。かばんは小型リュックほどの大きさで、船外活動中の紛失物としては大きいほうという。

 米海軍大佐のハイデマリー・ステファニシュンパイパー飛行士(45)。再来年2月のシャトル搭乗が決まった山崎直子飛行士(37)と同じママさん飛行士だ。今回の飛行では船外活動の統括が任務で、この日、別の男性飛行士と2人で太陽電池パネルを回転させる部品に潤滑油を塗る作業をしていた。

 NASAによると、飛び散った潤滑油の掃除をしていたら、かばんがふわふわと飛んで行った。かばんは「宇宙ごみ」になるため、NASAは監視対象にする見通しだ。

 エンデバーは14日に打ち上げられ、16日にISSにドッキング。ISSが来春ごろから飛行士6人滞在体制になるのに備え、二つ目のトイレや、尿を飲料水に再生する装置の取り付けなどをする。

宇宙関連情報: 「アジア協力衛星」開発へ 宇宙機構、日本で技術者育成

2008-11-27 07:50:13 | 北海道衛星
http://www.asahi.com/special/space/TKY200811170151.html
「アジア協力衛星」開発へ 宇宙機構、日本で技術者育成2008年11月17日15時4分

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、アジア諸国の技術者らを日本に集め、設計段階から共同で作る「アジア協力衛星(仮称)」の開発に来年度から乗り出す。小型実験衛星を12年以降に打ち上げる計画で、すでにインドやベトナムなどが参加に前向きな意向を示している。日本とアジア諸国が衛星を共同開発するのは初めて。

 共同開発を人材育成の場ととらえ、各国の衛星開発能力を底上げするとともに、宇宙分野で日本の国際的存在感を高めるのが狙い。12月9日からベトナム・ハノイで開かれるアジア太平洋地域宇宙機関会議で正式表明する。文部科学省も支援する。将来は、災害監視など参加国のニーズに適した本格的な地球観測衛星(重さ数百キロ)の共同開発につなげたい考えだ。

 計画では、来年度からJAXAに開発チームの事務所を設け、各国から技術者らを日本に派遣してもらう。まずは開発費数億円規模の技術実験衛星(重さ数十キロ)を3年程度をめどに完成させ、自前のロケットを持つ参加国(現状では日本かインド)から打ち上げる。実験衛星の開発費は大半を日本が負担する。

 共同開発は、昨年11月にインドで開かれた同宇宙機関会議で日本が提案。今年に入って、JAXAとインド宇宙研究機関が、インドネシアやタイ、ベトナムを交え準備会合を重ねてきた。韓国なども関心を示しているという。

 文科省とJAXAは06年から、災害時に地球観測衛星「だいち」などの画像データをいち早く被災国に提供する「センチネル・アジア(アジアの監視員)」を計画、アジア諸国との連携強化を進めている。(安田朋起)

宇宙関連情報: レイセオン社 ミサイル技術をもって、打上ロケット市場へ参入

2008-11-26 08:15:11 | 北海道衛星
http://www.space-library.com/
レイセオン社 ミサイル技術をもって、打上ロケット市場へ参入

Raytheon hoping to transition from missiles to rockets With wars in Iraq and Afghanistan expected to wind down under President-elect Barack Obama, the world's biggest maker of guided missiles is looking to NASA as its next big customer. Raytheon Missile Systems believes its technologies can be adapted to rockets, allowing NASA to send astronauts into space for less than the agency is paying now. "We are developing capabilities that have a direct application to NASA's space-exploration mission and could be an untapped resource for the agency,"
says Donald McMonagle, Raytheon's VP for NASA programs. The Arizona Republic
(Phoenix) (11/13)

勤労感謝の日に

2008-11-25 01:44:48 | 宇宙
どうも、滅多に書き込みをしないOです。
滅多に書き込みをしないのに、記事は大した事を書きません。
しかも、今回の記事は宇宙は全く関係ありません。びっくり!

勤労感謝の日ですが、ゼミ室で一人で作業なんてしてます。
まぁ、学生には勤労感謝は関係ないですしね。

今日の作業は報告書と内定もらった会社の課題・・・。
両方とも今日中に仕上げるぞー。
せめて報告書だけでも今日中に仕上げるぞー。

両方とも宇宙とは関係ないですけどね。

さて、完全に私事なのですが、この場を借りて申し上げたい事がございます。
勤労感謝の日と言えば、私の大恩人の結婚記念日だそうで。
記憶が確かならね。
お祝い申し上げます。
なぜここで言うかって?
直接言うのは照れ臭いからね。
見てるかわからんけど。

それでは、これにて。

読書メモ(国の基盤としての宇宙)

2008-11-23 06:18:59 | 佐鳥新の教授&社長日記
宇宙関連分野で、誰がどんなことを考えているのかを知るには格好の情報源といえるだろう。
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書 名: 国の基盤としての宇宙
執筆者: (社)日本経済団体連合会 宇宙開発利用推進会議
出版社: (社)日本経済団体連合会 宇宙開発利用推進会議


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外交・国際関係の立場から見た国家基盤としての宇宙開発利用
筑波大学 鈴木 一人

国家基盤としての宇宙開発利用
三菱商事株式会社 神山 洋一

日本の国家基盤としての宇宙:目標をどこに求めるか?
同志社大学 村上 裕三

国家基盤としての宇宙開発利用の必要性とその方向
三菱重工株式会社 小林 実  玉木 靖久

国策としての宇宙開発
作家 中野 不二男

パワー・プロジェクト・プラットフォームとしての宇宙
慶応義塾大学 青木 節子

宇宙開発利用への期待
富士通株式会社 遠山 嘉一  長谷川 光紀

宇宙と鉄道 ――― GPS鉄道
北海道旅客鉄道㈱ 柿沼 博彦

衛星測位システムとICタグがもたらす新しい可能性
大日本印刷㈱ 亀井 邦明

衛星通信分野での宇宙利用 ――― インテルサット及びインマルサットの歴史を通して
KDDI 遠山 譲  宮本 準司

利用コミュニティ創生の必要性
東京大学 中須賀 真一

これからの衛星測位システム
東京海洋大学 安田 明生

わが国の宇宙活動の推進のために
東海大学 久保田 弘敏

災害監視衛星システム構想について ――― TSUNAMIなどの予測/危機回避
三菱電機㈱ 原田 耕造

わが国の地球観測衛星の利用と今後の発展について
NEC東芝スペースシステム㈱ 成松 義人

国家戦略に基づく宇宙産業育成に向けて
伊藤忠商事 航空宇宙戦略事業室長
㈱ワールドスペクトラム 代表取締役社長
高橋 秀人
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宇宙関連情報: 中国の衛星攻撃テスト

2008-11-22 06:03:32 | 北海道衛星
中国の衛星攻撃テスト: 米国の宇宙での軌道マヌーバ自由への挑戦のはじまり?

China’s Anti-Satellite Test: A Precursor to Challenge U.S. Freedom to Maneuver in Space?
Mahler, Fredrick W; Jun 13, 2008; 131 pp.; In English Report No.(s): AD-A483025; No Copyright; Avail.: Defense Technical Information Center (DTIC) On January 11, 2007, the People’s Republic of China (PRC) launched a direct-ascent anti-satellite (ASAT) weapon and destroyed one of their satellites. Uncovering Chinese motivations for this action has been problematic because the Chinese government has given virtually no explanation for this act. China seems to be actively attempting to challenge other nations’
freedom to maneuver in space. Thus, the central research question of this thesis is as follows: Is the motivation behind current Chinese efforts in its ASAT program to challenge U.S. freedom of maneuver in space? China is not without precedent.
From the 1960s to the late 1980s both the USA and the Soviet Union conducted extensive ASAT testing in the development and deployment of ASAT weapons as part of their military space programs. In the case of the USSR, ASAT weapons were extensively tested and deployed, but their relatively low success rate and marginal military value led the Soviet government to abandon the program in favor of arms control negotiations. In the case of the USA, ASAT was another component to ensure national security of all space assets. The USSR study illustrates the inherent political instability of pursuing space weapons, while the U.S. study illustrates the political desire to remain weapon-free in space, but retain the right to defend space assets with force if necessary. China, with its notion of active defense and deterrence doctrine, would seem to align closely with the USA in ASAT employment, and not challenge U.S. freedom of maneuver in space per se, but ensure its own freedom of maneuver in space as it continues to grow a dependence on space assets in the future. DTIC Ascent; China; Missiles; Space Weapons; U.S.S.R.; United States

http://www.space-library.com/081111MS.pdf


宇宙関連情報: きぼう利用フォーラム東京講演会2008

2008-11-21 11:51:02 | 北海道衛星
きぼう利用フォーラム東京講演会2008 開催について
http://www.jaxa.jp/press/2008/11/20081121_kiboforum_j.html

 2008年、「きぼう」日本実験棟が国際宇宙ステーションに取り付けられ、皆
様に本格的に宇宙をご利用いただける時代が到来しました。宇宙航空研究開発
機構(JAXA)では、さまざまな発想や経験・技術をお持ちの皆様や、「きぼう」
の利用に関心をお持ちの皆様の交流の場として、「きぼう」利用フォーラムを
創設しました※。
 新たに「きぼう」利用のアイデアを考えていただくきっかけ作りとして、ま
た現在「きぼう」利用に向けて活動されている方々をご紹介する機会として、
「きぼう利用フォーラム 東京講演会2008」を開催いたします。宇宙に人がい
るからこそできることはいろいろあります。日本初の恒久的有人宇宙施設「き
ぼう」の利用の可能性を知りたい方、考えてみたい方のご来場をお待ちしてい
ます。



1. 開催概要
日   時:平成20年12月16日(火) 16:00開演
場   所:東京国際フォーラム ホールD7
      (東京都千代田区丸の内三丁目5番1号)
入 場 料:無料 (交流会は2,000円 当日払い)
定   員:講演会:先着150名
      交流会:先着 50名
プログラム:別紙1をご覧ください

2. 申し込み方法
インターネットまたはFAXでお申し込みください。
締 切 り:平成20年12月10日(水) 17:00(必着)

■インターネットによる申し込み:
https://ssl.tksc.jaxa.jp/kiboforum/event/にアクセスの上、申込みフォームに必要事項をご記入の上、送信して下さい。

■FAXによる申し込み:
別紙2の参加申込書に必要事項をご記入の上、下記の宛先に送付して下さい。
宛先:03-3827-1995  「きぼう利用フォーラム事務局」

※きぼう利用フォーラムウェブサイト:http://kiboforum.jaxa.jp/

*ご応募いただく個人情報に関しては今回の講演会のみに使用させていただき
 ます。
*お申し込み後、受付完了通知書を送付いたします。(メールまたはFAX)
 受付完了通知書は当日の講演会受付に必ずお持ちください。
 万一、申し込み後7日以内に連絡がない場合はお手数ですがご連絡お願いい
 たします。
*問い合わせ先:きぼう利用フォーラム事務局
        TEL:03-5815-2658、E-mail:kibo-promotion@jaxa.jp
*次回講演会は来年3月12日(木)に京都での開催を予定しております。


別紙1:きぼう利用フォーラム東京講演会2008 プログラム内容
http://www.jaxa.jp/press/2008/11/20081121_kiboforum_j.html#at1
別紙2:参加申込書
http://www.jaxa.jp/press/2008/11/20081121_kiboforum.pdf
出典: JAXAプレスリリース

宇宙関連情報: ナイジェリアの通信衛星が「電池切れ」

2008-11-21 00:26:10 | 北海道衛星
2008-11-14 ナイジェリアの通信衛星が「電池切れ」

ナイジェリア政府は12日、総額3億4000万ドル(約322億円)を投じた通信衛星「NIGCOMSAT-1」の電池が切れたことを明らかにした。現地各紙は、通信衛星が軌道から外れて行方不明になったと報じていた。

 この衛星は、通信や放送、大容量のマルチメディア事業の発展に向こう15年は貢献が期待できるものとして、昨年5月に中国から打ち上げられた。

 同国の科学技術相によると、アブジャと中国にある地上局の技術者は、衛星の太陽電池が充電されておらず、このまま修繕せずに放置すると、ほかの衛星に衝突する恐れがあると指摘している。

 同相は記者団に対し「(解決のための)選択肢を検討し、われわれが決定した最良の方法は、駐車するように衛星をその場に止めておくことだ」と説明。「衛星を止めておかず、すべてのパワーを使い切ってしまうと、移動させるためのエネルギーさえもなくなる。(放置すれば)危険な状態となり、回転し続けることで、軌道上でほかの衛星にぶつかることになる」と述べた。

 同衛星には保険がかけられており、修繕できなければ新しいものに取り換えるとしている。(ロイター)

http://www.spaceref.co.jp/news/5Fri/2008_11_14sat.html

宇宙関連情報: フェニックスの火星探査が終了

2008-11-20 06:33:39 | 北海道衛星
フェニックスの火星探査が終了 「音」とらえる試み断念2008年11月11日18時42分

【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)は10日、5月末に火星の北極付近に軟着陸し、地表近くに氷を発見するなどの成果を上げた無人探査機フェニックスが探査活動を終える、と発表した。火星の北半球の冬が近づいて日照時間が減り、太陽電池による十分な発電が難しくなった。次の春に起動を試みても、動く可能性は低いとみられている。

 探査期間は3カ月の予定だったが延長されていた。搭載されていたマイクロホンの起動にも失敗、火星の「音」をとらえる試みを断念したことも明らかにされた。